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公開番号2025151855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053463
出願日2024-03-28
発明の名称通話処理装置、通話処理プログラム、通話処理方法及び通話処理システム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G10L 15/22 20060101AFI20251002BHJP(楽器;音響)
要約【課題】発話者の感情及び状態に基づく発話の乱れを補正し、受話者へ正確な情報伝達を行う。
【解決手段】発話者の音声を処理する通話処理装置であって、前記発話者の前記音声を取得し、取得した前記音声から発話内容を抽出し、発話時における前記発話者の発話状況を検出し、抽出した前記発話内容を、検出した前記発話状況に基づいて補正した補正発話文を作成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
発話者の音声を処理する通話処理装置であって、
前記発話者の前記音声を取得し、
取得した前記音声から発話内容を抽出し、
発話時における前記発話者の発話状況を検出し、
抽出した前記発話内容を、検出した前記発話状況に基づいて補正した補正発話文を作成する、
通話処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記発話状況は、前記発話者の生体状態である、
請求項1に記載の通話処理装置。
【請求項3】
前記発話者の前記生体状態は、前記発話者の感情である、
請求項2に記載の通話処理装置。
【請求項4】
前記発話者の外観情報を取得し、前記外観情報に基づいて前記発話者の前記感情を推定する、
請求項3に記載の通話処理装置。
【請求項5】
前記発話状況は、前記発話者の周囲環境である、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の通話処理装置。
【請求項6】
前記発話者の前記発話内容に基づいて発話に関する情報通知に不足している不足情報を生成し、
生成した前記不足情報を付加する、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の通話処理装置。
【請求項7】
前記補正発話文を音声データ化する、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の通話処理装置。
【請求項8】
発話者の音声を処理する通話処理プログラムであって、
前記発話者の前記音声を取得し、
取得した前記音声から発話内容を抽出し、
発話時における前記発話者の発話状況を検出し、
抽出した前記発話内容を、検出した前記発話状況に基づいて補正した補正発話文を作成する処理を、コンピュータに行わせる、
通話処理プログラム。
【請求項9】
発話者の音声を処理する通話処理方法であって、
前記発話者の前記音声を取得し、
取得した前記音声から発話内容を抽出し、
発話時における前記発話者の発話状況を検出し、
抽出した前記発話内容を、検出した前記発話状況に基づいて補正した補正発話文を作成する処理を、コンピュータが行う、
通話処理方法。
【請求項10】
発話者の音声を受話者に伝達する通話処理システムであって、
送話装置と、受話装置と、を含み、
前記送話装置は、
前記発話者の前記音声を取得し、
取得した前記音声を含む発話情報を前記受話装置に送信し、
前記受話装置は、
前記送話装置から前記発話者の前記発話情報を受信し、
受信した前記発話情報から発話内容を抽出し、
受信した前記発話情報に基づいて発話時における前記発話者の発話状況を検出し、
抽出した前記発話内容を、検出した前記発話状況に基づいて補正した補正発話文を作成し、
作成した前記補正発話文を音声出力する、
通話処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通話処理装置、通話処理プログラム、通話処理方法及び通話処理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、緊急時において、通報者と、通報先のオペレーターとが直接、映像画面を互いに確認しながら情報のやり取りができる緊急通報システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-116476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
交通事故等の緊急事態に遭遇した場合、当事者は、精神的なショックや交感神経への強い刺激を受けることがある。そのような状況下において、通報先に情報伝達を行う際に、当事者は、混乱や興奮によって発話の滑舌が悪化したり、事実とは異なる言葉を発したりする虞がある。すなわち、発話者(当事者)が情報を整理して伝えることができず、正確な情報伝達が困難になることがある。これにより、受話者が、正確な情報を受け取ることが困難になることに課題があった。さらに、発話者と受話者との質疑応答も混乱し、正確な情報の入手に多くの時間を要する場合もある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑み、発話者の感情及び状態に基づく発話の乱れを補正し、受話者へ正確な情報伝達を行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例示的な本発明の通話処理装置は、発話者の音声を処理する通話処理装置であって、前記発話者の前記音声を取得し、取得した前記音声から発話内容を抽出し、発話時における前記発話者の発話状況(例えば、感情)を検出し、抽出した前記発話内容を、検出した前記発話状況に基づいて補正した補正発話文を作成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、発話時における発話者の発話状況(例えば、感情)に応じて、発話者の音声を理解し易いように、つまり発話者の焦りといった感情等による発話の乱れを補正するように、適当に処理された補正発話文が生成される。したがって、補正発話文を音声等で受話者に通知することで、受話者へ正確な情報伝達を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の通話処理システムの全体構成図
図1の通話処理装置及び端末装置の構成を示すブロック図
図2の通話処理装置における通話処理方法の概要を示す説明図
発話状況データテーブルの一例を示す図
読み上げデータテーブルの一例を示す図
図2の通話処理装置が実行する通話処理を示すフローチャート
変形例の通話処理装置における通話処理方法の概要を示す説明図
図7の通話処理装置の構成を示すブロック図
図8の通話処理装置が実行する通話処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態の内容に限定されるものではない。
【0010】
<1.通話処理システム>
図1は、本実施形態の通話処理システム1の全体構成図である。通話処理システム1は、発話者U1の音声を受話者P1に伝達するシステムである。本実施形態において、通話処理システム1は、発話者U1が交通事故等の緊急事態に遭遇した場合に、警察、消防、保険会社等の通報先の受話者(オペレーター)P1に事態の情報伝達(通報)を行う際に用いられることを想定している。通話処理システム1は、サーバ装置等として構成された通話処理装置(受話装置)10と、発話者U1が所有する端末装置(送話装置)20と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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