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公開番号2025171951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2025025176
出願日2025-02-19
発明の名称ユーザインターフェースの電力消費の削減
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251113BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザインターフェースの電力消費を削減する。
【解決手段】車両内のユーザインターフェースの電力消費が削減される。車両内の少なくとも1人の乗員がコンテンツを消費していると判定される。コンテンツに関連付けられたコンテンツ識別子(ID)と、コンテンツを消費している少なくとも1人の乗員に関連付けられた識別子とが判定される。コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた少なくとも1人の乗員の状態が判定される。コンテンツを消費しなくなったと判定された少なくとも1人の乗員の状態に基づいて、コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた少なくとも1人の乗員のデバイスが省電力モードに設定される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザインターフェースの電力消費を削減するためにプロセッサによって実行される方法であって、
車両内の少なくとも1人の乗員がコンテンツを消費していると判定するステップと、
前記コンテンツに関連付けられたコンテンツ識別子(ID)と、前記コンテンツを消費している前記少なくとも1人の乗員に関連付けられた識別子とを判定するステップと、
前記コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた前記少なくとも1人の乗員の状態を判定するステップと、
前記コンテンツを消費しなくなったと判定された前記少なくとも1人の乗員の状態に基づいて、前記コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた前記少なくとも1人の乗員のデバイスを省電力モードに設定するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた前記少なくとも1人の乗員の状態を判定する前記ステップは、前記少なくとも1人の乗員の画像の画像認識を実施すること、又は前記少なくとも1人の乗員の少なくとも1つのウェアラブルデバイスから情報を獲得することの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記デバイスを前記省電力モードに設定する前記ステップは、前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスへの電力を削減すること、又は前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスへのコンテンツの供給を停止することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスを前記省電力モードに設定する前記ステップは、前記少なくとも1人の乗員に、前記デバイスを前記省電力モードに設定する許可を求めるメッセージを提供することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスを前記省電力モードに設定するステップは、
前記少なくとも1人の乗員から所定時間内に入力を受信しなかったことに応じて、前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスを前記省電力モードに設定することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項6】
前記デバイスが前記省電力モードに設定された時点で前記コンテンツに関連付けられた最終状態を判定するステップと、
前記少なくとも1人の乗員が前記コンテンツの消費を再開する準備ができているかどうかを判定するステップと、
前記コンテンツに関連付けられた前記コンテンツ識別子(ID)、前記コンテンツの消費を再開する準備ができている前記少なくとも1人の乗員に関連付けられた前記識別子、及び前記コンテンツに関連付けられた前記最終状態を読み出すステップと、
前記少なくとも1人の乗員が前記コンテンツの消費を再開する準備ができているという前記判定に基づいて、前記最終状態に関連付けられた時間から前記少なくとも1人の乗員への前記コンテンツの供給を再開するステップと、
をさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項7】
前記コンテンツの供給を再開する前記ステップは、前記コンテンツを消費しなくなったと判定された前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスが前記省電力モードに設定された時点の前記コンテンツに関連付けられたタイムスタンプ、スクロール位置又は状態関数のうちの少なくとも1つを判定することを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
ユーザインターフェースの電力消費を削減するための装置であって、
コンピュータ可読命令を格納するメモリと、
前記メモリに接続されたプロセッサであって、前記コンピュータ可読命令を実行して、
車両内の少なくとも1人の乗員がコンテンツを消費していると判定し、
前記コンテンツに関連付けられたコンテンツ識別子(ID)と、前記コンテンツを消費している前記少なくとも1人の乗員に関連付けられた識別子とを判定し、
前記コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた前記少なくとも1人の乗員の状態を判定し、
前記コンテンツを消費しなくなったと判定された前記少なくとも1人の乗員の状態に基づいて、前記コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた前記少なくとも1人の乗員のデバイスを省電力モードに設定するための動作を実施するように構成されるプロセッサと、
を具備する、装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記少なくとも1人の乗員の画像の画像認識を実施すること、又は前記少なくとも1人の乗員の少なくとも1つのウェアラブルデバイスから情報を獲得することの少なくとも一方によって、前記コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた前記少なくとも1人の乗員の状態を判定するようにさらに構成される、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスへの電力を削減すること、又は前記少なくとも1人の乗員の前記デバイスへのコンテンツの供給を停止することによって前記デバイスを前記省電力モードに設定するようにさらに構成される、請求項8又は9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、ユーザインターフェースの電力消費を削減することに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両内での音声コンテンツ及び/又は動画コンテンツの提示は、多くの移動体験でよくみられるものになっている。例えば、車両の運転者が運転中に音声コンテンツ(例えば、音楽及び/又は音声テキスト)を聞くことがよくあり、乗客が目的地に到着するまで車両内で動画を見ることがよくある。追加のコンテンツには、Webブラウジング、ストリーミングコンテンツなどが含まれる。車載インフォテインメント(IVI)システム(単にインフォテインメントシステムとも呼ばれる)などのモバイルデバイス又は他のメディア再生デバイスを使用すると、コンテンツにアクセスすることができる。
【0003】
車両内の乗員ごとにコンテンツをディスプレイに表示することができる。乗員がコンテンツの消費を停止することができる。例えば、乗員が眠りに落ちていることに応じて、乗員はコンテンツの消費を停止すると判定される。しかし、乗員の意図に関わらずコンテンツの再生が継続されることで、車両の電力消費が増大する可能性がある。
【発明の概要】
【0004】
少なくとも実施形態では、ユーザインターフェースの電力消費を削減する方法は、車両内の少なくとも1人の乗員がコンテンツを消費していると判定するステップと、コンテンツに関連付けられたコンテンツ識別子(ID)と、コンテンツを消費している少なくとも1人の乗員に関連付けられた識別子とを判定するステップと、コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた少なくとも1人の乗員の状態を判定するステップと、コンテンツを消費しなくなったと判定された少なくとも1人の乗員の状態に基づいて、コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた少なくとも1人の乗員のデバイスを省電力モードに設定するステップとを含む。
【0005】
少なくとも1つの実施形態では、ユーザインターフェースの電力消費を削減するための装置が、コンピュータ可読命令を格納するメモリと、メモリに接続されたプロセッサとを備える。プロセッサは、コンピュータ可読命令を実行して、車両内の少なくとも1人の乗員がコンテンツを消費していると判定し、コンテンツに関連付けられたコンテンツ識別子(ID)と、コンテンツを消費している少なくとも1人の乗員に関連付けられた識別子とを判定し、コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた少なくとも1人の乗員の状態を判定し、コンテンツを消費しなくなったと判定された少なくとも1人の乗員の状態に基づいて、コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた少なくとも1人の乗員のデバイスを省電力モードに設定するための動作を実施するように構成される。
【0006】
少なくとも1つの実施形態では、コンピュータ可読命令が格納された非一時的なコンピュータ可読媒体では、コンピュータ可読命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、車両内の少なくとも1人の乗員がコンテンツを消費していると判定し、コンテンツに関連付けられたコンテンツ識別子(ID)と、コンテンツを消費している少なくとも1人の乗員に関連付けられた識別子とを判定し、前記コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた前記少なくとも1人の乗員の状態を判定し、コンテンツを消費しなくなったと判定された少なくとも1人の乗員の状態に基づいて、コンテンツを消費しなくなったことに関連付けられた少なくとも1人の乗員のデバイスを省電力モードに設定する動作を実施させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、少なくとも1つの実施形態による車両のコックピットを示す。
図2は、少なくとも1つの実施形態による車両の内部図である。
図3は、少なくとも1つの実施形態によるシステムアーキテクチャである。
図4は、少なくとも1つの実施形態によるユーザインターフェースの電力消費を削減する方法のフローチャートである。
図5は、少なくとも1つの実施形態によるプロセッサベースのシステムの高レベル機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の特定の例示的な実施形態の特徴、態様及び利点を、添付の図面を参照して以下に説明する。添付の図面では、類似の参照番号が類似の要素を示す。
【0009】
以下の例示的な実施形態の詳細な説明は、添付の図面を参照する。前述の開示は、例示及び説明を提供するが、網羅的であることを意図するものでも、開示した正確な形態に実装例を限定することを意図するものでもない。上記の開示に照らして修正及び変更が可能であり又は実装例の実践から獲得されうる。さらに、1つの実施形態の1つ又は複数の特徴又は構成要素を、別の実施形態(又は別の実施形態の1つ又は複数の特徴)に組み込み又は組み合わせることができる。さらに、以下に示すフローチャート及び動作の説明では、1つ又は複数の動作を省略し、1つ又は複数の動作を追加し、1つ又は複数の動作を同時に(少なくとも部分的に)実施し、1つ又は複数の動作の順序を入れ替えることを、このような修正が本発明の範囲に影響を及ぼさない限り、実施し得ることが理解される。
【0010】
本明細書で説明するシステム及び/又は方法を、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせのさまざまな形態で実装し得ることは明らかであろう。このようなシステム及び/又は方法を実装するために使用された実際の特殊な制御ハードウェア又はソフトウェアコードは、実装例を限定するものではない。このため、システム及び/又は方法の動作及び挙動は、特定のソフトウェアコードを参照せずに本明細書では説明した。ソフトウェア及びハードウェアを、本明細書での説明に基づいてシステム及び/又は方法を実装するように設計し得ることが理解される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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