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公開番号2025141196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041019
出願日2024-03-15
発明の名称インク袋
出願人ZACROS株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250919BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】環境負荷を軽減し、持続可能性を向上することが可能なインク袋を提供する。
【解決手段】複数のフィルムを積層した積層体10からなるインク袋であって、前記複数のフィルムは、ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムのみからなり、前記複数のフィルムのうち、内容物に接する最内層11がシーラント層であり、前記シーラント層は、ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムからなることを特徴とするインク袋。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のフィルムを積層した積層体からなるインク袋であって、
前記複数のフィルムは、ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムのみからなり、
前記複数のフィルムのうち、内容物に接する最内層がシーラント層であり、前記シーラント層は、ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムからなることを特徴とするインク袋。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記シーラント層に用いる前記ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムは、スリップ剤、帯電防止剤およびアンチブロッキング剤が無添加のフィルムであることを特徴とする請求項1に記載のインク袋。
【請求項3】
前記複数のフィルムのうち、最外層のフィルムが、延伸ポリプロピレン樹脂フィルムからなることを特徴とする請求項1に記載のインク袋。
【請求項4】
前記複数のフィルムのうち、前記シーラント層以外のフィルムが、蒸着フィルムを含むことを特徴とする請求項1に記載のインク袋。
【請求項5】
前記蒸着フィルムは、金属蒸着フィルムまたは透明蒸着フィルムからなることを特徴とする請求項4に記載のインク袋。
【請求項6】
前記蒸着フィルムは、前記複数のフィルムのうち、最外層のフィルムと前記シーラント層との間に2層以上積層されていることを特徴とする請求項4に記載のインク袋。
【請求項7】
前記蒸着フィルムは、前記シーラント層以外の樹脂フィルムにおける前記シーラント層とは反対側の面にのみ蒸着層を有することを特徴とする請求項6に記載のインク袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インク袋に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット式プリンタには、記録ヘッドに供給するインクを貯留しているインクカートリッジが交換可能に設けられている。インクカートリッジの構造としては、インクを包装したインク袋をハードケースの内部に収容した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-49513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のインク袋では、ヒートシール層の外側に、ナイロン、ポリエステル等を複合した素材が用いられている。インクカートリッジのリサイクルにおいて、インク袋が複合素材からなる場合、リサイクルが難しいという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、環境負荷を軽減し、持続可能性を向上することが可能なインク袋を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、複数のフィルムを積層した積層体からなるインク袋であって、前記複数のフィルムは、ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムのみからなり、前記複数のフィルムのうち、内容物に接する最内層がシーラント層であり、前記シーラント層は、ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムからなる。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、前記シーラント層に用いる前記ポリエチレン系樹脂フィルムまたはポリプロピレン系樹脂フィルムは、スリップ剤、帯電防止剤およびアンチブロッキング剤が無添加のフィルムである。
第3の態様は、第1または第2の態様において、前記複数のフィルムのうち、最外層のフィルムが、延伸ポリプロピレン樹脂フィルムからなる。
【0008】
第4の態様は、第1~3の態様のいずれか1において、前記複数のフィルムのうち、前記シーラント層以外のフィルムが、蒸着フィルムを含む。
第5の態様は、第4の態様において、前記蒸着フィルムは、金属蒸着フィルムまたは透明蒸着フィルムからなる。
第6の態様は、第4または第5の態様において、前記蒸着フィルムは、前記複数のフィルムのうち、最外層のフィルムと前記シーラント層との間に2層以上積層されている。
第7の態様は、第4~6の態様のいずれか1において、前記蒸着フィルムは、前記シーラント層以外の樹脂フィルムにおける前記シーラント層とは反対側の面にのみ蒸着層を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、環境負荷を軽減し、持続可能性を向上することが可能なインク袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
インク袋に用いられる第1例の積層体を示す断面図である。
インク袋に用いられる第2例の積層体を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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