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公開番号
2025135711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033625
出願日
2024-03-06
発明の名称
ガスバリアフィルム
出願人
リンテック株式会社
代理人
弁理士法人大谷特許事務所
主分類
B32B
27/18 20060101AFI20250911BHJP(積層体)
要約
【課題】密着性及びガスバリア性が高く、かつ、耐候密着性に優れたガスバリアフィルムを提供する。
【解決手段】紫外線吸収性基材、下地層、及びガスバリア層がこの順に積層され、前記下地層が、紫外線吸収剤及び光安定剤からなる群より選択される少なくとも1つを含有するガスバリアフィルム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紫外線吸収性基材、下地層、及びガスバリア層がこの順に積層され、前記下地層が、紫外線吸収剤及び光安定剤からなる群より選択される少なくとも1つを含有するガスバリアフィルム。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記紫外線吸収性基材は、波長360nmにおける光線透過率が3.0%以下の樹脂フィルムである、請求項1に記載のガスバリアフィルム。
【請求項3】
前記下地層の厚さが0.5~3μmである、請求項1又は2に記載のガスバリアフィルム。
【請求項4】
前記紫外線吸収性基材の厚さが5~500μmである、請求項1又は2に記載のガスバリアフィルム。
【請求項5】
水蒸気透過率が1.0×10
-3
g/(m
2
・day)以下である、請求項1又は2に記載のガスバリアフィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスバリアフィルムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電子デバイスを構成する機能素子が紫外線によって劣化することを低減する等を目的として、紫外線遮断性を有する樹脂フィルムをガスバリアフィルムの基材に用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015/152075号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、本発明者の検討によれば、紫外線遮断性を有する樹脂フィルムを基材として用いたガスバリアフィルムでは、高温環境下で強い紫外線に長時間曝された場合に密着性が低下し、改善の余地があることが判明した。
【0005】
本発明は、上記問題を鑑み、密着性及びガスバリア性が高く、かつ、耐候密着性に優れたガスバリアフィルムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、紫外線吸収性基材を用い、更に所定の成分からなる下地層を設けることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の[1]~[5]を提供するものである。
【0007】
[1]紫外線吸収性基材、下地層、及びガスバリア層がこの順に積層され、前記下地層が、紫外線吸収剤及び光安定剤からなる群より選択される少なくとも1つを含有するガスバリアフィルム。
[2]前記紫外線吸収性基材は、波長360nmにおける光線透過率が3.0%以下の樹脂フィルムである、上記[1]に記載のガスバリアフィルム。
[3]前記下地層の厚さが0.5~3μmである、上記[1]又は[2]に記載のガスバリアフィルム。
[4]前記紫外線吸収性基材の厚さが5~500μmである、上記[1]~[3]のいずれか一つに記載のガスバリアフィルム。
[5]水蒸気透過率が1.0×10
-3
g/(m
2
・day)以下である、上記[1]~[4]のいずれか一つに記載のガスバリアフィルム。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、密着性及びガスバリア性が高く、かつ、耐候密着性に優れたガスバリアフィルムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ガスバリアフィルムの一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書において、好ましいとする規定は任意に選択でき、好ましいとする規定同士の組み合わせはより好ましいといえる。
本明細書において、「XX~YY」との記載は、「XX以上YY以下」を意味する。
本明細書において、好ましい数値範囲(例えば、含有量等の範囲)について、段階的に記載された下限値及び上限値は、それぞれ独立して組み合わせることができる。例えば、「好ましくは10~90、より好ましくは30~60」という記載から、「好ましい下限値(10)」と「より好ましい上限値(60)」とを組み合わせて、「10~60」とすることもできる。
本明細書において、例えば、「(メタ)アクリレート」とは、「アクリレート」と「メタクリレート」の双方を示し、他の類似用語も同様である。
本明細書において、水蒸気や酸素の透過を抑制する特性を「ガスバリア性」、ガスバリア性を有するフィルムを「ガスバリアフィルム」という。
なお、理解を容易にするために各所で図を用いて説明するが、本発明は図に示されるものに限られない。また、図は模式図であり、理解を容易にするため、実際の寸法より誇張して示されている。
以下、本発明の実施形態(以下、「本実施形態」と称することがある)に係るガスバリアフィルムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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