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公開番号
2025170251
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-18
出願番号
2025124777,2021570775
出願日
2025-07-25,2020-05-29
発明の名称
質量分析による抗うつ剤の定量
出願人
クエスト ダイアグノスティックス インヴェストメンツ エルエルシー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
27/62 20210101AFI20251111BHJP(測定;試験)
要約
【課題】試料中の抗うつ剤及び/又は抗うつ剤代謝物の量を検出する又は決定する方法を提供する。
【解決手段】質量分析により検出できる1つ又は複数のイオンを生成するのに適する条件下で、試料をイオン化にかけるステップと、質量分析により1つ又は複数のイオンの量を決定するステップと、1つ又は複数のイオンの量を用いて、試料中の抗うつ剤又は抗うつ剤代謝物の量を決定するステップとを含む
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
質量分析により試料中の1種又は複数の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物の量を検出する又
は決定する方法であって、
a.質量分析により検出できる1つ又は複数のイオンを生成するのに適する条件下で、
試料をイオン化にかけるステップと、
b.質量分析により1つ又は複数のイオンの量を決定するステップと、
c.ステップ(b)で決定される1つ又は複数のイオンの量を用いて、試料中の抗うつ
剤又は抗うつ剤代謝物の量を決定するステップと
を含む、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記1種又は複数の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物が、選択的セロトニン再取り込み阻害
剤、セロトニン及びノルエピネフリン再取り込み阻害剤、ノルエピネフリン及びドーパミ
ン再取り込み阻害剤、三環系抗うつ剤、鎮静剤、並びに抗うつ剤代謝物代謝物を含む、請
求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記1種又は複数の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物が、フルオキセチン、パロキセチン、
セルトラリン、シタロプラム、エスシタロプラム、フルボキサミン、ビラゾドン、デュロ
キセチン、ベンラファキシン、デスメチルベンラファキシン、ヒドロキシブプロピオン、
イミプラミン、ノルトリプチリン、アミトリプチリン、ドキセピン、トリミプラミン、デ
シプラミン、プロトリプチリン、アモキサピン、クロミプラミン、マプロチリン、トラゾ
ドン、ミルタザピン、ボルチオキセチン、デスメチルシタロプラム、デスメチルクロミプ
ラミン、デスメチルドキセピン、ノルフルオキセチン、ノルフルボキサミン、ノルセルト
ラリン、及び1,3-クロルフェニルピペラジンからなる群から選択される、請求項1に
記載の方法。
【請求項4】
10種以上の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物の量を同時に検出する又は決定するステップ
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
20種以上の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物の量を同時に検出する又は決定するステップ
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
30種の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物の量を同時に検出する又は決定するステップを含
む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
1つ又は複数の内部標準を添加する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
1つ又は複数の内部標準が、重水素化された内部標準を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
重水素化された内部標準が、1,3-クロルフェニルピペラジン-D8、ヒドロキシブ
プロピオン-D6、デスメチル-ベンラファキシン-D6、デスメチルシタロプラム-D
3、トリミプラミン-D3、アミトリプチリン-D3、ノルトリプチリン-D3、パロキ
セチン-D6、プロトリプチリン-D3、シタロプラム-D6、ベンラファキシン-D6
、イミプラミン-D3、トラゾドン-D6、ビラゾドン-D4、及びボルチオキセチン-
D8からなる群から選択される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
試料が生物学的試料を含む、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連特許出願の相互参照
本出願は、それぞれがその全体として参照により本明細書に組み込まれる、2019年
5月13日に出願の米国仮出願第62/855,863号の利益を主張するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ベースライン試験は、患者が1種又は複数の抗うつ薬を使用しているか否かを、治療前
に臨床医が決定するのを助けるのに有用である。服薬コンプライアンスを確実にし、意図
しない多種薬物使用を避けるため、抗うつ剤を処方される患者をモニターすることは大変
重要である。選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)などのいくつかの抗うつ剤
は、有害な副作用を有する可能性があり、同じクラス内の薬物と混合されるべきでない。
抗うつ剤及び代謝物の正確な試験が必要である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一態様において、質量分析による抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物の検出及び定量の方法が
本明細書で提供される。
【0004】
質量分析により試料中の抗うつ剤及び/又は抗うつ剤代謝物の存在又は量を検出する方
法が本明細書で提供される。方法は、質量分析により検出できる1つ又は複数のイオンを
生成するのに適する条件下で、試料をイオン化にかけるステップと、質量分析により1つ
又は複数のイオンの量を決定するステップと、1つ又は複数のイオンの量を用いて、試料
中の抗うつ剤及び/又は抗うつ剤代謝物の存在又は量を決定するステップとを含む。
【0005】
いくつかの実施形態において、質量分析はタンデム質量分析を含む。これらの実施形態
において、方法は、a)前駆イオンを生成するのに適する条件下で、試料をイオン化する
ステップと、b)前駆イオンをフラグメント化して1つ又は複数のフラグメントイオンを
生成するステップと、c)ステップa)及びb)で生成される1つ又は複数のイオンの量
を決定するステップと、d)ステップc)で決定される1つ又は複数のイオンの量を用い
て、試料中の抗うつ剤及び代謝物の存在又は量を決定するステップとを含む。
【0006】
いくつかの実施形態において、選択的セロトニン再取り込み阻害剤、セロトニン及びノ
ルエピネフリン再取り込み阻害剤、ノルエピネフリン及びドーパミン再取り込み阻害剤、
三環系抗うつ剤、鎮静剤、並びに/又は抗うつ剤代謝物代謝物を含む、1種又は複数の抗
うつ剤及び抗うつ剤代謝物の量を検出する又は決定する方法が本明細書で提供される。
【0007】
いくつかの実施形態において、フルオキセチン、パロキセチン、セルトラリン、シタロ
プラム、エスシタロプラム、フルボキサミン、ビラゾドン、デュロキセチン、ベンラファ
キシン、デスメチルベンラファキシン、ヒドロキシブプロピオン、イミプラミン、ノルト
リプチリン、アミトリプチリン、ドキセピン、トリミプラミン、デシプラミン、プロトリ
プチリン、アモキサピン、クロミプラミン、マプロチリン、トラゾドン、ミルタザピン、
ボルチオキセチン、デスメチルシタロプラム、デスメチルクロミプラミン、デスメチルド
キセピン、ノルフルオキセチン、ノルフルボキサミン、ノルセルトラリン、及び1,3-
クロルフェニルピペラジンからなる群から選択される、1種又は複数の抗うつ剤及び抗う
つ剤代謝物の量を検出する又は決定する方法が本明細書で提供される。
【0008】
いくつかの実施形態において、1つ又は複数の選択的セロトニン再取り込み阻害剤(フ
ルオキセチン、パロキセチン、セルトラリン、シタロプラム、エスシタロプラム、フルボ
キサミン、ビラゾドン)、セロトニン及びノルエピネフリン再取り込み阻害剤(デュロキ
セチン、ベンラファキシン、デスメチルベンラファキシン)、ノルエピネフリン及びドー
パミン再取り込み阻害剤(ヒドロキシブプロピオン)、三環系抗うつ剤(イミプラミン、
ノルトリプチリン、アミトリプチリン、ドキセピン、トリミプラミン、デシプラミン、プ
ロトリプチリン、アモキサピン、クロミプラミン、マプロチリン)の量を検出する又は決
定する方法が本明細書で提供される。このアッセイで用いられる他の抗うつ剤は鎮静剤と
しても機能し、トラゾドン、ミルタザピン及びボルチオキセチンである。試験した代謝物
は、デスメチルシタロプラム、デスメチルクロミプラミン、デスメチルドキセピン、ノル
フルオキセチン、ノルフルボキサミン、ノルセルトラリン、及び1,3-クロルフェニル
ピペラジンであった。
【0009】
いくつかの実施形態において、10種以上の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物の量を同時に
検出する又は決定する方法が本明細書で提供される。
【0010】
いくつかの実施形態において、20種以上の抗うつ剤及び抗うつ剤代謝物の量を同時に
検出する又は決定する方法が本明細書で提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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