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公開番号2025173765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079512
出願日2024-05-15
発明の名称ヘッドレスト及び作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60N 2/803 20180101AFI20251120BHJP(車両一般)
要約【課題】ユーザーの後頭部を好適に保護できると共に製造コストを抑えやすいヘッドレスト及び作業車を提供する。
【解決手段】ユーザーの後頭部に当接するクッション部11を備え、クッション部11の内部に空洞部が形成されており、クッション部11のうち、ユーザーの後頭部に対向する面である対向面12の中央部に、ユーザーの後頭部へ向かって膨出する膨出部15が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーの後頭部に当接するクッション部を備え、
前記クッション部の内部に空洞部が形成されており、
前記クッション部のうち、前記ユーザーの後頭部に対向する面である対向面の中央部に、前記ユーザーの後頭部へ向かって膨出する膨出部が形成されているヘッドレスト。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記対向面に、少なくとも一つの凹部が形成されており、
前記凹部は、前記ユーザーの後頭部から離れる方向へ凹入すると共に、前記膨出部に隣接している請求項1に記載のヘッドレスト。
【請求項3】
前記クッション部のうち前記対向面とは反対側の面である背面に当接すると共に、前記クッション部を支持する支持部材と、
前記クッション部を貫通すると共に、前記クッション部を前記支持部材に固定する固定具と、を備え、
前記固定具は、前記凹部に取り付けられている請求項2に記載のヘッドレスト。
【請求項4】
前記背面に、前記ユーザーの後頭部から離れる方向へ突出する突出部が形成されており、
前記突出部に、前記空洞部に連通する孔部が形成されており、
前記支持部材は、前記孔部を塞ぐ状態で、前記突出部に当接している請求項3に記載のヘッドレスト。
【請求項5】
請求項1から4の何れか一項に記載のヘッドレストを備える作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドレスト及び作業車に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、作業車のヘッドレストが記載されている。このヘッドレストは、作業車の運転部に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-94130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、ヘッドレストの構造について詳述されていない。ここで、例えば、特許文献1に記載のヘッドレストにおいて、ウレタンフォームをPVC(Poly vinyl chloride)膜で包むと共に、後面に支えとして配向性ストランドボード等の板材が設けられた構成が考えられる。このような構成によれば、ユーザーの後頭部がヘッドレストに当接した場合、ウレタンフォームによって衝撃を吸収することができる。これにより、ユーザーの後頭部を保護することができる。
【0005】
しかしながら、このような構成においては、ヘッドレストにおける部材点数(ヘッドレストを構成する部材の種類数)が比較的多くなりがちである。その結果、製造コストが増大しがちである。
【0006】
本発明の目的は、ユーザーの後頭部を好適に保護できると共に製造コストを抑えやすいヘッドレスト及び作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るヘッドレストの特徴は、ユーザーの後頭部に当接するクッション部を備え、前記クッション部の内部に空洞部が形成されており、前記クッション部のうち、前記ユーザーの後頭部に対向する面である対向面の中央部に、前記ユーザーの後頭部へ向かって膨出する膨出部が形成されていることにある。
【0008】
本構成によれば、空洞部における空気によって、クッション部が適度なクッション性を有するものになりやすい。また、ユーザーの後頭部がヘッドレストに当接した場合、後頭部は、膨出部に当接することとなる。これにより、例えば、対向面の中央部がユーザーの後頭部から離れる方向へ凹入している場合に比べて、ユーザーの後頭部がヘッドレストに当接した際にユーザーが後頭部に痛みを感じる事態を回避しやすい。従って、本構成によれば、ユーザーの後頭部を好適に保護できる。
【0009】
また、本構成によれば、例えば、ウレタンフォームをPVC膜で包むと共に、後面に支えとして配向性ストランドボード等の板材が設けられた構成に比べて、ヘッドレストにおける部材点数が少なくなりやすい。その結果、製造コストを抑えやすい。
【0010】
以上のことから、本構成によれば、ユーザーの後頭部を好適に保護できると共に製造コストを抑えやすいヘッドレストを実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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