TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025166909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071100
出願日2024-04-25
発明の名称レンズ装置及び撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 7/08 20210101AFI20251030BHJP(光学)
要約【課題】可動光学群の駆動時に、意図しない光学性能項目の変化を低減することが可能なレンズ装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置は、光軸に沿って移動可能な複数のレンズ群と、前記複数のレンズ群を互いに独立して駆動可能な駆動部と、選択入力部を介して複数の光学性能項目から選択された1以上の第1光学性能を取得する取得部と、前記1以上の第1光学性能それぞれに対する1以上の目標値に基づいて、前記駆動部によって前記複数のレンズ群を駆動させる駆動軌跡を設定する制御部とを有することを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
光軸に沿って移動可能な複数のレンズ群と、
前記複数のレンズ群を互いに独立して駆動可能な駆動部と、
選択入力部を介して複数の光学性能項目から選択された1以上の第1光学性能を取得する取得部と、
前記1以上の第1光学性能それぞれに対する1以上の目標値に基づいて、前記駆動部によって前記複数のレンズ群を駆動させる駆動軌跡を設定する制御部とを有することを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記選択入力部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記1以上の目標値を設定する目標値設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記1以上の目標値は予め設定されている目標値であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記1以上の目標値を外部装置から受ける入力部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記1以上の目標値に基づいて、前記複数のレンズ群の前記駆動軌跡を演算により設定することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記1以上の目標値に基づいて設定された、前記複数のレンズ群の前記駆動軌跡のテーブルを有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記複数の光学性能項目の内、前記1以上の第1光学性能以外の光学性能項目に対して、第2光学性能として優先順位を設定する優先順位設定手段を有し、
前記制御部は、前記優先順位に基づいて、前記複数のレンズ群を駆動させる駆動軌跡を設定することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項9】
前記複数のレンズ群は3つ以上のレンズ群を含み、
前記複数の駆動手段はそれぞれが前記3つ以上のレンズ群を駆動する3つ以上の駆動手段であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記複数の駆動手段それぞれの駆動速度が前記複数の駆動手段それぞれの最低駆動速度以上となるように、前記複数のレンズ群の前記駆動軌跡を設定することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ズームレンズにおいて、フォーカス操作を行うことでフォーカスレンズの駆動に起因して映像の画角が変化することが知られている。
ズームレンズを操作していない時、映像内の焦点をある被写体から別の被写体に変更する様な撮影では、フォーカス操作に起因する画角変化のため、映像が動いてしまうことかある。
【0003】
特許文献1は、フォーカス操作時にフォーカスレンズだけでなく、ズームレンズを動作させることにより画角変化を抑制する技術を開示している。
特許文献2は、ズーム、フォーカス同時操作時でも画角変化がズーム動作による変化だけとなるようにズームレンズ、フォーカスレンズの位置を制御する技術が開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-282396号公報
特開2012-145931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成ではフォーカス操作時に画角変化以外の光学性能項目の意図しない変化の抑制を優先させる制御を行うことはできない。また、特許文献2においても、同様である。
そこで、本発明は可動光学群の駆動時に、意図しない光学性能項目の変化を低減することが可能なレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のレンズ装置は、光軸に沿って移動可能な複数のレンズ群と、前記複数のレンズ群を互いに独立して駆動可能な駆動部と、選択入力部を介して複数の光学性能項目から選択された1以上の第1光学性能を取得する取得部と、前記1以上の第1光学性能それぞれに対する1以上の目標値に基づいて、前記駆動部によって前記複数のレンズ群を駆動させる駆動軌跡を設定する制御部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、可動光学群の駆動時に、意図しない光学性能項目の変化を低減することが可能なレンズ装置を提供することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1におけるレンズ装置、及びカメラ装置のシステム構成である。
実施例1における第1光学性能の選択時の液晶表示の例を示す図である。
実施例1における第1光学性能の選択時の液晶表示の例を示す図である。
実施例1における第2光学性能の選択時の液晶表示の例を示す図である。
実施例1における第1光学性能の目標値の設定時の液晶表示の例を示す図である。
実施例1における光学性能選択モードにおけるフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1を参照しながら、本発明の第1の実施例に係る撮像装置300のシステム構成について説明する。
実施例1に係る撮像装置300は、レンズ装置101と、該レンズ装置101によって形成された像を撮るカメラ装置201を有する。レンズ装置101には、固定レンズ群102、第一の可動レンズ群103、開口絞りユニット104、第二の可動レンズ群105、第三の可動レンズ群106が含まれている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

住友化学株式会社
偏光板
24日前
カンタツ株式会社
光学系
19日前
株式会社シグマ
結像光学系
13日前
株式会社シグマ
結像光学系
3日前
住友化学株式会社
垂直偏光板
24日前
日本精機株式会社
ミラーユニット
12日前
古河電気工業株式会社
融着機
19日前
日本電気株式会社
光モジュール
13日前
日東電工株式会社
導光部材
3日前
個人
多方向視差効果のための微細穴加工
14日前
日東電工株式会社
光学積層体
5日前
三菱電機株式会社
レンズモジュール
24日前
京セラ株式会社
光学系
11日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
6日前
AGC株式会社
インフィニティミラー
20日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
3日前
新光電気工業株式会社
光導波路部品
24日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
3日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
4日前
新光電気工業株式会社
光導波路部品
24日前
株式会社リコー
光走査装置及び画像形成装置
3日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
11日前
スタンレー電気株式会社
透光性樹脂部材
11日前
レーザーテック株式会社
光学装置及び調整方法
3日前
富士通株式会社
波長変換装置および波長変換方法
17日前
マクセル株式会社
空中浮遊映像表示装置
5日前
株式会社小糸製作所
画像表示装置
11日前
AGC株式会社
位相差素子、円偏光板、及び光学部品
13日前
個人
レーザポインタおよびレーザポインタの装着方法
3日前
キヤノン株式会社
走査光学装置及び画像形成装置
20日前
株式会社デンソー
センサ装置
11日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
走査光学装置及び画像形成装置
4日前
大日本印刷株式会社
調光部材及び合わせ板
17日前
スタンレー電気株式会社
成形体
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置、その制御方法及びプログラム
13日前
続きを見る