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公開番号
2025173584
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024079174
出願日
2024-05-15
発明の名称
コネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01R
13/516 20060101AFI20251120BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コネクタ嵌合時に寸法公差を吸収して雄端子と雌端子とを接続する。
【解決手段】本開示のコネクタ10は、前方に開口する嵌合凹部25が複数形成された雄ハウジング21と、嵌合凹部25内に突出する雄端子Mと、複数の嵌合凹部25内にそれぞれ挿入される複数のサブハウジングと、雄ハウジング21と嵌合可能に構成され、サブハウジングが保持される雌フレーム40と、雄端子Mと接続可能に構成され、サブハウジング内に収容された雌端子Fと、を備え、サブハウジングは、雄ハウジング21と雌フレーム40の嵌合時に嵌合凹部25の内壁によって案内されながら嵌合凹部25内に挿入され、雌端子Fは、サブハウジングが嵌合凹部25内に挿入されることで雄端子Mと接続され、雌フレーム40は、サブハウジングを片持ち状に保持する保持壁41を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
前方に開口する嵌合凹部が複数形成された雄ハウジングと、
前記嵌合凹部内に突出する雄端子と、
複数の前記嵌合凹部内にそれぞれ挿入される複数のサブハウジングと、
前記雄ハウジングと嵌合可能に構成され、前記サブハウジングが保持される雌フレームと、
前記雄端子と接続可能に構成され、前記サブハウジング内に収容された雌端子と、を備え、
前記サブハウジングは、前記雄ハウジングと前記雌フレームの嵌合時に前記嵌合凹部の内壁によって案内されながら前記嵌合凹部内に挿入され、
前記雌端子は、前記サブハウジングが前記嵌合凹部内に挿入されることで前記雄端子と接続され、
前記雌フレームは、前記サブハウジングを片持ち状に保持する保持壁を有する、コネクタ。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
隣り合う前記嵌合凹部の間には、これらを隔離する隔壁が形成されており、
前記隔壁は嵌合方向にのびる形態をなし、前記嵌合凹部の前端までのびている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記雌フレームは、複数の前記サブハウジングを内部に収容する外周壁を有し、
前記雄ハウジングは、前記外周壁内に嵌合する内周壁を有し、
前記隔壁は、前記内周壁に連結されている、請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
多極コネクタとして特開平2-306559号公報(下記特許文献1)に記載の電気コネクタが知られている。この電気コネクタは、雌端子を装着した雄コネクタと、雄端子を装着した雌コネクタと、両コネクタの嵌合および電気的接続を完成させるプッシュレバーと、を備える。雄コネクタを雌コネクタに嵌合した状態では、雌端子と雄端子が未だ接触しておらず、嵌合する際の挿入力が低減されている。この後、両コネクタのカム穴にプッシュレバーを押し込むと、プッシュレバーの一部がカム穴の内壁に摺接することで雄コネクタが嵌合方向と直交する方向にスライドする。これにより、雄端子と雌端子が接触し、電気的に接続されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-306559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、電気コネクタの多極化が進むと、その分電気コネクタが大型化し、寸法公差の影響を受けやすくなるため、公差ずれによって特に対角に位置する一対の雄端子が対応する一対の雌端子に対して接続しにくくなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、前方に開口する嵌合凹部が複数形成された雄ハウジングと、前記嵌合凹部内に突出する雄端子と、複数の前記嵌合凹部内にそれぞれ挿入される複数のサブハウジングと、前記雄ハウジングと嵌合可能に構成され、前記サブハウジングが保持される雌フレームと、前記雄端子と接続可能に構成され、前記サブハウジング内に収容された雌端子と、を備え、前記サブハウジングは、前記雄ハウジングと前記雌フレームの嵌合時に前記嵌合凹部の内壁によって案内されながら前記嵌合凹部内に挿入され、前記雌端子は、前記サブハウジングが前記嵌合凹部内に挿入されることで前記雄端子と接続され、前記雌フレームは、前記サブハウジングを片持ち状に保持する保持壁を有する、コネクタである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、コネクタ嵌合時に寸法公差を吸収して雄端子と雌端子とを接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、レバーが初期位置にあるコネクタの平面図である。
図2は、レバーが完了位置にあるコネクタの平面図である。
図3は、コネクタの分解斜視図である。
図4は、第1サブコネクタが保持壁により片持ち状に保持される様子を示した断面図である。
図5は、第2サブコネクタが保持壁により片持ち状に保持される様子を示した断面図である。
図6は、レバーが初期位置にあるコネクタを嵌合方向に直交する方向に切断した断面図である。
図7は、レバーが初期位置にある第1サブコネクタを嵌合方向に平行な方向に切断した断面図である。
図8は、レバーが初期位置にある第2サブコネクタを嵌合方向に平行な方向に切断した断面図である。
図9は、レバーが完了位置にある第1サブコネクタを嵌合方向に平行な方向に切断した断面図である。
図10は、レバーが完了位置にある第2サブコネクタを嵌合方向に平行な方向に切断した断面図である。
図11は、第1サブコネクタと第2サブコネクタが対応する嵌合凹部内に挿入される様子を左斜め前方から見た斜視図である。
図12は、第1サブコネクタと第2サブコネクタが対応する嵌合凹部内に挿入される様子を右斜め前方から見た斜視図である。
図13は、雄コネクタの正面図である。
図14は、雄コネクタを右斜め前方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
[1]本開示のコネクタは、前方に開口する嵌合凹部が複数形成された雄ハウジングと、前記嵌合凹部内に突出する雄端子と、複数の前記嵌合凹部内にそれぞれ挿入される複数のサブハウジングと、前記雄ハウジングと嵌合可能に構成され、前記サブハウジングが保持される雌フレームと、前記雄端子と接続可能に構成され、前記サブハウジング内に収容された雌端子と、を備え、前記サブハウジングは、前記雄ハウジングと前記雌フレームの嵌合時に前記嵌合凹部の内壁によって案内されながら前記嵌合凹部内に挿入され、前記雌端子は、前記サブハウジングが前記嵌合凹部内に挿入されることで前記雄端子と接続され、前記雌フレームは、前記サブハウジングを片持ち状に保持する保持壁を有する。
【0009】
雄ハウジングと雌フレームを嵌合させると、複数のサブハウジングが複数の嵌合凹部内にそれぞれ挿入される。このとき、サブハウジングが保持壁によって片持ち状に保持されているため、雌フレームに対するサブハウジングの傾動を許容しつつ、サブハウジングを嵌合凹部の内壁によって案内しながら嵌合凹部内に挿入できる。したがって、コネクタ嵌合時に寸法公差を吸収して雄端子と雌端子とを接続することができる。
【0010】
[2][1]に記載のコネクタにおいて、隣り合う前記嵌合凹部の間には、これらを隔離する隔壁が形成されており、前記隔壁は嵌合方向にのびる形態をなし、前記嵌合凹部の前端までのびていることが好ましい。
サブハウジングが嵌合凹部の内壁によって案内される距離が嵌合方向に長くなるため、雌雄両ハウジング同士の嵌合を円滑に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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