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公開番号
2025162014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065089
出願日
2024-04-15
発明の名称
印刷装置
出願人
FCLコンポーネント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
11/70 20060101AFI20251020BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】本開示は、記録紙の咬み込みが発生した場合でも容易かつ確実に固定刃を含む開閉部を開閉可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置は、記録紙に印刷する印刷部と、その印刷部により印刷された記録紙を切断する固定刃51及び可動刃52と、その可動刃52を支持する本体部と、固定刃51を支持して本体部に開閉可能に連結される開閉部と、開閉レバー8と、離隔機構Sと、を備える。開閉レバー8は、開閉部の本体部に連結された端部とは反対側の端部に設けられ、開閉部を開閉可能な解放位置と、開閉部を本体部に固定するロック位置との間で回動する。離隔機構Sは、開閉レバー8をロック位置から解放位置へ回動させる解放動作に連動して、固定刃51を可動刃52の動作方向と交差する離隔方向へ可動刃52から離隔させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
記録紙に印刷する印刷部と、
前記印刷部により印刷された前記記録紙を切断する固定刃及び可動刃と、
前記可動刃を支持する本体部と、
前記固定刃を支持して前記本体部に開閉可能に連結される開閉部と、
前記開閉部の前記本体部に連結された端部とは反対側の端部に設けられて前記開閉部を開閉可能な解放位置と前記開閉部を前記本体部に固定するロック位置との間で回動する開閉レバーと、
前記開閉レバーを前記ロック位置から前記解放位置へ回動させる解放動作に連動して前記固定刃を前記可動刃の動作方向と交差する離隔方向へ前記可動刃から離隔させる離隔機構と、
を備える、印刷装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記開閉部は、前記固定刃の長手方向における一端が前記本体部に連結され、前記長手方向における他端に前記開閉レバーが設けられている、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記離隔機構は、前記固定刃を前記離隔方向とは反対方向に付勢する付勢部と、前記開閉レバーの解放位置において前記固定刃を前記離隔方向へ押圧する押圧部とを、含む、
請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記押圧部は、前記開閉レバーに設けられた突起部である、
請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記押圧部は、前記固定刃の長手方向に沿って配置された押圧軸と、前記開閉レバーに設けられた軸加圧部と、を含み、
前記押圧軸は、前記固定刃を前記離隔方向へ押圧する押圧位置と、前記記録紙を切断可能な切断位置の前記固定刃に隣接する非押圧位置との間で移動可能に設けられ、
前記軸加圧部は、前記解放動作により前記押圧軸を前記非押圧位置から前記押圧位置へ移動させる、
請求項3に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記離隔機構は、前記固定刃の先端が前記可動刃に近接する切断角度と前記先端が前記可動刃から前記離隔方向に離隔する解放角度との間で前記固定刃を揺動可能に支持する揺動支持部と、前記固定刃の長手方向に沿って配置された支持軸と、前記開閉レバーに設けられた軸支持部と、を含み、
前記支持軸は、前記固定刃を前記切断角度で支持する切断位置と、前記固定刃を前記解放角度で支持する解放位置との間で移動可能に設けられ、
前記軸支持部は、前記解放動作により前記支持軸を支持して前記切断位置から前記解放位置へ移動させる、
請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記開閉レバーは、前記ロック位置において前記開閉部の側面に沿って延びて前記本体部の側部に係合する係合部と、前記開閉部に隣接する前記係合部の基端部に設けられて前記開閉部の前記側面から離隔する方向へ突出する把手部と、を有する、
請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記開閉レバーは、前記係合部の前記基端部に設けられて前記係合部の先端部とは反対側で前記把手部との間に鈍角をなす方向へ突出する補助突起をさらに有する、
請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記開閉レバーは、前記係合部の前記基端部から前記把手部とは反対方向へ突出して前記開閉部に軸支される軸支部と、前記ロック位置において前記軸支部から前記本体部の上面へ向けて延びて前記解放動作の途中で前記本体部の前記上面に当接する当接部と、をさらに有する、
請求項7に記載の印刷装置。
【請求項10】
記録紙に印刷する印刷部と、
前記印刷部により印刷された前記記録紙を切断する固定刃及び可動刃と、
前記可動刃を支持する本体部と、
前記固定刃を支持して前記本体部に開閉可能に連結される開閉部と、
前記開閉部の前記本体部に連結された端部とは反対側の端部に設けられて前記開閉部を開閉可能な解放位置と前記開閉部を前記本体部に固定するロック位置との間で回動する開閉レバーと、
前記可動刃を前記記録紙の切断開始前の待機位置と前記記録紙の切断が完了する完了位置との間で動作させるカッタ駆動部と、
前記可動刃の前記待機位置と前記完了位置を検出可能な可動刃センサと、
前記可動刃センサの検出結果に基づいて前記可動刃が前記待機位置から前記完了位置まで所定時間内に到達しない場合に前記カッタ駆動部を制御して前記可動刃を前記待機位置へ戻す制御部と、
を備える、印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ロール紙から引き出された記録紙に印刷を行った後、その記録紙を適宜切断することができるプリンタが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載されたプリンタは、レバー部の操作に連動して固定刃を可動刃から離隔する方向に移動させて固定刃と可動刃の接触圧を解除する連動機構を備えている。
【0003】
特許文献1に記載されたプリンタは、使用中に記録紙の紙詰まりによって固定刃と可動刃との間に記録紙を咬み込んでしまった場合に、レバー部を操作することで連動機構を作動させ、咬み合いの原因となっていた可動刃と固定刃との接触圧を解除する。その後、開閉扉をケーシングに対してロックするロック機構を解除して開閉扉を開くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-000549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたプリンタは、使用中に記録紙の咬み込みが発生した場合に、レバー部を操作することなくロック機構を解除しても開閉扉が開かないおそれがある。また、特許文献1に記載されたプリンタの連動機構は、多数の部品を含み、構成が複雑である。
【0006】
本開示は、記録紙の咬み込みが発生した場合でも容易かつ確実に固定刃を含む開閉部を開閉可能な印刷装置と、簡単な構成で可動刃から固定刃を離隔させることが可能な印刷装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一つの態様は、記録紙に印刷する印刷部と、前記印刷部により印刷された前記記録紙を切断する固定刃及び可動刃と、前記可動刃を支持する本体部と、前記固定刃を支持して前記本体部に開閉可能に連結される開閉部と、前記開閉部の前記本体部に連結された端部とは反対側の端部に設けられて前記開閉部を開閉可能な解放位置と前記開閉部を前記本体部に固定するロック位置との間で回動する開閉レバーと、前記開閉レバーを前記ロック位置から前記解放位置へ回動させる解放動作に連動して前記固定刃を前記可動刃の動作方向と交差する離隔方向へ前記可動刃から離隔させる離隔機構と、を備える、印刷装置を提供する。
【0008】
本開示の別の態様は、記録紙に印刷する印刷部と、前記印刷部により印刷された前記記録紙を切断する固定刃及び可動刃と、前記可動刃を支持する本体部と、前記固定刃を支持して前記本体部に開閉可能に連結される開閉部と、前記開閉部の前記本体部に連結された端部とは反対側の端部に設けられて前記開閉部を開閉可能な解放位置と前記開閉部を前記本体部に固定するロック位置との間で回動する開閉レバーと、前記可動刃を前記記録紙の切断開始前の待機位置と前記記録紙の切断が完了する完了位置との間で動作させるカッタ駆動部と、前記可動刃の前記待機位置と前記完了位置を検出可能な可動刃センサと、前記可動刃センサの検出結果に基づいて前記可動刃が前記待機位置から前記完了位置まで所定時間内に到達しない場合に前記カッタ駆動部を制御して前記可動刃を前記待機位置へ戻す制御部と、を備える、印刷装置を提供する。
【0009】
本開示のさらに別の態様は、記録紙に印刷する印刷部と、前記印刷部により印刷された前記記録紙を切断する固定刃及び可動刃と、前記可動刃を支持する本体部と、前記固定刃を支持して前記本体部に開閉可能に連結される開閉部と、前記固定刃の先端が前記可動刃に近接する切断角度と前記先端が前記可動刃から離隔する解放角度との間で前記固定刃を揺動可能に支持する揺動支持部と、前記固定刃を前記切断角度に支持する弾性支持部と、を備え、前記固定刃は、前記先端とは反対側の端部に設けられて前記開閉部の外側へ突出する操作突起を有し、前記固定刃の前記操作突起を前記可動刃へ向かう方向へ押圧することで、前記弾性支持部が弾性変形して前記揺動支持部に支持された前記固定刃が前記切断角度から前記解放角度へ揺動する、印刷装置を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の上記各態様によれば、記録紙の咬み込みが発生した場合でも容易かつ確実に固定刃を含む開閉部を開閉可能な印刷装置と、簡単な構成で可動刃から固定刃を離隔させることが可能な印刷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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