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公開番号
2025135189
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024032874
出願日
2024-03-05
発明の名称
放熱構造体
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
H01L
23/36 20060101AFI20250910BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】新規な構造を有する放熱構造体を提供すること。
【解決手段】
放熱構造体は、基体と、第1のフィンおよび第1のフィンに隣接する第2のフィンを含む複数のフィンと、第1のフィンと第2のフィンとを接続するフィン接続部と、を含み、第1のフィンおよび第2のフィンの各々は、複数の第1の開孔を含む第1の側壁部と、複数の第2の開孔を含む、第1の側壁部と対向する第2の側壁部と、第1の側壁部と第2の側壁部とを接続する側壁接続部と、を含み、複数の第1の開孔は、第1の側壁部の一端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側であって、かつ、第1の側壁部の他端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側に位置し、複数の第2の開孔は、第2の側壁部の一端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側であって、かつ、第2の側壁部の他端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基体と、
前記基体の一面の上に配置され、第1のフィンおよび前記第1のフィンに隣接する第2のフィンを含む複数のフィンと、
前記一面と接し、前記第1のフィンと前記第2のフィンとを接続するフィン接続部と、を含み、
前記第1のフィンおよび前記第2のフィンの各々は、
複数の第1の開孔を含む第1の側壁部と、
複数の第2の開孔を含む、前記第1の側壁部と対向する第2の側壁部と、
前記第1の側壁部の一端および前記第2の側壁部の一端のそれぞれから折れ曲がるように延出され、前記第1の側壁部と前記第2の側壁部とを接続する側壁接続部と、を含み、
前記フィン接続部は、前記第1のフィンの前記第2の側壁部の他端および前記第2のフィンの前記第1の側壁部の他端のそれぞれから折れ曲がるように延出され、
前記複数の第1の開孔は、前記第1の側壁部の前記一端から前記側壁接続部の厚さの2倍よりも内側であって、かつ、前記第1の側壁部の前記他端から前記側壁接続部の前記厚さの2倍よりも内側に位置し、
前記複数の第2の開孔は、前記第2の側壁部の前記一端から前記側壁接続部の前記厚さの2倍よりも内側であって、かつ、前記第2の側壁部の前記他端から前記側壁接続部の前記厚さの2倍よりも内側に位置する、放熱構造体。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記第1のフィンおよび前記第2のフィンの各々の前記第1の側壁部と前記第2の側壁部との間の距離は、前記第1のフィンの前記第2の側壁部と前記第2のフィンの前記第1の側壁部との間の距離と略一致する、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項3】
前記第1のフィンおよび前記第2のフィンの各々の前記第1の側壁部と前記第2の側壁部との間の距離は、前記基体から離れるにつれて小さくなる、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項4】
前記第1のフィンおよび前記第2のフィンの各々の前記第1の側壁部と前記第2の側壁部との間の距離は、前記基体から離れるにつれて大きくなる、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項5】
前記第1のフィンおよび前記第2のフィンの各々の前記第1の側壁部と前記第2の側壁部との間の距離は、前記第1のフィンの前記第2の側壁部と前記第2のフィンの前記第1の側壁部との間の距離よりも小さい、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項6】
前記第1のフィンおよび前記第2のフィンの各々の前記第1の側壁部および第2の側壁部は、波状に延在している、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項7】
前記側壁接続部は、円弧状に湾曲している、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項8】
前記フィン接続部は、円弧状に湾曲している、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項9】
前記複数の第1の開孔は、円形状、楕円形状、多角形状、またはV字形状を有する、請求項1に記載の放熱構造体。
【請求項10】
前記複数の第1の開孔は、格子状パターンで配置されている、請求項9に記載の放熱構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、放熱性能を有する放熱構造体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体集積回路の微細化技術の発展に伴い、半導体集積回路を実装する電子機器の発熱量の増加が問題となっている。発熱によって電子機器の温度が高くなると、電子機器が正常に動作しなくなるだけでなく、電子機器が故障する原因となり得る。そのため、電子機器を冷却するために、ヒートシンクのような放熱構造体が電子機器に設置される。放熱構造体は、電子機器からの熱を吸収し、空気、冷媒、または交換媒体に放熱するためのフィンを有する(例えば、特許文献1参照)。一般的に、フィンの数または表面積を増加させることで、放熱構造体は、効率よく放熱することができる。また、近年では、モータ、インバータ、ポンプ、およびコンプレッサなどの電動機においても、電動機の駆動時における発熱を抑制するために、電動機を収容する筐体にフィンが形成される場合がある(例えば、特許文献2および特許文献3参照)。このように、放熱構造体は様々な技術分野において利用され、放熱構造体の需要が増加している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-273300号公報
特開2019-022250号公報
特開2019-161736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フィンのアスペクト比を大きくすると、放熱構造体の放熱性能を向上させることができる。しかしながら、放熱構造体の利用態様によっては、放熱性能だけではなく、機械的強度が要求される場合も多い。放熱性能を向上させるためにアスペクト比を大きくたフィンでは、フィンの機械的強度が低下してしまう。また、フィンの厚みを大きくすればフィンの機械的強度を向上することができるが、放熱構造体の製造コストや重量等が増加してしまう。そのため、放熱性能および機械的強度を維持しながら、製造コストや重量等を抑制することができる放熱構造体が要望されている。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記問題に鑑み、新規な構造を有する放熱構造体を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る放熱構造体は、基体と、基体の一面の上に配置され、第1のフィンおよび第1のフィンに隣接する第2のフィンを含む複数のフィンと、一面と接し、第1のフィンと第2のフィンとを接続するフィン接続部と、を含み、第1のフィンおよび第2のフィンの各々は、複数の第1の開孔を含む第1の側壁部と、複数の第2の開孔を含む、第1の側壁部と対向する第2の側壁部と、第1の側壁部の一端および第2の側壁部の一端のそれぞれから折れ曲がるように延出され、第1の側壁部と第2の側壁部とを接続する側壁接続部と、を含み、フィン接続部は、第1のフィンの第2の側壁部のおよび第2のフィンの第1の側壁部の他端のそれぞれから折れ曲がるように延出され、複数の第1の開孔は、第1の側壁部の一端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側であって、かつ、第1の側壁部の他端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側に位置し、複数の第2の開孔は、第2の側壁部の一端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側であって、かつ、第2の側壁部の他端から側壁接続部の厚さの2倍よりも内側に位置する。
【0007】
第1のフィンおよび第2のフィンの各々の第1の側壁部と第2の側壁部との間の距離は、第1のフィンの第2の側壁部と第2のフィンの第1の側壁部との間の距離と略一致してもよい。
【0008】
第1のフィンおよび第2のフィンの各々の第1の側壁部と第2の側壁部との間の距離は、基体から離れるにつれて小さくなってもよい。
【0009】
第1のフィンおよび第2のフィンの各々の第1の側壁部と第2の側壁部との間の距離は、基体から離れるにつれて大きくなってもよい。
【0010】
第1のフィンおよび第2のフィンの各々の第1の側壁部と第2の側壁部との間の距離は、第1のフィンの第2の側壁部と第2のフィンの第1の側壁部との間の距離よりも小さくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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