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公開番号
2025162783
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2024066201
出願日
2024-04-16
発明の名称
ウォーターポンプ制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
F01P
5/14 20060101AFI20251021BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】ウォーターポンプの異常判定に用いる閾値を、ウォーターポンプの利用状態に応じた通常運転時の平均回転数に応じて適切に設定することができる、ウォーターポンプ制御装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載されるウォーターポンプ制御装置であって、現トリップにおけるウォーターポンプの平均回転数を、ウォーターポンプを駆動する制御値ごとに算出して記憶する記憶部と、記憶部に記憶された平均回転数のそれぞれについて、制御値に応じて設定された所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部と、現トリップ中に閾値を超えた平均回転数があると判定部で判定された場合、次トリップにおいて判定部が用いる閾値を現トリップによって記憶部に記憶された平均回転数で更新する更新部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されるウォーターポンプ制御装置であって、
現トリップにおけるウォーターポンプの平均回転数を、前記ウォーターポンプを駆動する制御値ごとに算出して記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記平均回転数のそれぞれについて、前記制御値に応じて設定された所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部と、
前記現トリップ中に前記閾値を超えた前記平均回転数があると前記判定部で判定された場合、次トリップにおいて前記判定部が用いる前記閾値を前記現トリップによって前記記憶部に記憶された前記平均回転数で更新する更新部と、を備える、
ウォーターポンプ制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ウォーターポンプ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、車両に搭載される機器をウォーターポンプの動作を用いて冷却することができる車両用冷却システムが開示されている。この特許文献1の車両用冷却システムでは、ウォーターポンプの回転数が所定値以上になった場合に、ウォーターポンプに異常が生じていると判断する手法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-066279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ウォーターポンプの回転数は、その利用状態によって変化する。このため、ウォーターポンプの利用状態を考慮せずに異常の有無を判定するための回転数(閾値)を一律に設定してしまうと、ウォーターポンプが正常な運転を行っている時でも異常と判定してしまうおそれがある。
【0005】
よって、ウォーターポンプの異常判定に用いる閾値を設定する手法については、さらなる検討の余地がある。
【0006】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ウォーターポンプの異常判定に用いる閾値を、ウォーターポンプの利用状態に応じた通常運転時の平均回転数に応じて適切に設定することができる、ウォーターポンプ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、車両に搭載されるウォーターポンプ制御装置であって、現トリップにおけるウォーターポンプの平均回転数を、ウォーターポンプを駆動する制御値ごとに算出して記憶する記憶部と、記憶部に記憶された平均回転数のそれぞれについて、制御値に応じて設定された所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部と、現トリップ中に閾値を超えた平均回転数があると判定部で判定された場合、次トリップにおいて判定部が用いる閾値を現トリップによって記憶部に記憶された平均回転数で更新する更新部と、を備える、ウォーターポンプ制御装置である。
【発明の効果】
【0008】
上記本開示のウォーターポンプ制御装置によれば、制御値ごとのウォーターポンプの平均回転数に基づいて、ウォーターポンプの異常判定に用いる閾値を設定するので、ウォーターポンプの利用状態に応じた通常運転時の平均回転数に応じて適切に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るウォーターポンプ制御装置および冷却システムの概略構成を示す機能ブロック図
記憶部が記憶するウォーターポンプの平均回転数の一例を示す図
ウォーターポンプ制御装置が実行する高回転判定制御の処理フローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
例えば、インバーター素子の過熱保護のために、ウォーターポンプの高回転状態(冷却水抜けやエア噛み)を判定して、推定素子温度のかさ上げを行うことが考えられる。しかし、ウォーターポンプの異常状態を示す高回転を判定するための閾値が固定値である場合には、ウォーターポンプのインペラを回転させるモーターの軸受け磨耗などが原因で通常時の回転数が上昇した場合に、高回転異常と誤判定するおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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