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公開番号
2025168027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024073120
出願日
2024-04-26
発明の名称
後方車両接近通知装置及び後方車両接近通知装置の通知方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20251030BHJP(信号)
要約
【課題】後方車両の接近の通知によりドライバに煩わしさを感じさせることを抑制することができる、後方車両接近通知装置及び後方車両接近通知装置の通知方法を提供する。
【解決手段】後方車両接近通知装置は、ディスプレイ6と、ドライバに対してディスプレイ6とは異なる位置から音を出力するスピーカ10と、第一判定部81と、第二判定部82と、通知部83と、を備え、通知部83は、第一判定部81により後方車両11が自車両2に接近していると判定された場合、スピーカ10からの音出力を行わず、ディスプレイ6による後方車両接近表示A1を行うことで通知を行い、後方車両接近表示A1中に第二判定部82によりドライバがディスプレイ6を視認していないと判定された場合には、ディスプレイ6による後方車両接近表示A1を強調接近表示A2に変更する、又は、ディスプレイ6による後方車両接近表示A1に加えてスピーカ10からの音出力を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
自車両に搭載され、前記自車両の後方を撮像画像として撮像する後方カメラと、
前記自車両のドライバの顔画像を撮像するドライバモニタカメラと、
前記ドライバに対して前記撮像画像を表示するディスプレイと、
前記ドライバに対して前記ディスプレイとは異なる位置から音を出力するスピーカと、
前記自車両の後方を走行する後方車両が前記自車両に接近しているか否かを判定する第一判定部と、
前記ドライバモニタカメラの撮像した前記顔画像に基づき、前記ドライバが前記ディスプレイを視認しているか否かを判定する第二判定部と、
前記第一判定部により前記後方車両が前記自車両に接近していると判定された場合に、前記後方車両の接近を前記ドライバに対して通知する通知部と、
を備え、
前記通知部は、前記第一判定部により前記後方車両が前記自車両に接近していると判定された場合、前記スピーカからの音出力を行わず、前記ディスプレイによる後方車両接近表示を行うことで前記通知を行い、
前記ディスプレイによる後方車両接近表示中に、前記第二判定部により前記ドライバが前記ディスプレイを視認していると判定された場合、前記ディスプレイによる前記後方車両接近表示を継続し、
前記ディスプレイによる後方車両接近表示中に、前記第二判定部により前記ドライバが前記ディスプレイを視認していないと判定された場合には、前記ディスプレイによる前記後方車両接近表示を強調接近表示に変更する、又は、前記ディスプレイによる前記後方車両接近表示に加えて前記スピーカからの音出力を行う、後方車両接近通知装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ディスプレイは、本体部と前記本体部を囲う外周部と、を有し、
前記後方車両接近表示として前記外周部の点灯が行われ、
前記強調接近表示として、前記外周部の点滅が行われる、請求項1に記載の後方車両接近通知装置。
【請求項3】
前記通知部は、前記ディスプレイによる後方車両接近表示中に、前記第二判定部により前記ドライバが前記ディスプレイを視認していないと判定された場合には、前記ディスプレイによる前記後方車両接近表示を前記強調接近表示に変更すると共に前記スピーカからの音出力を行う、
、請求項1又は2に記載の後方車両接近通知装置。
【請求項4】
自車両に搭載され、前記自車両の後方を撮像画像として撮像する後方カメラと、前記自車両のドライバの顔画像を撮像するドライバモニタカメラと、前記ドライバに対して前記撮像画像を表示するディスプレイと、前記ドライバに対して前記ディスプレイとは異なる位置から音を出力するスピーカと、を備える後方車両接近通知装置の通知方法であって、
前記後方車両が前記自車両に接近しているか否かを判定する第一判定ステップと、
前記自車両の後方を走行する後方車両が前記自車両に接近している場合に、前記ドライバモニタカメラの撮像した前記顔画像に基づき、前記ドライバが前記ディスプレイを視認しているか否かを判定する第二判定ステップと、
前記第一判定ステップにより前記後方車両が前記自車両に接近していると判定された場合に、前記後方車両の接近を前記ドライバに対して通知する通知ステップと、
を含み、
前記通知ステップにおいて、前記第一判定ステップにより前記後方車両が前記自車両に接近していると判定された場合、前記スピーカからの音出力を行わず、前記ディスプレイによる後方車両接近表示を行うことで前記通知を行い、
前記ディスプレイによる後方車両接近表示中に、前記第二判定ステップにより前記ドライバが前記ディスプレイを視認していると判定された場合、前記ディスプレイによる前記後方車両接近表示を継続し、
前記ディスプレイによる後方車両接近表示中に、前記第二判定ステップにより前記ドライバが前記ディスプレイを視認していないと判定された場合には、前記ディスプレイによる前記後方車両接近表示を強調接近表示に変更する、又は、前記ディスプレイによる前記後方車両接近表示に加えて前記スピーカからの音出力を行う、後方車両接近通知装置の通知方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、後方車両接近通知装置及び後方車両接近通知装置の通知方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、運転席前方のインストルメントパネルに設置され、コンテンツを運転者に視認させるための表示器を備える、車両用表示システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-104605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両の後方から後方車両が接近していることを車両のドライバに通知する後方車両接近通知装置が知られている。この装置では、後方車両が接近した場合に、車内の電子インナーミラーディスプレイに警告表示が行われると共にダッシュボードのメータから警告音が発せられるときがある。しかしながら、この装置では、警告音が出力された際にドライバがメータを確認してから電子インナーミラーディスプレイを見る必要があるため、ドライバにとって視線を移動させる手間が発生する。このことがドライバに煩わしさを感じさせるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る後方車両接近通知装置は、自車両に搭載され、自車両の後方を撮像画像として撮像する後方カメラと、自車両のドライバの顔画像を撮像するドライバモニタカメラと、ドライバに対して撮像画像を表示するディスプレイと、ドライバに対してディスプレイとは異なる位置から音を出力するスピーカと、自車両の後方を走行する後方車両が自車両に接近しているか否かを判定する第一判定部と、ドライバモニタカメラの撮像した顔画像に基づき、ドライバがディスプレイを視認しているか否かを判定する第二判定部と、第一判定部により後方車両が自車両に接近していると判定された場合に、後方車両の接近をドライバに対して通知する通知部と、を備え、通知部は、第一判定部により後方車両が自車両に接近していると判定された場合、スピーカからの音出力を行わず、ディスプレイによる後方車両接近表示を行うことで通知を行い、ディスプレイによる後方車両接近表示中に、第二判定部によりドライバがディスプレイを視認していると判定された場合、ディスプレイによる後方車両接近表示を継続し、ディスプレイによる後方車両接近表示中に、第二判定部によりドライバがディスプレイを視認していないと判定された場合には、ディスプレイによる後方車両接近表示を強調接近表示に変更する、又は、ディスプレイによる後方車両接近表示に加えてスピーカからの音出力を行う。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、後方車両の接近の通知によりドライバに煩わしさを感じさせることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る後方車両接近通知装置を示すブロック図である。
図2(a)は、電子インナーミラーディスプレイにおける後方車両接近表示の一例を示す図である。図2(b)は、電子インナーミラーディスプレイにおける強調接近表示の一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る後方車両接近通知装置の通知方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る後方車両接近通知装置を示すブロック図である。図1において、本実施形態の後方車両接近通知装置1は、自車両2に搭載されている。後方車両接近通知装置1は、後方カメラ3と、レーダセンサ4と、ドライバモニタカメラ5と、ディスプレイ6と、メータ表示部7と、ECU8とを備えている。
【0010】
後方カメラ3は、自車両2の後方を撮像画像として撮像する。後方カメラ3は、自車両2の後側に配置される。後方カメラ3は、自車両2の後ろのナンバープレート上部に配置されてもよく、自車両2のリアバンパー中央付近に配置されてもよく、リアガラス上部に内側から取り付けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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