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公開番号
2025176754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083030
出願日
2024-05-22
発明の名称
運転技能評価装置及び車両
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人太田特許事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20251128BHJP(信号)
要約
【課題】視界不良の属性に応じて、車両のドライバの運転技能を適切に評価する技術を提供する。
【解決手段】車両のドライバの運転技能を評価する運転技能評価装置は、一つ又は複数のプロセッサと、一つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された一つ又は複数のメモリと、を備え、一つ又は複数のプロセッサは、視界不良を検出した場合、検出した視界不良の属性を決定し、決定した属性に応じて、運転技能の評価条件を変更する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドライバの運転技能を評価する運転技能評価装置であって、
一つ又は複数のプロセッサと、前記一つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された一つ又は複数のメモリと、を備え、
前記一つ又は複数のプロセッサは、
視界不良を検出した場合、検出した前記視界不良の属性を決定し、
決定した前記属性に応じて、前記運転技能の評価条件を変更する、
運転技能評価装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記属性は、継続時間が第1の継続時間以上となる視界不良を示す第1の属性を含み、
前記一つ又は複数のプロセッサは、
前記属性が前記第1の属性であると決定された場合、前記視界不良が検出されてから所定時間内の前記車両の駆動力を低減するための操作を、前記ドライバが取るべき措置として設定することにより、前記第1の属性に応じて前記評価条件を変更する、
請求項1に記載の運転技能評価装置。
【請求項3】
前記属性は、継続時間が第2の継続時間未満となる視界不良を示す第2の属性を含み、
前記一つ又は複数のプロセッサは、
前記属性が前記第2の属性であると決定された場合、前記視界不良が検出されてから所定時間内の前記車両に対する急操作を、前記ドライバが取るべき措置として設定することにより、前記第2の属性に応じて前記評価条件を変更する、
請求項1に記載の運転技能評価装置。
【請求項4】
前記属性は、前記ドライバにより解消可能な視界不良を示す第3の属性を含み、
前記一つ又は複数のプロセッサは、
前記属性が前記第3の属性であると決定された場合、前記視界不良が検出されてから所定時間内の前記視界不良を解消するための前記車両に対する操作を、前記ドライバが取るべき措置として設定することにより、前記第3の属性に応じて前記評価条件を変更する、
請求項1に記載の運転技能評価装置。
【請求項5】
請求項1に記載の運転技能評価装置を備えた、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、運転技能評価装置及び車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のドライバの運転技能を評価する技術が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、運転評価の対象となる車両の走行データを取得する走行データ取得部と、上記走行データ取得部によって取得された上記走行データに対するノイズ及び/又は環境の影響を判定する走行データ判定部と、上記走行データ判定部の判定結果に基づいて運転評価を行う運転評価部と、を具備する運転評価装置が開示されている。
【0004】
また特許文献2には、少なくとも車両の運行状況に関する情報を上記車両上で自動的に収集して保存する車載情報記録装置であって、上記車両の車速及びエンジン回転速度の少なくとも一方を閾値と比較して安全運転に関する評価結果を出力する安全運転評価部と、上記車両の現在位置を表す車両位置情報を取得する位置情報取得部と、所定の道路上の1つ以上の特定箇所について、水平方向の位置及び路面の鉛直方向の高さを表す位置情報を特定ポイント情報として保持する特定ポイント情報保持部と、気圧センサと、上記位置情報取得部が取得した上記車両の現在位置と、上記特定ポイント情報の水平方向の位置とがほぼ一致する時に、上記特定ポイント情報の高さと、上記気圧センサが検出した気圧に基づいて算出される算出高度とに基づいて、少なくとも2種類の天候状態を識別し、天候状態の変化に応じて上記安全運転評価部が参照する閾値を自動的に切り替える天候状態識別部とを備えることを特徴とする車載情報記録装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-003823号公報
特開2013-206420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般的に、車両からの見通しが良い状況に比べて視界不良の状況においては、車両のドライバは、車両の周囲の環境へ注意を払うため、運転行動が疎かになる傾向がある。視界不良は、主に、ドライバにより解消可能な視界不良と、ドライバにより解消不能な視界不良と、に分類される。さらには解消不能な視界不良についても、主に、降雨又は降雪等に伴う継続的な視界不良と、対向車両の前照灯等に伴う瞬間的な視界不良と、に分類される。
【0007】
ここで、視界不良の属性に応じて、車両を安全に走行させるためにドライバに求められる措置は異なる。しかしながら、特許文献1及び2に記載のような従来の技術においては、視界不良の属性に応じてドライバに求められる措置が考慮されておらず、ドライバの運転技能を適切に評価するには改善の余地があった。例えば、対向車両の前照灯が眩しく、車両を安全に走行させるためにドライバが急減速による回避操作を取った場合であっても急操作が原因で運転技能の評価が下がってしまう等、ドライバの期待通りの評価結果が得られないという問題があった。
【0008】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、視界不良の属性に応じて、車両のドライバの運転技能を適切に評価する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一実施形態に係る運転技能評価装置は、車両のドライバの運転技能を評価する運転技能評価装置であって、一つ又は複数のプロセッサと、上記一つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された一つ又は複数のメモリと、を備え、上記一つ又は複数のプロセッサは、視界不良を検出した場合、検出した上記視界不良の属性を決定し、決定した上記属性に応じて、上記運転技能の評価条件を変更する。
【0010】
本開示の一実施形態に係る車両は、車両のドライバの運転技能を評価する運転技能評価装置が備えられた車両であって、上記運転技能評価装置は、視界不良を検出した場合、検出した上記視界不良の属性を決定し、決定した上記属性に応じて、上記運転技能の評価条件を変更する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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