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公開番号2025153290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055682
出願日2024-03-29
発明の名称印刷装置、制御方法、及び、プログラム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 29/42 20060101AFI20251002BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザーの利便性を向上する。
【解決手段】プロセッサー2aは、起動処理Aが起動処理Cよりも先に完了する場合の一例である経路Eにおいて複数の起動処理が完了するまでに要する経路残り時間を算出する。プロセッサー2aは、起動処理Aが起動処理Cよりも後に完了する場合の一例である経路Aにおいて複数の起動処理が完了するまでに要する経路残り時間を算出する。プロセッサー2aは、経路Eの経路残り時間及び経路Aの経路残り時間に基づいて複数の起動処理の進捗状況を表示装置2cに出力する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
印刷媒体に液体を吐出することにより印刷を行う印刷部と、
制御部と、
を含み、
前記制御部は、
少なくとも、第1起動処理、第2起動処理、第3起動処理を含み、前記第1起動処理と前記第2起動処理は並行して実行可能であり、前記第3起動処理は前記第1起動処理及び前記第2起動処理が完了することを条件に実行可能である、複数の起動処理を実行し、
前記第1起動処理の実行以前において前記第1起動処理の所要時間である第1所要時間を予測し、
前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも先に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第1残り時間を算出し、前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも後に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第2残り時間を算出し、
前記第1残り時間及び前記第2残り時間に基づいて前記複数の起動処理の進捗状況を表示装置に出力する、
印刷装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記第1残り時間及び前記第2残り時間のうち長い方に基づいて前記進捗状況を前記表示装置に出力する、
印刷装置。
【請求項3】
請求項2に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記第1残り時間及び前記第2残り時間のうち長い方を前記進捗状況として前記表示装置に出力する、
印刷装置。
【請求項4】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記進捗状況を前記表示装置に出力することは、起動処理毎の進捗状況を前記表示装置に出力することである、
印刷装置。
【請求項5】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記印刷装置が備える前記表示装置に前記進捗状況を出力する、
印刷装置。
【請求項6】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記表示装置を備える外部機器に前記進捗状況を出力する、
印刷装置。
【請求項7】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記複数の起動処理毎の所要時間及び経過時間に基づいて、前記第1残り時間及び前記第2残り時間を算出する、
印刷装置。
【請求項8】
請求項7に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、実行中である起動処理が中断し、その後再開した場合、当該起動処理の所要時間又は経過時間の少なくとも何れか一方を補正する、
印刷装置。
【請求項9】
請求項8に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、実行中である起動処理が中断し、その後再開した場合、当該起動処理の経過時間を初期値に戻す、
印刷装置。
【請求項10】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記印刷部は、前記液体を加熱する加熱装置を含み、
前記第1起動処理は、前記加熱装置を用いて前記液体を加熱する処理を含む、
印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、制御方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、インクジェット方式の印刷装置においてUVインクを加温する技術を開示している。具体的には、インクカートリッジと液体吐出ヘッドを接続するインク流路と、インク流路と接する循環流路と、循環流路を流れる循環液を加温するヒーターと、が設けられている。そして、印刷装置の電源が投入されると、循環流路を流れる循環液がヒーターで加温されることにより、インク流路を流れるUVインクが加温される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-195911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、印刷装置の電源が投入されてから実際に印刷ジョブを受け付けられる状態になるには複数の起動処理が必要とされる。上記特許文献1のようにインクを加温することは、複数の起動処理の一具体例である。しかしながら、幾つかの起動処理の所要時間は電源投入時の印刷装置の状態などに応じて変動する不確定な性質を有する。このことから、印刷装置の起動処理の進捗状況をユーザーに提示できなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷媒体に液体を吐出することにより印刷を行う印刷部と、制御部と、を含み、前記制御部は、少なくとも、第1起動処理、第2起動処理、第3起動処理を含み、前記第1起動処理と前記第2起動処理は並行して実行可能であり、前記第3起動処理は前記第1起動処理及び前記第2起動処理が完了することを条件に実行可能である、複数の起動処理を実行し、前記第1起動処理の実行以前において前記第1起動処理の所要時間である第1所要時間を予測し、前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも先に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第1残り時間を算出し、前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも後に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第2残り時間を算出し、前記第1残り時間及び前記第2残り時間に基づいて前記複数の起動処理の進捗状況を表示装置に出力する、印刷装置が提供される。
【0006】
印刷媒体に液体を吐出することにより印刷を行う印刷部と、制御部と、を含む印刷装置の制御方法であって、少なくとも、第1起動処理、第2起動処理、第3起動処理を含み、前記第1起動処理と前記第2起動処理は並行して実行可能であり、前記第3起動処理は前記第1起動処理及び前記第2起動処理が完了することを条件に実行可能である、複数の起動処理を実行し、前記第1起動処理の実行以前において前記第1起動処理の所要時間である第1所要時間を予測し、前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも先に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第1残り時間を算出し、前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも後に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第2残り時間を算出し、前記第1残り時間及び前記第2残り時間に基づいて前記複数の起動処理の進捗状況を表示装置に出力する、制御方法が提供される。
【0007】
印刷媒体に液体を吐出することにより印刷を行う印刷部と、制御部と、を含む印刷装置の前記制御部に、少なくとも、第1起動処理、第2起動処理、第3起動処理を含み、前記第1起動処理と前記第2起動処理は並行して実行可能であり、前記第3起動処理は前記第1起動処理及び前記第2起動処理が完了することを条件に実行可能である、複数の起動処理を実行し、前記第1起動処理の実行以前において前記第1起動処理の所要時間である第1所要時間を予測し、前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも先に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第1残り時間を算出し、前記第1起動処理が前記第2起動処理よりも後に完了する場合において前記複数の起動処理が完了するまでに要する第2残り時間を算出し、前記第1残り時間及び前記第2残り時間に基づいて前記複数の起動処理の進捗状況を表示装置に出力する、ように動作させるプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷システムのブロック図である。(第1実施形態)
装置起動処理を構成する複数の起動処理の処理順を示す図である。(第1実施形態)
経路の構成図である。(第1実施形態)
時間管理データベースのデータ構造図である。(第1実施形態)
起動処理リストを示す図である。(第1実施形態)
印刷装置の制御フローである。(第1実施形態)
印刷装置の制御フローである。(第1実施形態)
印刷装置の制御フローである。(第1実施形態)
表示装置の出力例を示す図である。(第1実施形態)
表示装置の出力例を示す図である。(第1実施形態)
表示装置の出力例を示す図である。(第1実施形態)
印刷装置の制御フローである。(第2実施形態)
印刷装置の制御フローである。(第2実施形態)
装置起動処理を構成する複数の起動処理の処理順を示す図である。(第3実施形態)
経路の構成図である。(第3実施形態)
2頂点対最短経路問題を解くためのグラフである。(第4実施形態)
印刷装置の制御フローである。(第4実施形態)
印刷装置の制御フローである。(第4実施形態)
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0010】
(用語定義)
本明細書では、以下のように用語を定義して用いる。
(【0011】以降は省略されています)

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