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公開番号2025168758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073486
出願日2024-04-30
発明の名称カラオケ装置、カラオケシステム
出願人株式会社第一興商
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G10K 15/04 20060101AFI20251105BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ホストコンピュータとの通信が切断された後に貨幣集計機に貨幣が投入された場合、少なくとも一部の金額を返金可能とするカラオケ装置を提供する。
【解決手段】カラオケ本体、スピーカ、表示装置、マイク及びリモコン装置を備えるカラオケ装置において、カラオケ本体20は、ホストコンピュータとの通信が切断された時点において、残金額と、演奏残り回数と、演奏料金とを記憶させる記憶処理部、ホストコンピュータとの通信が切断された後に貨幣集計機から投入された貨幣の金額を含む入金信号を受信した場合、残金額、当該入金信号に応じた金額及び演奏料金から演奏回数を算出し、演奏残り回数から当該演奏回数を減じた差を確認する確認部及び演奏回数よりも演奏残り回数が少ない場合、返金信号を貨幣集計機に送信する入金処理部を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
カラオケ演奏の演奏料金として貨幣の投入を受け付ける貨幣集計機と接続されたカラオケ装置であって、
ホストコンピュータとの通信が切断された時点において、カラオケ演奏に使用可能な金額の残りを示す残金額と、当該ホストコンピュータとの通信が切断された状態において楽曲のカラオケ演奏が可能な回数を示す演奏残り回数と、1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金とを記憶させる記憶処理部と、
前記ホストコンピュータとの通信が切断された後に前記貨幣集計機から投入された貨幣の金額を含む入金信号を受信した場合、記憶されている前記残金額、当該入金信号に応じた金額、及び前記1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金から演奏回数を算出し、前記演奏残り回数から当該演奏回数を減じた差を確認する確認部と、
前記演奏回数よりも前記演奏残り回数が少ない場合、前記入金信号に応じた金額の少なくとも一部を返金させるための返金信号を、前記貨幣集計機に送信する入金処理部と、
を有するカラオケ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記入金処理部は、前記演奏回数よりも前記演奏残り回数が少ない場合、前記入金信号に応じた金額の全部を返金させるための前記返金信号を、前記貨幣集計機に送信することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
【請求項3】
前記入金処理部は、前記演奏回数よりも前記演奏残り回数が少ない場合、当該演奏回数から当該演奏残り回数を減算した値に、前記1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金を乗じた返金額を算出し、当該返金額に応じた金額を返金させるための前記返金信号を、前記貨幣集計機に送信することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
【請求項4】
前記記憶処理部は、前記入金信号に応じた金額から、算出した前記返金額を減算した金額を特定し、記憶されている前記残金額に対して特定した当該金額を加算することにより、記憶されている前記残金額の更新を行うことを特徴とする請求項3記載のカラオケ装置。
【請求項5】
前記記憶処理部は、前記演奏回数よりも前記演奏残り回数が多い場合、前記入金信号に応じた金額を前記残金額に加算して記憶させることを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
【請求項6】
前記残金額が前記1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金よりも少ない場合、または前記演奏残り回数が0の場合、楽曲のカラオケ演奏を行わないよう制御する演奏制御部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のカラオケ装置。
【請求項7】
カラオケ演奏の演奏料金として貨幣の投入を受け付ける貨幣集計機と、
前記貨幣集計機と接続されたカラオケ装置であって、
ホストコンピュータとの通信が切断された時点において、カラオケ演奏に使用可能な金額の残りを示す残金額と、当該ホストコンピュータとの通信が切断された状態において楽曲のカラオケ演奏が可能な回数を示す演奏残り回数と、1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金とを記憶させる記憶処理部と、
前記ホストコンピュータとの通信が切断された後に前記貨幣集計機から投入された貨幣の金額を含む入金信号を受信した場合、記憶されている前記残金額、当該入金信号に応じた金額、及び前記1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金から演奏回数を算出し、前記演奏残り回数から当該演奏回数を減じた差を確認する確認部と、
前記演奏回数よりも前記演奏残り回数が少ない場合、前記入金信号に応じた金額の少なくとも一部を返金させるための返金信号を、前記貨幣集計機に送信する入金処理部と、
を有するカラオケ装置と、
を含むカラオケシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はカラオケ装置及びカラオケシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
カラオケ装置と接続され、カラオケ演奏の演奏料金として貨幣の投入を受け付けるコインボックスのような貨幣集計機がある。
【0003】
たとえば特許文献1には、通知モードにおいて、コインボックスが、サービス提供装置から供給されるパルスに応答して残クレジット数に対応する数の通知パルスを出力し、サービス提供装置が、通知パルスをカウントすることにより残クレジット数を検知し、また、課金モードにおいて、コインボックスが、サービス提供装置から出力されるパルスを検出すると、このパルスを1つ検出する毎に残クレジット数を1つずつダウンカウントする技術が開示されている。
【0004】
一方、特許文献2には、通信回線のトラブルや切断などによってホストコンピュータとの通信が不可能となった場合であっても、即時にカラオケ楽曲の演奏が停止されるのではなく、所定の短期間のみ使用が可能な通信カラオケ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-016031号公報
特開平8-263087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、貨幣集計機と接続されたカラオケ装置において、ホストコンピュータとの通信が切断された場合、カラオケ演奏ができないにも拘らず貨幣集計機に貨幣が投入される可能性がありうる。
【0007】
本発明の目的は、ホストコンピュータとの通信が切断された後に貨幣集計機に貨幣が投入された場合、少なくとも一部の金額を返金可能とする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための一の発明は、カラオケ演奏の演奏料金として貨幣の投入を受け付ける貨幣集計機と接続されたカラオケ装置であって、ホストコンピュータとの通信が切断された時点において、カラオケ演奏に使用可能な金額の残りを示す残金額と、当該ホストコンピュータとの通信が切断された状態において楽曲のカラオケ演奏が可能な回数を示す演奏残り回数と、1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金とを記憶させる記憶処理部と、前記ホストコンピュータとの通信が切断された後に前記貨幣集計機から投入された貨幣の金額を含む入金信号を受信した場合、記憶されている前記残金額、当該入金信号に応じた金額、及び前記1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金から演奏回数を算出し、前記演奏残り回数から当該演奏回数を減じた差を確認する確認部と、前記演奏回数よりも前記演奏残り回数が少ない場合、前記入金信号に応じた金額の少なくとも一部を返金させるための返金信号を、前記貨幣集計機に送信する入金処理部と、を有するカラオケ装置である。
また、上記目的を達成するための別の発明は、カラオケ演奏の演奏料金として貨幣の投入を受け付ける貨幣集計機と、前記貨幣集計機と接続されたカラオケ装置であって、ホストコンピュータとの通信が切断された時点において、カラオケ演奏に使用可能な金額の残りを示す残金額と、当該ホストコンピュータとの通信が切断された状態において楽曲のカラオケ演奏が可能な回数を示す演奏残り回数と、1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金とを記憶させる記憶処理部と、前記ホストコンピュータとの通信が切断された後に前記貨幣集計機から投入された貨幣の金額を含む入金信号を受信した場合、記憶されている前記残金額、当該入金信号に応じた金額、及び前記1回あたりのカラオケ演奏の演奏料金から演奏回数を算出し、前記演奏残り回数から当該演奏回数を減じた差を確認する確認部と、前記演奏回数よりも前記演奏残り回数が少ない場合、前記入金信号に応じた金額の少なくとも一部を返金させるための返金信号を、前記貨幣集計機に送信する入金処理部と、を有するカラオケ装置と、を含むカラオケシステムである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ホストコンピュータとの通信が切断された後に貨幣集計機に貨幣が投入された場合、少なくとも一部の金額を返金可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るカラオケシステムを示す図である。
実施形態に係る貨幣集計機を示す図である。
実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。
実施形態に係るカラオケ本体を示す図である。
実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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