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公開番号
2025169023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024073972
出願日
2024-04-30
発明の名称
制御装置
出願人
株式会社シマノ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B62J
45/415 20200101AFI20251105BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】傾斜センサの校正を使用者に報知できる制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、人力駆動車に設けられる。制御装置は、制御部を備える。制御部は、傾斜センサの校正に関する情報を報知部に報知させるように制御する。傾斜センサは、人力駆動車の姿勢に関する信号を出力するように構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
人力駆動車に設けられる制御装置であって、
傾斜センサの校正に関する情報を報知部に報知させるように制御する制御部を備え、
前記傾斜センサは、前記人力駆動車の姿勢に関する信号を出力するように構成される、制御装置。
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【請求項2】
前記制御部は、前記傾斜センサの校正が正常に行われていない場合、前記傾斜センサの校正に関する情報を報知部に報知させるように制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記傾斜センサの出力値が所定範囲外である場合、前記傾斜センサの校正に関する情報を報知部に報知させるように制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記出力値は、前記傾斜センサから出力された複数の値における中心的傾向を示す値である、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記中心的傾向を示す値は、前記複数の値の平均値である、請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記中心的傾向を示す値は、前記複数の値の中央値である、請求項4に記載の制御装置。
【請求項7】
前記複数の値は、前記人力駆動車が第1走行距離を走行する間に前記傾斜センサから出力された値である、請求項4に記載の制御装置。
【請求項8】
前記出力値は、前記人力駆動車が前記第1走行距離を走行する毎に算出される、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記複数の値に含まれる各値は、前記人力駆動車が第2走行距離を走行した場合に前記傾斜センサから出力された値であり、
前記第2走行距離は、前記第1走行距離よりも短い、請求項7に記載の制御装置。
【請求項10】
前記出力値は、前記人力駆動車のピッチ角である、請求項3に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、傾斜センサによって人力駆動車が走行する路面の傾斜角度を検出する制御装置が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-7610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、傾斜センサの校正に関する情報を使用者に報知する制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車に設けられる制御装置である。制御装置は、制御部を備える。制御部は、傾斜センサの校正に関する情報を報知部に報知させるように制御する。傾斜センサは、人力駆動車の姿勢に関する信号を出力するように構成される。
【0006】
第1側面の制御装置によれば、人力駆動車の姿勢に関する信号を出力する傾斜センサの校正に関する情報をライダなどの使用者に報知できる。たとえば、制御装置は、傾斜センサの校正が実施されているか否かを使用者に報知できる。制御装置は、傾斜センサの校正が正常であるか否かを使用者に報知できる。報知部による報知に基づいて、傾斜センサの校正が実施されることによって、制御装置は、人力駆動車の姿勢を正確に検出できる。
【0007】
第1側面に従う第2側面の制御装置において、制御部は、傾斜センサの校正が正常に行われていない場合、傾斜センサの校正に関する情報を報知部に報知させるように制御する。
【0008】
第2側面の制御装置によれば、人力駆動車の姿勢を正確に検出できない場合に、傾斜センサの校正に関する情報を使用者に報知できる。報知に基づいて傾斜センサの校正が実施された場合、制御装置は、たとえば、傾斜センサから出力される信号に基づいて、変速装置を好適に制御できる。これにより、制御装置は、変速装置の変速比を、好適な変速比に設定できる。そのため、制御装置は、人力駆動車の好適な走行に貢献できる。
【0009】
第1または第2側面に従う第3側面の制御装置において、制御部は、傾斜センサの出力値が所定範囲外である場合、傾斜センサの校正に関する情報を報知部に報知させるように制御する。
【0010】
第3側面の制御装置によれば、傾斜センサの出力値に基づいて、傾斜センサの校正の必要性を判定できる。制御装置は、傾斜センサの校正が必要な場合に、傾斜センサの校正に関する情報を使用者に報知できる。報知に基づいて傾斜センサの校正が実施された場合、制御装置は、たとえば、傾斜センサから出力される信号に基づいて、変速装置を好適に制御できる。これにより、制御装置は、変速装置の変速比を、好適な変速比に設定できる。そのため、制御装置は、人力駆動車の好適な走行に貢献できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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