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公開番号
2025170620
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-19
出願番号
2024075354
出願日
2024-05-07
発明の名称
インダクタ部品
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
17/04 20060101AFI20251112BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】インダクタンスの取得効率の低下を抑制することができるインダクタ部品を提供する。
【解決手段】インダクタ部品は、第1方向へ蛇行しつつ第1方向に対して交差する第2方向へ延びたミアンダ形状のコイル配線と、第1外部端子および第2外部端子と、第1方向および第2方向に対して交差する第3方向に沿って延び、第1外部端子およびコイル配線に接続された第1接続導体と、第3方向に沿って延び、第2外部端子およびコイル配線に接続された第2接続導体とを備える。第3方向に沿って見て、第1方向におけるコイル配線の中央であり、前記第2方向に平行に延びるコイル中央線は、第1方向における第1接続導体の中央であり、前記第2方向に平行に延びる第1中央線と、第1方向における第2接続導体の中央であり、前記第2方向に平行に延びる第2中央線との間に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
本体と、
前記本体の内部に設けられ、第1方向へ蛇行しつつ前記第1方向に対して交差する第2方向へ延びたミアンダ形状のコイル配線と、
前記本体の外面に設けられた第1外部端子および第2外部端子と、
前記本体の内部に設けられ、前記第1方向および前記第2方向に対して交差する第3方向に沿って延び、前記第1外部端子および前記コイル配線に接続された第1接続導体と、
前記本体の内部に設けられ、前記第3方向に沿って延び、前記第2外部端子および前記コイル配線に接続された第2接続導体と、を備え、
前記第3方向に沿って見て、前記第1方向における前記コイル配線の中央であり、前記第2方向に平行に延びるコイル中央線は、前記第1方向における前記第1接続導体の中央であり、前記第2方向に平行に延びる第1中央線と、前記第1方向における前記第2接続導体の中央であり、前記第2方向に平行に延びる第2中央線との間に位置する、インダクタ部品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第3方向に沿って見て、前記第1接続導体および前記第2接続導体は、前記第1方向において前記コイル中央線から外れた位置にある、請求項1に記載のインダクタ部品。
【請求項3】
前記第3方向に沿ってみて、前記第1方向における前記コイル配線の中央であり且つ前記第2方向における前記コイル配線の中央であるコイル中心点に対して、前記第1外部端子および前記第2外部端子は互いに点対称となる位置にある、請求項1または2に記載のインダクタ部品。
【請求項4】
前記第3方向に沿ってみて、前記第1方向における前記コイル配線の中央であり且つ前記第2方向における前記コイル配線の中央であるコイル中心点に対して、前記第1外部端子および前記第2外部端子は互いに非対称となる位置にある、請求項1または2に記載のインダクタ部品。
【請求項5】
前記コイル中央線から前記第1中央線までの前記第1方向の距離は、前記コイル中央線から前記第2中央線までの前記第1方向の距離と異なる、請求項4に記載のインダクタ部品。
【請求項6】
前記第3方向に沿って見て、前記第1接続導体のサイズと前記第2接続導体のサイズとは異なる、請求項4に記載のインダクタ部品。
【請求項7】
前記第3方向に沿って見て、前記第1接続導体の形状と前記第2接続導体の形状とは異なる、請求項4に記載のインダクタ部品。
【請求項8】
前記第1方向において、前記第1接続導体の両端のうちの前記コイル中央線から離れた側の導体端は、前記コイル中央線に対して前記導体端と同じ側にある前記コイル配線の外周縁のうち前記コイル中央線から最も離れた第1位置と、前記コイル中央線に対して前記導体端と同じ側にある前記コイル配線の内周縁のうち前記コイル中央線から最も離れた第2位置との間にある、請求項1または2に記載のインダクタ部品。
【請求項9】
前記第1方向において、前記第1接続導体の両端のうちの前記コイル中央線から離れた側の導体端と、前記コイル中央線に対して前記導体端と同じ側にある前記コイル配線の外周縁のうち前記コイル中央線から最も離れた位置とは、同位置または略同位置にある、請求項1または2に記載のインダクタ部品。
【請求項10】
前記第1方向における前記第1接続導体の最大長は、前記第2方向における前記第1接続導体の最大長より長い、請求項1または2に記載のインダクタ部品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、本体の内部にミアンダ形状のコイル配線が設けられたインダクタ部品に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
本体の内部にミアンダ形状のコイル配線が設けられたインダクタ部品の一例が、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示されたインダクタ部品では、ミアンダ形状のコイル配線の両端部が、インダクタ部品の第1主面に設けられた外部端子に垂直配線を介して接続されている。コイル配線は、第1主面の短手方向に沿って蛇行しつつ、第1主面の長手方向に沿って当該長手方向の一端部から他端部へ向かって延びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-26745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたインダクタ部品において、ミアンダ形状のコイル配線は、第1主面の長手方向の両端部以外において第1主面の短手方向に沿って蛇行している。一方、コイル配線は、第1主面の長手方向の両端部において蛇行していない。そのため、インダクタ部品における垂直配線の周辺に、コイル配線が設けられていないスペースが生じる。その結果、インダクタ部品におけるインダクタンスの取得効率が低下するおそれがある。
【0006】
本開示は、インダクタンスの取得効率の低下を抑制することができるインダクタ部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様のインダクタ部品は、
本体と、
前記本体の内部に設けられ、第1方向へ蛇行しつつ前記第1方向と交差する第2方向へ延びたミアンダ形状のコイル配線と、
前記本体の外面に設けられた第1外部端子および第2外部端子と、
前記本体の内部に設けられ、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に沿って延び、前記第1外部端子および前記コイル配線に接続された第1接続導体と、
前記本体の内部に設けられ、前記第3方向に沿って延び、前記第2外部端子および前記コイル配線に接続された第2接続導体と、を備え、
前記第3方向に沿って見て、前記第1方向における前記コイル配線の中央であり、前記第2方向に平行に延びるコイル中央線は、前記第1方向における前記第1接続導体の中央であり、前記第2方向に平行に延びる第1中央線と、前記第1方向における前記第2接続導体の中央であり、前記第2方向に平行に延びる第2中央線との間に位置する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、インダクタンスの取得効率の低下を抑制することができるインダクタ部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の模式外観斜視図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品のコイル配線の模式平面図。
図1のIII-III断面を示す模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図4に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図5に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図6に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図7に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図8に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図9に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図10に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図11に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図12に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態に係るインダクタ部品の製造方法において図13に続く工程を説明する模式断面図。
本開示の一実施形態の変形例に係るインダクタ部品のコイル配線の模式平面図。
本開示の一実施形態の変形例に係るインダクタ部品のコイル配線の模式平面図。
本開示の一実施形態の変形例に係るインダクタ部品のコイル配線の模式平面図。
本開示の一実施形態の変形例に係るインダクタ部品のコイル配線の模式平面図。
本開示の一実施形態の変形例に係るインダクタ部品のコイル配線の模式平面図。
本開示の一実施形態の変形例に係るインダクタ部品のコイル配線の模式平面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。また、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」を含む用語)が用いられる。しかし、特定の方向あるいは位置を示す用語の使用は、図面を参照した本開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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