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公開番号2025145783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046162
出願日2024-03-22
発明の名称印刷装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/17 20060101AFI20250926BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】筐体に設けられる開閉カバーの強度が十分確保できない虞がある。
【解決手段】印刷装置1は、筐体100に収容され、媒体2にインクを吐出するヘッド25と、筐体100の天面100aの一部を構成する第1隔壁210と筐体100の正面の一部を構成する第2隔壁220とを有し、筐体100における天面100aを開閉する開閉カバー200と、筐体100の内側の気体を吸引孔241から吸引する吸引部240と、吸引部240と連通するダクト231と、を備え、ダクト231は、第2隔壁220の外面220fに固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体に収容され、媒体に液体を吐出するヘッドと、
前記筐体の天面の一部を構成する第1隔壁と、前記筐体の正面の一部を構成する第2隔壁と、を有し、前記筐体における前記天面を開閉する開閉カバーと、
前記筐体の内側の気体を吸引孔から吸引する吸引部と、
前記吸引部と連通するダクトと、
を備え、
前記ダクトは、前記第2隔壁の外面に固定される、
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記吸引部は、前記第2隔壁の内面に固定され、前記第2隔壁に設けられる連通部を介して前記ダクトと連通する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第1隔壁は、前記筐体の内側を視認可能な窓を有し、
前記吸引部は、前記窓を介して視認可能に設けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記ダクトに配置されるフィルターを備え、
前記正面から見て、前記吸引孔は、前記フィルターと重ならない位置に設けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記正面から見て、前記フィルターを挟むように、複数の前記吸引孔が設けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記第2隔壁は、透明性を有する部材により構成され、
前記ダクトは、前記第2隔壁の下端から離れた位置に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記ダクトは、前記筐体の前記正面の一部を構成する外面を有し、
前記外面は、下向きに傾斜している、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、記録媒体が載置されるプラテンと、インクヘッドと、搬送機構と、カバー部材と、フロントカバーと、送風装置と、を備える印刷装置の一例であるインクジェットプリンターが開示されている。インクヘッドは、主走査方向に移動自在に設けられ、記録媒体にインクを吐出する。搬送機構は、記録媒体を主走査方向と直交する副走査方向に搬送する。カバー部材は、プラテンの上方および側方に配置され、インクヘッドよりも副走査方向の下流側に開口が形成される。フロントカバーは、カバー部材に取り付けられ、開口を開閉する。送風装置は、フロントカバーに設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-176455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のインクジェットプリンターでは、透明なアクリル樹脂から形成されるフロントカバーの下端に、アルミ材によって形成される送風装置が取り付けられている。この場合、送風装置がフロントカバーの下端に設けられることにより、フロントカバーの十分な強度が確保できない虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、筐体に収容され、媒体に液体を吐出するヘッドと、前記筐体の天面の一部を構成する第1隔壁と、前記筐体の正面の一部を構成する第2隔壁と、を有し、前記筐体における前記天面を開閉する開閉カバーと、前記筐体の内側の気体を吸引孔から吸引する吸引部と、前記吸引部と連通するダクトと、を備え、前記ダクトは、前記第2隔壁の外面に固定される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
印刷装置の構成を示す概略図。
印刷装置の外観を示す斜視図。
図2に示す印刷装置の開閉カバーが開位置にある状態を示す斜視図。
開閉カバーが閉位置にあるときの開閉カバー周辺の構成を示す斜視図。
開閉カバーが開位置にあるときの開閉カバー周辺の構成を示す部分斜視図。
開閉カバーが閉位置にあるときの開閉カバー周辺の構成を示す部分斜視図。
開閉カバーを正面側から見た斜視図。
開閉カバーを背面側から見た斜視図。
吸引部及びダクトの構成を示す部分斜視図。
内側ダクト及び縦型ダクトの構成を示す部分斜視図。
吸引部の他の実施形態を示す部分斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に基づいて本開示を説明する。各図において同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」と記載する場合は、完全に同じであることのみを指すわけではない。
【0008】
例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」と記載する場合は、測定誤差を考慮して同じである場合を含むものとする。例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」と記載する場合は、部材の製造ばらつきを考慮して同じである場合を含むものとする。例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」と記載する場合は、機能を損なわない範囲で同じである場合を含むものとする。よって、例えば、「両者の寸法が同じである」とは、測定誤差、部材の製造ばらつきを考慮し、両者の寸法差が、一方の寸法の±5パーセント以内、特に好ましくは±3パーセント以内であることを指す。
【0009】
1.実施形態1
印刷装置1は、例えば、用紙等の媒体2に対して、液体の一例であるインクを吐出することにより、媒体2に文字や写真等の画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。
【0010】
各図においてX、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向をX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向とする。向きを特定する場合には、正の方向を「+」、負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用し、各図の矢印が向かう向きを+方向、矢印の反対方向を-方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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