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公開番号
2025170116
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2025152195,2020123235
出願日
2025-09-12,2020-07-17
発明の名称
人力駆動車用の制御装置
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
B62M
6/45 20100101AFI20251107BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】人力駆動車用のコンポーネントを好適に制御できる人力駆動車用の制御装置を提供する。
【解決手段】人力駆動車用の制御装置は、第1検出部の出力が第1状態の場合、かつ、第2検出部の出力が第2状態の場合、第1検出部および第2検出部の少なくとも1つの出力に応じてコンポーネントを制御し、第1検出部の出力が第1状態ではない場合、第2検出部の出力に依存しないで、コンポーネントが予め定める状態になるようにコンポーネントを制御し、第2検出部の出力が第2状態ではない場合、第1検出部の出力に依存しないで、コンポーネントが予め定める状態になるようにコンポーネントを制御する制御部を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車は、人力駆動車用のコンポーネントと、前記人力駆動車の車速に関する情報を検出するように構成され、かつ、前記車速に関する情報が互いに異なる複数の検出部と、を備え、
前記複数の検出部は、第1検出部と、第2検出部とを含み、
前記制御装置は、
前記第1検出部の出力が第1状態の場合、かつ、前記第2検出部の出力が第2状態の場合、前記第1検出部および前記第2検出部の少なくとも1つの出力に応じて前記コンポーネントを制御し、
前記第1検出部の出力が前記第1状態ではない場合、前記第2検出部の出力に依存しないで、前記コンポーネントが予め定める状態になるように前記コンポーネントを制御し、
前記第2検出部の出力が前記第2状態ではない場合、前記第1検出部の出力に依存しないで、前記コンポーネントが前記予め定める状態になるように前記コンポーネントを制御する制御部を含む、制御装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1検出部は、前記車速に関する第3情報を検出するように構成され、
前記第2検出部は、前記車速に関する第4情報を検出するように構成され、
前記第3情報および前記第4情報は、相互に関連する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1検出部の出力が前記第1状態であり、かつ、前記第2検出部の出力が前記第2状態である場合、前記第3情報および前記第4情報の少なくとも1つに応じて、前記コンポーネントを制御するように構成される、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1検出部の出力が前記第1状態であり、かつ、前記第2検出部の出力が前記第2状態である場合、前記第3情報および前記第4情報の両方に応じて、前記コンポーネントを制御するように構成される、請求項2または3に記載の制御装置。
【請求項5】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車は、人力駆動車用のコンポーネントと、前記人力駆動車の車速に関する情報を検出するように構成され、かつ、前記車速に関する情報が互いに異なる複数の検出部と、を備え、
前記複数の検出部は、第1検出部と、第2検出部とを含み、
前記制御装置は、
前記第1検出部が出力する前記人力駆動車の車速に関する第3情報と、前記第2検出部が出力する前記人力駆動車に車速に関する第4情報と、の少なくとも1つが、前記人力駆動車の車速が予め定める速度以上の場合に対応すると、前記コンポーネントが予め定める状態になるように前記コンポーネントを制御する制御部を含む、制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第3情報と、前記第4情報と、の一方が、前記人力駆動車の車速が予め定める速度以上の場合に対応すると、前記コンポーネントが前記予め定める状態になるように前記コンポーネントを制御する、請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記第3情報と、前記第4情報と、の両方が、前記人力駆動車の車速が予め定める速度以上の場合に対応すると、前記コンポーネントが前記予め定める状態になるように前記コンポーネントを制御する、請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記コンポーネントは、電動アクチュエータを含み、
前記予め定める状態は、前記電動アクチュエータが動作しない状態を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項9】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車は、人力駆動車用のコンポーネントと、複数の検出部と、を備え、
前記複数の検出部は、前記人力駆動車に関する第1情報を検出するように構成される第1検出部と、前記人力駆動車に関する第2情報を検出するように構成される第2検出部と、を備え、
前記第1情報および前記第2情報は、相互に関連し、
前記制御装置は、
前記第1検出部の出力が第1状態であり、かつ前記第2検出部の出力が第2状態である場合、前記第1検出部および前記第2検出部の少なくとも1つの出力に応じて、前記コンポーネントを制御するように構成され、
前記第1検出部の出力が前記第1状態ではなく、かつ前記第2検出部の出力が前記第2状態である場合、前記第2検出部の出力に応じ、かつ前記第1検出部の出力に依存しないで前記コンポーネントを制御するように構成され、
前記第1検出部の出力が前記第1状態であり、かつ前記第2検出部の出力が前記第2状態ではない場合、前記第1検出部の出力に応じ、かつ前記第2検出部の出力に依存しないで前記コンポーネントを制御するように構成される、制御部を含む、制御装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記第1情報に関する第1パラメータおよび前記第2情報に関する第2パラメータの少なくとも1つに応じて、前記コンポーネントを制御するように構成される、請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の制御装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に開示されている人力駆動車は、人力駆動車に関する情報を検出する検出部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-7905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、人力駆動車用のコンポーネントを好適に制御できる人力駆動車両用の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車用の制御装置であって、人力駆動車用のコンポーネントと、前記人力駆動車の車速に関する情報を検出するように構成され、かつ、前記車速に関する情報が互いに異なる複数の検出部と、を備え、前記複数の検出部は、少なくとも第1検出部を含み、前記制御装置は、前記第1検出部の出力が第1状態の場合、前記第1検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成され、前記第1検出部の出力が前記第1状態ではない場合、前記複数の検出部のうちの前記第1検出部とは異なる予め定める検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成される、制御部を含む。
第1側面の制御装置によれば、第1検出部の出力が第1状態ではない場合、複数の検出部のうちの第1検出部とは異なる予め定める検出部の出力に応じてコンポーネントを制御できる。このため、人力駆動車用のコンポーネントを好適に制御できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御装置は、前記人力駆動車は、人力駆動力が入力されるクランクを含み、前記制御部は、前記クランクに入力される前記人力駆動力が予め定める駆動力よりも大きく、かつ、前記第1検出部の出力が第1状態の場合、前記第1検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成され、前記クランクに入力される前記人力駆動力が前記予め定める駆動力よりも大きく、かつ、前記第1検出部の出力が前記第1状態ではない場合、前記複数の検出部のうちの前記第1検出部とは異なる予め定める検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成される。
第2側面の制御装置によれば、クランクに入力される人力駆動力が予め定める駆動力よりも大きい場合、かつ、第1検出部の出力が第1状態ではない場合、コンポーネントを好適に制御できる。
【0007】
本開示の第1または第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記複数の検出部は、第2検出部をさらに含み、前記予め定める検出部は、前記第2検出部を含み、前記第1検出部の出力が前記第1状態ではなく、かつ、前記第2検出部の出力が第2状態の場合、前記制御部は、前記第2検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成される。
第3側面の制御装置によれば、第1検出部の出力が第1状態ではなく、かつ、第2検出部の出力が第2状態の場合、第2検出部の出力に応じてコンポーネントを制御できる。
【0008】
本開示の第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記複数の検出部は、第3検出部をさらに含み、前記予め定める検出部は、前記第3検出部を含み、前記第1検出部の出力が前記第1状態ではなく、かつ、前記第2検出部の出力が前記第2状態ではない場合、前記制御部は、前記第3検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成される。
第4側面の制御装置によれば、第1検出部の出力が第1状態ではなく、かつ、第2検出部の出力が第2状態ではない場合、第3検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御できる。
【0009】
本開示の第3側面に従う第5側面の制御装置において、前記複数の検出部は、第3検出部および第4検出部をさらに含み、前記予め定める検出部は、前記第3検出部および前記第4検出部を含み、前記制御部は、前記第1検出部の出力が前記第1状態ではなく、かつ、前記第2検出部の出力が前記第2状態ではなく、前記第3検出部が第3状態の場合、前記第3検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成され、前記第1検出部の出力が前記第1状態ではなく、かつ、前記第2検出部の出力が前記第2状態ではなく、前記第3検出部が前記第3状態ではない場合、前記制御部は、前記第4検出部の出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成される。
第5側面の制御装置によれば、第1検出部の出力が第1状態ではなく、かつ、第2検出部の出力が第2状態ではなく、第3検出部が第3状態の場合、第3検出部の出力に応じてコンポーネントを制御できる。第5側面の制御装置によれば、第1検出部の出力が第1状態ではなく、かつ、第2検出部の出力が第2状態ではなく、第3検出部が第3状態ではない場合、第4検出部の出力に応じコンポーネントを制御できる。
【0010】
本開示の第3から第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記制御部は、前記第1検出部の出力が前記第1状態、かつ前記第2検出部の出力が前記第2状態の場合、前記第1検出部および前記第2検出部の少なくとも1つの出力に応じて前記コンポーネントを制御するように構成され、前記第1検出部の出力が前記第1状態ではなく、かつ前記第2検出部の出力が前記第2状態の場合、前記第2検出部の出力に応じ、かつ前記第1検出部の出力に依存しないで前記コンポーネントを制御するように構成され、前記第1検出部の出力が前記第1状態であり、かつ前記第2検出部の出力が前記第2状態ではない場合、前記第1検出部の出力に応じ、かつ前記第2検出部の出力に依存しないで前記コンポーネントを制御するように構成される。
第6側面の制御装置によれば、第1検出部の出力が第1状態ではなく、かつ第2検出部の出力が第2状態の場合、第2検出部の出力に応じ、かつ第1検出部の出力に依存しないでコンポーネントを制御できる。第6側面の制御装置によれば、第1検出部の出力が第1状態であり、かつ第2検出部の出力が第2状態ではない場合、第1検出部の出力に応じ、かつ第2検出部の出力に依存しないでコンポーネントを制御できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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