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公開番号
2025167541
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024072289
出願日
2024-04-26
発明の名称
自動精米洗米炊飯機
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B02B
3/00 20060101AFI20251030BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約
【課題】精米後の穀粒について、十分な冷却効果を得ることができ、さらに、製造コストを低減することのできる自動精米洗米炊飯機を提供する。
【解決手段】穀粒を精米する精米装置Bと、穀粒を洗米する洗米装置Dと、穀粒を炊飯する炊飯装置Eとを備え、これらの装置を制御する制御装置Cとを備えた自動精米洗米炊飯機であって、前記制御装置Cは、前記精米装置Bによる精米工程において、制御量の異なる複数のモードからユーザが選択した一のモードを実行可能に構成され、さらに、洗米工程において、前記精米装置Bによって精米された仕上げ米を、前記洗米装置の洗米タンク内で待機時間だけ放置して放熱させる冷却処理を備えており、前記冷却処理は、前記ユーザが選択した一のモードに基づき、前記待機時間を決定するよう構成され、かつ、前記仕上げ米の精白度が高いほど、前記待機時間を長く設定するよう構成されたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
穀粒を精米する精米装置と、前記精米装置によって精米された穀粒を洗米する洗米装置と、前記洗米装置によって洗米された穀粒を炊飯する炊飯装置とを備え、さらに、これらの装置を制御する制御装置とを備えた自動精米洗米炊飯機であって、
前記制御装置は、前記精米装置による精米工程において、制御量の異なる複数のモードからユーザが選択した一のモードを実行可能に構成され、さらに、
前記洗米装置による洗米工程において、前記精米装置によって精米された仕上げ米を、前記洗米装置の洗米タンク内で待機時間だけ放置して放熱させる冷却処理を備えており、
前記冷却処理は、前記精米工程において、前記ユーザが選択した一のモードに基づき、前記待機時間を決定するよう構成され、かつ、前記仕上げ米の精白度が高いほど、前記待機時間を長く設定するよう構成されたことを特徴とする自動精米洗米炊飯機。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記洗米装置による洗米工程において、前記仕上げ米を濯ぐすすぎ処理を備え、
前記すすぎ処理は、前記仕上げ米の精白度が高いほど、すすぎ時間を長く設定するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動精米洗米炊飯機。
【請求項3】
前記複数のモードは、少なくとも、仕上げを白米とするモードと、仕上げを分搗き米とするモードとを備え、
前記精米工程において、ユーザが仕上げを白米とするモードを選択した場合、仕上げを分搗き米とするモードを選択した場合と比べ、前記すすぎ時間を短く設定するよう構成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動精米洗米炊飯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動精米洗米炊飯機に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが投入した玄米を、自動で精米、洗米、炊飯する自動精米洗米炊飯機が知られている。例えば、下記特許文献1には、摺りから石抜、精米、洗米、浸漬、炊飯を全自動で行う自動精米洗米炊飯機が開示されており、この自動精米洗米炊飯機は、籾を貯蔵する籾貯蔵手段である籾貯蔵庫と、籾貯蔵庫から籾を送給して籾擦りする籾摺り手段である籾摺機と、玄米と小石とを分別する石抜きを行う石抜き手段である石抜機と、玄米を精米する精米手段である精米機とよりなる精米部と、精米した白米を冷却しつつ計量する冷却部と、白米を洗米する洗米部と、洗米した白米を浸漬する浸漬部と、浸漬した米を収納し炊飯する炊飯部と、前記各部を制御する制御部とを備えて構成されている。
【0003】
ここで、特許文献1においては、精米した白米を冷却しつつ計量する冷却部によって、冷却された白米を洗米部に供給することにより、白米から甘味を逃すことなく洗米することができる技術が開示されている。この冷却部は、内部を白米が流下する螺旋状の中空パイプと、中空パイプを冷却するための冷媒の熱交換を行う熱交換機と、中空パイプ内を流下した白米を貯留する箱状の計量ケースとから構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-171288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の冷却部によれば、冷却を行う中空パイプ内を勢いよく穀粒が通過した場合や、通過する穀粒の流量が多い場合に、十分な冷却効果を得られない場合があった。また、冷却部を設けることで、自動精米洗米炊飯機の製造コストを増大させるものとなっていた。
【0006】
そこで、本発明は、このような問題に鑑み、精米後の穀粒について、十分な冷却効果を得ることができ、さらに、製造コストを低減することのできる自動精米洗米炊飯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、第1の発明は、
穀粒を精米する精米装置と、前記精米装置によって精米された穀粒を洗米する洗米装置と、前記洗米装置によって洗米された穀粒を炊飯する炊飯装置とを備え、さらに、これらの装置を制御する制御装置とを備えた自動精米洗米炊飯機であって、
前記制御装置は、前記精米装置による精米工程において、制御量の異なる複数のモードからユーザが選択した一のモードを実行可能に構成され、さらに、
前記洗米装置による洗米工程において、前記精米装置によって精米された仕上げ米を、前記洗米装置の洗米タンク内で待機時間だけ放置して放熱させる冷却処理を備えており、
前記冷却処理は、前記精米工程において、前記ユーザが選択した一のモードに基づき、前記待機時間を決定するよう構成され、かつ、前記仕上げ米の精白度が高いほど、前記待機時間を長く設定するよう構成されたことを特徴とする自動精米洗米炊飯機を提供する。
【0008】
上記第1の発明によれば、仕上げ米の精白度が高いほど、穀粒を冷却のため放置する待機時間を長く設定するよう構成されたことで、精米後の穀粒について、十分な冷却効果を得ることができ、さらに、洗米タンク内で待機時間だけ放置して放熱させる冷却処理によって、冷却に必要な専用装置を設けることなく、穀粒の冷却が可能である。これにより、製造コストを低減することのできる自動精米洗米炊飯機を提供できる。
【0009】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、
前記洗米装置による洗米工程において、前記仕上げ米を濯ぐすすぎ処理を備え、
前記すすぎ処理は、前記仕上げ米の精白度が高いほど、すすぎ時間を長く設定するよう構成されたことを特徴とする。
【0010】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、
仕上げ米の精白度を考慮することで、穀粒の糠の付着具合に応じた最適なすすぎ時間が設定できる。
(【0011】以降は省略されています)
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