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公開番号2025133863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025112847,2022528757
出願日2025-07-03,2021-05-25
発明の名称ラベルおよびラベルからのインキ層の除去方法
出願人株式会社フジシールインターナショナル
代理人
主分類B29B 17/02 20060101AFI20250904BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】効率的にインキ層を除去することが可能なラベルおよびラベルからのインキ層の除去方法を提供する。
【解決手段】ラベル(11)は、基材(101)と、基材(101)上のインキ層(103)とを備えており、インキ層(103)は、エネルギー線が照射されることにより発光する材料を含む。ラベル(11)にエネルギー線が照射されることによりインキ層(103)が発光することによって、ラベル(11)を他のラベルから特定および分別することが可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基材と、前記基材上のインキ層と、を備え、
前記インキ層は、エネルギー線が照射されることにより発光する材料を含む、ラベルであって、
前記ラベルに前記エネルギー線が照射されることにより前記インキ層が発光することによって前記インキ層を備えた前記ラベルを他のラベルから特定および分別することが可能な、ラベル。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記インキ層はアルカリ可溶性であり、
前記ラベルに前記エネルギー線が照射されることにより前記インキ層が発光することによってアルカリ可溶性の前記インキ層を備えた前記ラベルを特定および分別することが可能な、請求項1に記載のラベル。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のラベルを含むラベル群を回収する工程と、
回収した前記ラベル群にエネルギー線を照射する工程と、
前記エネルギー線を照射することにより発行した前記ラベルを分別する工程と、
分別した前記ラベルから前記インキ層を除去する工程と、を含む、ラベルからのインキ層の除去方法。
【請求項4】
前記除去する工程は、前記インキ層をアルカリ脱離により除去する工程である、請求項3に記載のインキ層の除去方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ラベルおよびラベルからのインキ層の除去方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、たとえばポリエチレンテレフタレート製ボトル(PETボトル)等のプラスチック製品が広く利用されている。省資源的な観点や環境的な観点等から、PETボトル等のプラスチック製品を再利用することが強く求められている。
【0003】
プラスチック製品の中でも特にPETボトルの再利用は既に構築されている。しかしながら、商品情報等の表示のための印刷が施されたインキ層を備えるプラスチック製のラベルがPETボトルの胴部に装着されることがあるが、ラベルの再利用までは未だ至っていない。
【0004】
ラベルの再利用を阻害する要因の1つが、ラベルからインキ層を十分に除去することができない点にある。ラベルからインキ層を十分に除去することができない場合には、ラベルから再生される再生樹脂にインキが混入してしまい、当該再生樹脂から利用価値のあるペレット等の再生製品を作製することができないことがある。
【0005】
そこで、たとえば特許文献1には、表示印刷インキ層がアルカリ水溶液に可溶性のコート層を介して基材フィルム上に形成されているプラスチックラベルが記載されている。特許文献1においては、プラスチックラベルのコート層をアルカリ水溶液に溶解させることによって表示印刷インキ層をアルカリ脱離させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-240029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
実際にラベルを再利用する際には、インキ層のアルカリ脱離が可能なラベルと、インキ層のアルカリ脱離が可能でないラベルとが混在して回収されることが想定される。
【0008】
しかしながら、ラベルの再利用に際して、インキ層のアルカリ脱離が可能なラベルと、インキ層のアルカリ脱離が可能でないラベルとを分別する技術は未だ確立されていない。
【0009】
また、インキ層のアルカリ脱離が可能なラベルと、インキ層のアルカリ脱離が可能でないラベルとが混在したままインキ層のアルカリ脱離を実施したとしても、インキ層のアルカリ脱離後にインキ層のアルカリ脱離が可能でないラベルを取り除く必要があるため、効率的にインキ層を除去する方法が要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
ここで開示された実施形態によれば、基材と、基材上のインキ層とを備え、インキ層は、エネルギー線が照射されることにより発光する材料を含むラベルであって、該ラベルにエネルギー線が照射されることによりインキ層が発光することによってインキ層を備えたラベルを他のラベルから特定および分別することが可能なラベルを提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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