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公開番号2025171825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077528
出願日2024-05-10
発明の名称電動リール
出願人株式会社シマノ,株式会社村田製作所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01K 89/017 20060101AFI20251113BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】電動リールからの情報を使用者に確実に伝えることができる。
【解決手段】スプール軸41を有し、釣糸が巻回されるスプール4と、スプール軸41の両端を支持し、スプール4を回転可能に支持する本体フレーム20と、モータ回転軸を有し、本体フレーム20に支持され、スプール4を回転させるモータ6と、モータ回転軸の回転をスプール4に伝達する回転伝達機構と、モータ6が駆動する際に、モータ6のモータ振動の主方向である第一振動方向F1とは異なる第一報知方向E1に報知振動を発生させる振動アクチュエータ7と、を有する構成の電動リールを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スプール軸を有し、釣糸が巻回されるスプールと、
前記スプール軸の両端を支持し、前記スプールを回転可能に支持する本体フレームと、
モータ回転軸を有し、前記本体フレームに支持され、前記スプールを回転させるモータと、
前記モータ回転軸の回転を前記スプールに伝達する回転伝達機構と、
前記モータが駆動する際に、前記モータのモータ振動の主方向である第一振動方向とは異なる第一報知方向に報知振動を発生させる第一報知部と、
を有する電動リール。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第一報知方向は、前記モータ回転軸と交差する方向である、請求項1に記載の電動リール。
【請求項3】
前記第一報知部は、前記モータ回転軸に対して、前記スプール軸と反対側に設けられている、請求項1又は2に記載の電動リール。
【請求項4】
前記第一報知部は、前記スプール軸に対して、前記モータ回転軸と反対側に設けられている、請求項1又は2に記載の電動リール。
【請求項5】
スプール軸を有し、釣糸が巻回されるスプールと、
前記スプール軸の両端を支持し、前記スプールを回転可能に支持する本体フレームと、
モータ回転軸を有し、前記本体フレームに支持され、前記スプールを回転させるモータと、
前記モータ回転軸の回転を前記スプールに伝達する回転伝達機構と、
前記モータから前記回転伝達機構を介して、前記スプールに伝達される際に、前記本体フレームに生じる伝達振動の主方向である第二振動方向とは異なる第二報知方向に、報知振動を発生させる第二報知部と、
を有する電動リール。
【請求項6】
前記第二報知方向は、前記モータ回転軸と交差する方向である、請求項5に記載の電動リール。
【請求項7】
前記第二報知部は、前記モータ回転軸に対して、前記スプール軸と反対側に設けられている、請求項5又は6に記載の電動リール。
【請求項8】
前記第二報知部は、前記スプール軸に対して、前記モータ回転軸と反対側に設けられている、請求項5又は6に記載の電動リール。
【請求項9】
スプール軸を有し、釣糸が巻回されるスプールと、
前記スプール軸の両端を支持し、前記スプールを回転可能に支持する本体フレームと、
モータ回転軸を有し、前記本体フレームに支持され、前記スプールを回転させるモータと、
前記モータ回転軸の回転を前記スプールに伝達する回転伝達機構と、
前記モータが駆動する際に、前記モータのモータ振動周波数の主周波数である第一振動周波数とは異なる第一報知周波数の報知振動を発生させる第三報知部と、
を有する電動リール。
【請求項10】
前記第三報知部は、前記モータ回転軸に対して、前記スプール軸と反対側に設けられている、請求項9に記載の電動リール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣用リールに関するものであり、特に、電気モータによって、釣糸を巻き取る電動リールに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電動リールには、繰出された釣糸の長さや水深に応じて、釣人に報知する機能(例えば、特許文献1参照)や、スプールの回転速度の変化に応じて、着底を検知し報知する機能(例えば、特許文献2参照)や、魚がかかったことを検知し報知する機能(例えば、特許文献3参照)等を有する電動リールが提案されている。
【0003】
また、釣竿の動きと振動を少なくとも含む釣状況を検出して、その釣状況に関するデータに基づき、釣竿の把持部に振動を発生させる振動生成部によって、釣人に報知するものが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-274821号公報
特開2004-049168号公報
特開2009-261333号公報
特開2023-043673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これらの従来例によれば、釣人に報知する手段として、音/アラームによって報知される場合には、音/アラームによる通知が環境によっては、釣人には聞こえなかったり、伝わらなかったりする等の問題がある。また、釣人が音/アラームによる通知を認識できたとしても、他の使用者への通知と区別が困難になる等、解決すべき問題があった。そこで、従来例では、音/アラームに加え、振動で使用者に報知するものが開示されている。
特に、電動リールにおいては、振動で報知するものでは、電動リールの電気モータの振動(ノイズ)によって、その報知のため振動を釣人が感知できない、つまりは、報知が伝わらないなど、解決すべき問題があり、その点で改善の余地があった。
【0006】
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、電動リールからの情報を使用者に確実に伝えることができる電動リールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明に係る電動リールの態様1は、スプール軸を有し、釣糸が巻回されるスプールと、スプール軸の両端を支持し、スプールを回転可能に支持する本体フレームと、モータ回転軸を有し、本体フレームに支持され、スプールを回転させるモータと、モータ回転軸の回転をスプールに伝達する回転伝達機構と、モータが駆動する際に、モータのモータ振動の主方向である第一振動方向とは異なる第一報知方向に報知振動を発生させる第一報知部と、を有することを特徴としている。
【0008】
本発明に係る電動リールの態様1によれば、モータが駆動している場合であっても、第一報知部で発生される報知振動の第一報知方向が、モータのモータ振動の主方向である第一振動方向と異なっている。そのため、電動リールの使用者は、モータの駆動によって生じる振動と別の第一報知部で発生される報知振動を感知することができ、モータの駆動による振動と区別することができ、その報知を正確に感知することができる。このように、本態様では、例えば電動リールの巻上距離等の情報を第一報知部の報知振動として使用者に確実に伝えることができる。
【0009】
(2)本発明の態様2は、態様1の電動リールにおいて、第一報知方向は、モータ回転軸と交差する方向であることが好ましい。
【0010】
この場合には、モータが駆動する際において、第一報知部で発生される報知振動の第一報知方向がモータ回転軸と同軸あるいは平行な方向ではなく互いに交差していることから、電動リールの使用者は、モータの振動とは別の振動方向となる第一報知方向の報知振動をより正確に感知することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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