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公開番号
2025156985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024059781
出願日
2024-04-02
発明の名称
ハードコートフィルム
出願人
日本製紙株式会社
代理人
個人
主分類
B32B
27/30 20060101AFI20251007BHJP(積層体)
要約
【課題】基材に難密着性フィルムを使用し、基材に対する前処理無しでハードコートによる撥水、防汚、低摩擦化等の機能化を可能とし、ハードコート密着性、ハード性にも優れたハードコートフィルムを提供する。
【解決手段】このハードコートフィルムは、基材フィルム表面の水接触角A(°)と算術平均表面粗さB(nm)の関係が、関係式1:0≦A-7.5×lnB-48を満足する基材フィルムの少なくとも片面に、官能基数Cと重量平均分子量Dの関係が、関係式2:C-7.1×logD+13.6<0かつ0≦C-5.4×logD+12.8を満足するアクリレート系紫外線硬化型樹脂及び表面改質剤を少なくとも含有するハードコート層が積層され、ハードコート層表面の赤外分光光度計測定にて1730cm
-1
に吸収ピークを有し、ハードコート層表面の水接触角が90°以上である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
基材フィルム表面の水接触角A(°)と算術平均表面粗さB(nm)の関係が、関係式1:0≦A-7.5×lnB-48を満足する基材フィルムの少なくとも片面に、官能基数Cと重量平均分子量Dの関係が、関係式2:C-7.1×logD+13.6<0かつ0≦C-5.4×logD+12.8を満足するアクリレート系紫外線硬化型樹脂及び表面改質剤を少なくとも含有するハードコート層が積層され、前記ハードコート層表面の赤外分光光度計測定にて1730cm
-1
に吸収ピークを有し、前記ハードコート層表面の水接触角が90°以上であることを特徴とするハードコートフィルム。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記表面改質剤は、シリコーン含有ポリマーおよびフッ素含有ポリマーから少なくとも1種を用いることを特徴とする請求項1に記載のハードコートフィルム。
【請求項3】
前記表面改質剤の配合量は、前記ハードコート層のアクリレート系紫外線硬化型樹脂100質量部に対して、0.2質量部~0.6質量部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項4】
前記ハードコート層はさらにシリカ微粒子を含有し、前記ハードコート層表面の赤外分光光度計測定にて1050cm
-1
に吸収ピークを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項5】
SUS材に対する前記ハードコート層表面の静摩擦係数が0.4以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項6】
前記ハードコートフィルムの、JIS-K5600-5-6のクロスカット法により測定される前記ハードコート層の残存率が75%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項7】
前記ハードコートフィルム表面の鉛筆硬度が2B以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項8】
前記ハードコート層の膜厚が3μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項9】
前記基材フィルムは、ポリアリールエーテルケトンフィルムまたはポリイミドフィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学部材等に用いられるハードコートフィルムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
たとえば、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイの表示面には、取り扱い時に傷が付いて視認性が低下しないように耐擦傷性を付与することが要求されている。そのため、基材フィルムにハードコート層を設けたハードコートフィルムを利用して、ディスプレイの表示面の耐擦傷性を付与することが一般的に行われている。
【0003】
近年、従来のディスプレイ用途だけでなく、フィルム型太陽電池、モータ用絶縁層、振動版等の製品に使用する樹脂フィルムにて表面粗さの平滑化ニーズがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-65333号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のとおり、近年、製品に特に平滑性が求められるため、フィルム基材にも表面粗さの小さい平滑なフィルムの使用が必要になる。しかし、フィルム基材によっては濡れ性が悪く表面が平滑であると、ハードコート層が密着し難いという問題が生じる。このような表面が平滑であるが濡れ性が悪い難密着性フィルムを使用する場合、ハードコートの密着性の問題だけでなく、さらに防汚、低摩擦化等の機能化が難しいという問題もある。
従来技術として、たとえば上記特許文献1には、プラズマ処理にてフィルム表面の濡れ性を改善する技術が開示されているが、プラズマ処理等でフィルム表面の濡れ性を向上させた後にハードコート処理をして、機能化しようとすると、製造工程が増え、コストアップに繋がる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、基材に難密着性フィルムを使用し、基材に対する前処理無しで、ハードコートによる撥水、防汚、低摩擦化等の機能化を可能とし、しかも、ハードコート密着性、ハード性にも優れたハードコートフィルムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意検討を行った結果、以下の構成を有する発明により上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は以下の構成を有するものである。
【0008】
(第1の発明)
基材フィルム表面の水接触角A(°)と算術平均表面粗さB(nm)の関係が、関係式1:0≦A-7.5×lnB-48を満足する基材フィルムの少なくとも片面に、官能基数Cと重量平均分子量Dの関係が、関係式2:C-7.1×logD+13.6<0かつ0≦C-5.4×logD+12.8を満足するアクリレート系紫外線硬化型樹脂及び表面改質剤を少なくとも含有するハードコート層が積層され、前記ハードコート層表面の赤外分光光度計測定にて1730cm
-1
に吸収ピークを有し、前記ハードコート層表面の水接触角が90°以上であることを特徴とするハードコートフィルム。
【0009】
(第2の発明)
前記表面改質剤は、シリコーン含有ポリマーおよびフッ素含有ポリマーから少なくとも1種を用いることを特徴とする第1の発明に記載のハードコートフィルム。
(第3の発明)
前記表面改質剤の配合量は、前記ハードコート層のアクリレート系紫外線硬化型樹脂100質量部に対して、0.2質量部~0.6質量部であることを特徴とする第1又は第2の発明に記載のハードコートフィルム。
【0010】
(第4の発明)
前記ハードコート層はさらにシリカ微粒子を含有し、前記ハードコート層表面の赤外分光光度計測定にて1050cm
-1
に吸収ピークを有することを特徴とする第1又は第2の発明に記載のハードコートフィルム。
(第5の発明)
SUS材に対する前記ハードコート層表面の静摩擦係数が0.4以下であることを特徴とする第1又は第2の発明に記載のハードコートフィルム。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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