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公開番号
2025158651
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061405
出願日
2024-04-05
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
F01P
7/16 20060101AFI20251009BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】遅角制御の終了タイミングを外気温に応じて最適化することができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンを搭載した車両の制御装置であって、車両の外気温を取得する取得部と、外気温に基づいて目標温度を設定する設定部と、エンジンの冷却水の温度が目標温度に到達するまで、エンジンの点火時期の遅角制御を行う制御部と、を備え、設定部は、外気温が第1温度であるときの目標温度を、外気温が第1温度よりも高い第2温度であるときの目標温度以上に設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンを搭載した車両の制御装置であって、
前記車両の外気温を取得する取得部と、
前記外気温に基づいて目標温度を設定する設定部と、
前記エンジンの冷却水の温度が前記目標温度に到達するまで、前記エンジンの点火時期の遅角制御を行う制御部と、を備え、
前記設定部は、前記外気温が第1温度であるときの前記目標温度を、前記外気温が前記第1温度よりも高い第2温度であるときの前記目標温度以上に設定する、
車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載される制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、車両における熱の効率利用を図るための車両の制御装置が開示されている。この従来の制御装置では、車両に搭載された内燃機関(エンジン)の運転状態を制御する熱源制御部と、内燃機関からエンジンの冷却水を介して供給される熱を利用するヒーターコアが必要とするエンジン水温およびそのエンジン水温が必要となる時期を算出する必要熱量算出部と、現状の内燃機関の運転状態が継続されたときの上記時期におけるエンジン水温を推定する供給熱量推定部と、この供給熱量推定部が推定したエンジン水温が必要熱量算出部の算出したエンジン水温よりも低いときに、熱源制御部に対して内燃機関の発熱量の増加を要求する発熱量増加要求部と、を備えることによって、ヒーターコアの必要とする熱の供給をより効率的かつ的確に行うことができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5146601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジン水温を目標温度まで上昇させるスピードを早くするために、エンジンの点火時期を遅らせる遅角制御を実施する車両が存在する。一般的に、外気温が低くければ低いほど、エンジン水温の高温域まで点火時期を遅角させたい。しかしながら、この遅角制御では、制御が終了となるヒーターコアの目標温度が、外気温に依らず一定のエンジン水温で設定されている。このため、遅角制御の終了タイミングが外気温に応じて最適化されていないという課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、遅角制御の終了タイミングを外気温に応じて最適化することができる車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、エンジンを搭載した車両の制御装置であって、車両の外気温を取得する取得部と、外気温に基づいて目標温度を設定する設定部と、エンジンの冷却水の温度が目標温度に到達するまで、エンジンの点火時期の遅角制御を行う制御部と、を備え、設定部は、外気温が第1温度であるときの目標温度を、外気温が第1温度よりも高い第2温度であるときの目標温度以上に設定する、車両の制御装置である。
【発明の効果】
【0007】
上記本開示の車両の制御装置によれば、遅角制御の終了タイミングを外気温に応じて最適化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車両の制御装置の機能ブロック図
外気温と目標温度との対応関係を説明する図
車両の制御装置が実行する遅角制御の処理フローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
[構成]
図1は、本開示の一実施形態に係る車両の制御装置100の概略を示す機能ブロック図である。図1に例示する制御装置100は、取得部110と、設定部120と、制御部130と、を備える。本実施形態の制御装置100は、動力源として内燃機関であるエンジン200を使用する車両に搭載される。
【0010】
制御装置100の取得部110は、車両の周辺部の気温である外気温[℃]を取得する。この外気温は、車両に搭載された外気温センサーなど(図示せず)を用いて取得することができる。また、取得部110は、エンジン200の冷却水の温度(以下「エンジン水温」という)を取得する。このエンジン水温が、エンジン200に備えられた水温センサーなど(図示せず)を用いて取得することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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