TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025162644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-28
出願番号2024065958
出願日2024-04-16
発明の名称情報通知装置、車両システム、情報通知方法およびプログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20251021BHJP(信号)
要約【課題】車両の運行に必要な情報の提供を維持しつつ、ユーザに煩わしさを感じさせにくい情報通知を実現すること。
【解決手段】実施形態に係る情報通知装置は、コントローラを備える。コントローラは、車両における情報通知に対する運転者の耐性と、通知対象である情報の認知必要性とに応じて、上記情報通知に使用する通知用媒体を選択し、選択した上記通知用媒体による上記情報通知を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両における情報通知に対する運転者の耐性と、通知対象である情報の認知必要性とに応じて、前記情報通知に使用する通知用媒体を選択し、
選択した前記通知用媒体による前記情報通知を行うコントローラ、
を備える情報通知装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記認知必要性は、通知対象である前記情報に対応する事象に関する危険度である、
請求項1に記載の情報通知装置。
【請求項3】
前記耐性は、前記情報通知に対する習熟度である、
請求項2に記載の情報通知装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記危険度が最大閾値を超える場合に、前記通知用媒体として最大危険度用通知用媒体を選択する、
請求項2に記載の情報通知装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記危険度が最大閾値を超える場合に、前記通知用媒体として最大危険度用通知用媒体を選択する、
請求項3に記載の情報通知装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
通知した前記情報通知に対する前記運転者の感情状態を推定し、
推定した前記感情状態に基づいて、前記通知用媒体を選択する条件を調整する、
請求項1、2または4に記載の情報通知装置。
【請求項7】
前記通知用媒体は、
映像通知、振動通知および音声通知を用いた通知である詳細通知、
または、映像通知と振動通知と音声通知の内では、前記映像通知および前記振動通知のみを用いた通知である通常通知、
または、映像通知と振動通知と音声通知の内では、前記振動通知のみを用いた通知である簡易通知である、
請求項1、2または4に記載の情報通知装置。
【請求項8】
車載装置と、複数のセンサと、表示部と、スピーカと、振動部とを備え、
前記車載装置は、
前記複数のセンサからのセンサ信号に基づいて車両の運転者に対する情報を生成し、
前記運転者の情報通知に対する耐性と、通知対象である情報の認知必要性とに応じて、前記情報通知に使用する通知用媒体を、前記表示部と前記スピーカと前記振動部とから選択し、
選択した前記通知用媒体を使用して前記生成した情報の通知を行う、
車両システム。
【請求項9】
車両における情報通知に対する運転者の耐性と、通知対象である情報の認知必要性とに応じて、前記情報通知に使用する通知用媒体を選択する、
コントローラが実行する情報通知方法。
【請求項10】
車両における情報通知に対する運転者の耐性と、通知対象である情報の認知必要性とに応じて、前記情報通知に使用する通知用媒体を選択することと、
選択した前記通知用媒体による前記情報通知を行うことと、
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、情報通知装置、車両システム、情報通知方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、巻き込み事故が生じるおそれのある左折時などに、車両の運転者に対し、注意喚起のための情報通知を行う情報通知装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような情報通知は、例えばスピーカからの「左折します。巻き込みに注意してください。」といった音声通知や、表示部へ「巻き込み注意!」といったテキストを表示させる映像通知等を組み合わせることで行われる(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-102529号公報
特開2007-122142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術には、車両の運行に必要な情報の提供を維持しつつ、ユーザに煩わしさを感じさせにくい情報通知を実現するうえで、さらなる改善の余地がある。
【0006】
例えば、上述した従来技術を用いた場合、左折時等の注意喚起が必要なシーンにおいて常に音声通知や映像通知が行われてしまうため、過多な情報通知となってしまい、ユーザが煩わしく感じてしまうおそれがある。また、煩わしさを感じたユーザは、情報通知機能をオフにしてしまうおそれもある。ユーザが情報通知機能をオフにしてしまうと、注意喚起のような車両の安全な運行に必要な情報の提供を行うことができなくなる。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の運行に必要な情報の提供を維持しつつ、ユーザに煩わしさを感じさせにくい情報通知を実現することができる情報通知装置、車両システム、情報通知方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る情報通知装置は、コントローラを備える。前記コントローラは、車両における情報通知に対する運転者の耐性と、通知対象である情報の認知必要性とに応じて、前記情報通知に使用する通知用媒体を選択し、選択した前記通知用媒体による前記情報通知を行う。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、例えば運転者の習熟度等を含む上記運転者の耐性と、例えば危険度等を含む認知必要性とに応じて、情報通知に使用する通知用媒体を選択する。すなわち、上記耐性と上記認知必要性とをパラメータとして車両の運行の状況や運転者の情報通知に対する慣れの程度に応じた通知用媒体を選択することができる。これにより、本発明によれば、車両の運行に必要な情報の提供を維持しつつ、ユーザに煩わしさを感じさせにくい情報通知を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る情報通知方法の概要説明図である。
図2は、通常通知の説明図である。
図3は、詳細通知の説明図である。
図4は、簡易通知の説明図である。
図5は、危険度と習熟度とに基づき通知方法を決定する動作例を示す図である。
図6は、通知方法決定データテーブルを用いた方法の説明図である。
図7は、通知方法決定条件データテーブルを用いた方法の説明図である。
図8は、実施形態に係る車両システムの構成例を示す図である。
図9は、ユーザ情報の一例を示す図である。
図10は、感情種別テーブルを示す図である。
図11は、コントローラの機能ブロック図である。
図12は、実施形態に係る車載装置が実行する処理手順を示すフローチャート(その1)である。
図13は、実施形態に係る車載装置が実行する処理手順を示すフローチャート(その2)である。
図14は、通知方法情報の更新例を示す図(その1)である。
図15は、通知方法情報の更新例を示す図(その2)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
安全支援装置
24日前
日本精機株式会社
警報システム
2か月前
個人
自動電動車椅子
2か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
エムケー精工株式会社
車両誘導装置
3か月前
スズキ株式会社
運転支援装置
2か月前
ニッタン株式会社
検知器
1か月前
ニッタン株式会社
検知器
2か月前
日本無線株式会社
船舶システム
25日前
個人
磁気路上での車両の路線離脱防御
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
3か月前
ニッタン株式会社
検知器
2か月前
株式会社国際電気
防災システム
3か月前
ニッタン株式会社
発信機
3か月前
ニッタン株式会社
検知器
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
株式会社SUBARU
運転支援装置
1か月前
日本信号株式会社
異常走行検出装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
2か月前
ダイハツ工業株式会社
移動支援装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
個人
乗り物の移動を支援する方法及び装置
4か月前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
1か月前
株式会社小糸製作所
移動体検出装置
2か月前
株式会社デンソー
運航管理装置
1か月前
三菱自動車工業株式会社
制御システム
1か月前
株式会社CCT
通信装置及び表示方法
1か月前
株式会社小糸製作所
車両検出システム
2か月前
日本精機株式会社
報知装置及び報知システム
2か月前
株式会社SUBARU
事故情報収集装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
回避動作判別装置
4か月前
個人
現示内容に関する情報放送機能付き信号機
4か月前
日本信号株式会社
交通信号制御システム
4か月前
能美防災株式会社
火災感知器
2か月前
株式会社 ミックウェア
車内環境制御システム
1か月前
能美防災株式会社
非常伝達装置
2か月前
続きを見る