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公開番号2025166563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070671
出願日2024-04-24
発明の名称カラオケ装置
出願人株式会社第一興商
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G10K 15/04 20060101AFI20251029BHJP(楽器;音響)
要約【課題】利用者に対し、カラオケ歌唱の評価のポイントを聴覚的に提示可能なカラオケ装置を提供する。
【解決手段】利用者のカラオケ歌唱を所定区間毎に採点した採点値を求め、複数の当該所定区間毎の採点値に基づく値を採点結果として表示手段に表示させる採点処理部、複数の所定区間毎の採点値の中から、所定の条件に当てはまる採点値を抽出する抽出部、抽出された採点値に対応する所定区間における利用者の前記カラオケ歌唱に伴う歌唱音声に基づくダイジェスト歌唱音声を生成する生成部、生成されたダイジェスト歌唱音声を所定のタイミングで放音手段から放音させる放音処理部を有するカラオケ装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
利用者のカラオケ歌唱を所定区間毎に採点した採点値を求め、複数の当該所定区間毎の採点値に基づく値を採点結果として表示手段に表示させる採点処理部と、
前記複数の所定区間毎の採点値の中から、所定の条件に当てはまる採点値を抽出する抽出部と、
抽出された前記採点値に対応する所定区間における前記利用者の前記カラオケ歌唱に伴う歌唱音声に基づくダイジェスト歌唱音声を生成する生成部と、
生成された前記ダイジェスト歌唱音声を所定のタイミングで放音手段から放音させる放音処理部と、
を有するカラオケ装置。
続きを表示（約 640 文字）【請求項２】
前記抽出部は、前記所定の条件として採点値の高い順に所定数を抽出し、または前記所定の条件として採点値の低い順に所定数を抽出し、または前記所定の条件として採点値の高い順及び低い順に交互に所定数を抽出することを特徴とする請求項１記載のカラオケ装置。
【請求項３】
前記抽出部は、前記ダイジェスト歌唱音声が予め設定された所定時間内に収まる長さとなることを前記所定の条件として、採点値を抽出することを特徴とする請求項２記載のカラオケ装置。
【請求項４】
前記生成部は、予め設定された所定時間内に収まる長さの前記ダイジェスト歌唱音声を生成することを特徴とする請求項１記載のカラオケ装置。
【請求項５】
前記生成部は、前記採点値が抽出された順に基づいて、前記ダイジェスト歌唱音声を生成することを特徴とする請求項１記載のカラオケ装置。
【請求項６】
前記生成部は、抽出された前記採点値に対応する所定区間における前記利用者の前記カラオケ歌唱に伴う歌唱音声を、当該カラオケ歌唱を行った順に繋ぎ合わせた前記ダイジェスト歌唱音声を生成することを特徴とする請求項１記載のカラオケ装置。
【請求項７】
前記放音処理部は、前記採点結果が表示されるタイミングを前記所定のタイミングとして、生成された前記ダイジェスト歌唱音声を前記放音手段から放音させることを特徴とする請求項１から６のいずれか１項に記載のカラオケ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明はカラオケ装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
カラオケ装置は、たとえば歌唱採点機能のような、利用者が行ったカラオケ歌唱を評価する機能を搭載している。
【０００３】
ここで、特許文献１には、カラオケ曲の歌唱において、どの区間部分が上手く歌えて、どの区間部分が上手く歌えなかったかを歌唱者に報知する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００４－２０５８１９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明の目的は、利用者に対し、カラオケ歌唱の評価のポイントを聴覚的に提示可能なカラオケ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するための一の発明は、利用者のカラオケ歌唱を所定区間毎に採点した採点値を求め、複数の当該所定区間毎の採点値に基づく値を採点結果として表示手段に表示させる採点処理部と、前記複数の所定区間毎の採点値の中から、所定の条件に当てはまる採点値を抽出する抽出部と、抽出された前記採点値に対応する所定区間における前記利用者の前記カラオケ歌唱に伴う歌唱音声に基づくダイジェスト歌唱音声を生成する生成部と、生成された前記ダイジェスト歌唱音声を所定のタイミングで放音手段から放音させる放音処理部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、利用者に対し、カラオケ歌唱の評価のポイントを聴覚的に提示できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。
実施形態に係るカラオケ本体を示す図である。
実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
実施形態に係る歌唱区間毎の採点値と、歌唱区間毎の演奏開始時刻及び演奏終了時刻と対応付けたテーブルである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
＜実施形態＞
図１から図４を参照して、実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
【００１０】
＝＝カラオケ装置＝＝
カラオケ装置Ｋは、楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図１に示すように、カラオケ装置Ｋは、カラオケ本体１０、スピーカ２０、表示装置３０、マイク４０、及びリモコン装置５０を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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