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公開番号
2025165698
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2024069936
出願日
2024-04-23
発明の名称
液体吐出システム、液体吐出システムの制御方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20251028BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】有色インクに加えて前処理液を用紙に吐出する場合、有色インクのみを用紙に吐出する場合に比べて用紙の吸水量が増え、用紙のカールが顕著となる場合がある。
【解決手段】液体吐出装置は、媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、前記第1液体吐出部及び前記第2液体吐出部を制御する制御部と、を備え、媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、前記制御部は、記録データに基づく前記第1面と前記第2面の吸水差を抑制する様に、前記前処理液の吐出調整を行うことを特徴とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、
前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、
前記第1液体吐出部及び前記第2液体吐出部を制御する制御部と、
を備え、
媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、前記制御部は、記録データに基づく前記第1面と前記第2面の吸水差を抑制する様に、前記前処理液の吐出調整を行う、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記制御部は、媒体の情報に基づき、前記前処理液の吐出調整を行う、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置において、
前記吸水差は、前記第1面に対する前記記録液の吐出量と前記第2面に対する前記記録液の吐出量との差である、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記吸水差は、前記第1面に対する前記前処理液と前記記録液の吐出量の合計と、前記第2面に対する前記前処理液と前記記録液の吐出量の合計との差である、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体吐出装置において、
前記制御部は、前記第1面に対する前記前処理液と前記記録液の吐出量の合計と、前記第2面に対する前記前処理液と前記記録液の吐出量の合計とが等しくなる様に、前記前処理液の吐出調整を行う、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載の液体吐出装置において、
前記制御部は、
前記第1面の領域であって、前記第2面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出し、
或いは、
前記第2面の領域であって、前記第1面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記制御部は、前記前処理液の吐出調整において前記前処理液の吐出量を増やす場合、前記記録液の吐出領域に応じた前記前処理液の吐出領域である第1領域から外れた第2領域に前記前処理液を吐出する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
請求項7に記載の液体吐出装置において、
前記第2領域における単位面積当たりの前記前処理液の吐出量は、前記第1領域における単位面積当たりの前記前処理液の吐出量より少ない、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項9】
媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、
前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、
前記第1液体吐出部及び前記第2液体吐出部を制御する制御部と、
を備え、
媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、
前記制御部は、
前記第1面の領域であって、前記第2面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出し、
前記第2面の領域であって、前記第1面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記第1液体吐出部を備えた第1液体吐出ユニットと、
前記第2液体吐出部を備えた第2液体吐出ユニットと、
が接続される、
ことを特徴とする液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に液体を吐出する液体吐出システムに関する。また本発明は、液体吐出システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1記載のインクジェット記録装置は、搬送された用紙に液体を供給する液体供給部を有する。液体供給部が供給する液体には、有色インクと、有色インクが供給される前に用紙に供給される前処理液と、が含まれている。
従って液体供給部は、有色インクを吐出するヘッド部と、前処理液を吐出するヘッド部とを有している。前処理液は、白色インクとされている。前処理液を吐出するヘッド部は、有色インクを吐出するヘッド部に対し、用紙搬送方向の上流側に隣接して配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-188699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
有色インクに加えて前処理液を用紙に吐出する場合、有色インクのみを用紙に吐出する場合に比べて用紙の吸水量が増え、用紙のカールが顕著となる場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の液体吐出装置は、媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、前記第1液体吐出部及び前記第2液体吐出部を制御する制御部と、を備え、媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、前記制御部は、記録データに基づく前記第1面と前記第2面の吸水差を抑制する様に、前記前処理液の吐出調整を行うことを特徴とする。
【0006】
また本発明の液体吐出装置は、媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、前記第1液体吐出部及び前記第2液体吐出部を制御する制御部と、を備え、媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、前記制御部は、前記第1面の領域であって、前記第2面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出し、前記第2面の領域であって、前記第1面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出することを特徴とする。
【0007】
また本発明の液体吐出システムの制御方法は、媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、を備えた液体吐出装置の制御方法であって、媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、記録データに基づく前記第1面と前記第2面の吸水差を抑制する様に、前記前処理液の吐出調整を行うことを特徴とする。
【0008】
また本発明の液体吐出システムの制御方法は、媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、を備えた液体吐出装置の制御方法であって、媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、前記第1面の領域であって、前記第2面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出し、前記第2面の領域であって、前記第1面に対する前記記録液の吐出領域に対応する領域に、前記前処理液を吐出することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体吐出ユニットの媒体搬送経路を示す図。
液体吐出ユニットの制御系を示すブロック図。
液体の流路を模式的に示す図。
液体吐出装置の媒体搬送経路を示す図。
前処理液吐出領域とインク吐出領域の一例を示す図。
液体吐出装置の媒体搬送経路を示す図。
液体吐出装置の媒体搬送経路を示す図。
媒体の第1面と第2面の前処理液吐出領域及びインク吐出領域の一例を示す図。
媒体の両面に記録を行う場合の処理の流れを示すフローチャート。
前処理液の吐出調整判断の流れを示すフローチャート。
媒体の第1面と第2面の前処理液吐出領域及びインク吐出領域の一例を示す図。
媒体の繊維の目方向と上下左右の余白量との関係を示す図。
媒体の繊維の目方向と上下左右の余白量との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る液体吐出装置は、媒体に前処理用の液体である前処理液を吐出する第1液体吐出部と、前記第1液体吐出部によって液体を吐出された媒体に記録用の液体である記録液を吐出する第2液体吐出部と、前記第1液体吐出部及び前記第2液体吐出部を制御する制御部と、を備え、媒体の一方の面を第1面とし他方の面を第2面として、前記制御部は、記録データに基づく前記第1面と前記第2面の吸水差を抑制する様に、前記前処理液の吐出調整を行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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