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公開番号
2025162693
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2024066051
出願日
2024-04-16
発明の名称
撮像装置、その制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20251021BHJP(光学)
要約
【課題】兼用の操作部材の設定とフォーカスモードとの組み合わせにより生じる煩わしさを解消できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、フォーカスモードを、被写体に自動で焦点を合わせるオートフォーカス、又は、被写体に手動で焦点を合わせるマニュアルフォーカスに設定可能な撮像装置であって、マニュアルフォーカス操作用の第1の操作部材として動作させるか、又は、マニュアルフォーカス操作以外の操作用の第2の操作部材として動作させるかを切替え可能な兼用の操作部材を、フォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに、前記第1の操作部材として動作させるように制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
フォーカスモードを、被写体に自動で焦点を合わせるオートフォーカス、又は、被写体に手動で焦点を合わせるマニュアルフォーカスに設定可能な撮像装置であって、
マニュアルフォーカス操作用の第1の操作部材として動作させるか、又は、マニュアルフォーカス操作以外の操作用の第2の操作部材として動作させるかを切替え可能な兼用の操作部材を、フォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに、前記第1の操作部材として動作させるように制御する制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、所定の操作部で前記兼用の操作部材を前記第2の操作部材として動作させるように設定されている場合には、フォーカスモードがマニュアルフォーカスであっても、前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材として動作させずに前記第2の操作部材として動作させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記所定の操作部がなく、前記所定の操作部とは異なる設定部で前記兼用の操作部材を前記第2の操作部材として動作させるように設定されている場合、フォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときには、前記設定部での設定にかかわらず、前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材として動作させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
フォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材として固定させるか否かを選択する第1の選択手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記第1の選択手段によりフォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材として固定させることが選択されている場合には、フォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材として動作させ、
前記第1の選択手段によりフォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材として固定させることが選択されていない場合には、フォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材、又は、前記第2の操作部材として動作させることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記兼用の操作部材を前記第2の操作部材として動作させるときにフォーカスモードをオートフォーカスに固定させるか否かを選択する第2の選択手段を有し、
前記制御手段は、
前記第1の選択手段によりフォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに前記兼用の操作部材を前記第1の操作部材として固定させることが選択されるとともに、
前記第2の選択手段により前記兼用の操作部材を前記第2の操作部材として動作させるときにフォーカスモードをオートフォーカスに固定させることが選択されることができるように制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
【請求項7】
レンズユニットを有し、
前記兼用の操作部材は、前記レンズユニットに設けられた操作部材であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記兼用の操作部材は、レンズ鏡筒に設けられたリングであることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記兼用の操作部材と、ユーザ操作に応じて前記兼用の操作部材に対する動作を設定するための所定の操作部と、を有する第1のレンズユニットを装着可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記兼用の操作部材を有するが、前記所定の操作部を有さない第2のレンズユニットを装着可能であることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
レンズ交換式カメラ等のように、カメラの本体から鏡筒が被写体側に突出する構造の場合、撮影者は左手で鏡筒を支えるように構える。このような構え方の場合、左手は常に鏡筒に触れることから、鏡筒に所定の操作を行うことができるリングが搭載されることがある。この種のリングとして、例えばユーザによるマニュアルフォーカス操作を可能にするフォーカスリングがある。
【0003】
ここで、小型のレンズや安価なレンズでは、鏡筒に複数のリングを搭載することが難しい。そこで、フォーカスリング、又は、マニュアルフォーカス操作以外の操作用のリングとして切替えることができる兼用リングが搭載されることがある。
【0004】
しかしながら、兼用リングが搭載されている場合、兼用リングがマニュアルフォーカス操作以外の操作用のリングとして動作するように設定され、フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されるという組み合わせがある。この組み合わせでは、兼用リングを使用してピンボケ状態から素早くピントを合わせることができなくなる。ピントを合わせるためには、兼用リングをフォーカスリングとして動作させるように切替えるか、フォーカスモードをオートフォーカスに切替えるかする必要がある。しかしながら、小型のレンズや安価なレンズでは、鏡筒に兼用リングの切替えやフォーカスモードの切替えのためのスイッチを搭載することが難しい。このため、これらの切替えをカメラ本体側の例えば設定メニューから行わなければならず、カメラを構えた姿勢を崩す必要があり、操作性が損なわれる。このように兼用リングの設定とフォーカスモードとの組み合わせにより煩わしさが生じることがある。
【0005】
特許文献1には、オートフォーカスとマニュアルフォーカスを切り換え可能であって、マニュアルフォーカスの状態ではMF調整ダイヤルを回してレンズの焦点位置を移動できるカメラが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-3121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示されたカメラは、兼用リングの設定とフォーカスモードとの組み合わせにより生じる煩わしさを解消できるものではない。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、兼用の操作部材の設定とフォーカスモードとの組み合わせにより生じる煩わしさを解消できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、フォーカスモードを、被写体に自動で焦点を合わせるオートフォーカス、又は、被写体に手動で焦点を合わせるマニュアルフォーカスに設定可能な撮像装置であって、マニュアルフォーカス操作用の第1の操作部材として動作させるか、又は、マニュアルフォーカス操作以外の操作用の第2の操作部材として動作させるかを切替え可能な兼用の操作部材を、フォーカスモードがマニュアルフォーカスであるときに、前記第1の操作部材として動作させるように制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、兼用の操作部材の設定とフォーカスモードとの組み合わせにより生じる煩わしさを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態のデジタルカメラの外観図である。
デジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
デジタルカメラが実行する処理を示すフローチャートである。
F/C兼用リングの動作仮決定処理の詳細を示すフローチャートである。
フォーカスモード仮決定処理の詳細を示すフローチャートである。
設定画面の表示例を示す図である。
レンズユニットの構成例を示す図である。
デジタルカメラ(AF/MFスイッチあり)の外観図である。
F/C兼用リングとフォーカスモード決定処理の詳細を示すフローチャートである。
第2の実施形態のF/C兼用リングとフォーカスモード決定処理の詳細を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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