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公開番号
2025132640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030333
出願日
2024-02-29
発明の名称
蹴込み構造、蹴込み構造の施工方法及びベース材
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04F
11/104 20060101AFI20250903BHJP(建築物)
要約
【課題】容易に施工、設置できるとともに、浮遊感を持たせた階段を演出することのできる、蹴込み構造、蹴込み構造の施工方法及びベース材を提供すること。
【解決手段】蹴込み構造1A,1Bは、階段土台CBと、段鼻側が階段土台CBの蹴込み側の面よりも下段側に突出する踏み板T1と、を備える階段に設けられる蹴込み構造であって、階段の幅方向に延びて設けられ、突出する踏み板T1部分の下面を支持するベース材2を備え、ベース材2は、階段土台CBの蹴込み側の面に固定される背面部22と、突出する踏み板T1部分の下面に接する上面部21と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
階段土台と、段鼻側が前記階段土台の蹴込み側の面よりも下段側に突出する踏み板と、を備える階段に設けられる蹴込み構造であって、
前記階段の幅方向に延びて設けられ、前記突出する踏み板部分の下面を支持するベース材を備え、
前記ベース材は、
前記階段土台の蹴込み側の面に固定される背面部と、
前記突出する踏み板部分の下面に接する上面部と、を備える、蹴込み構造。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記ベース材は、中空部を有する、請求項1に記載の蹴込み構造。
【請求項3】
前記中空部は、前記背面部と、前記上面部と、これら前記背面部と前記上面部とを連結する傾斜面部と、により形成される、請求項2に記載の蹴込み構造。
【請求項4】
前記ベース材は、前記背面部の下部から下段側に突出して延びる底面部をさらに備え、
前記底面部には、光源が係止されるとともに、前記光源の配線が載置される、請求項1に記載の蹴込み構造。
【請求項5】
前記蹴込み構造は、前記ベース材の下段側に取付けられるカバー材をさらに備え、
前記ベース材は、前記上面部の下段側の端部に第1被係合部を有するとともに、前記底面部の下段側の端部に第2被係合部を有し、
前記カバー材は、前記第1被係合部に係合する第1係合部及び前記第2被係合部に係合する第2係合部を有する、請求項4に記載の蹴込み構造。
【請求項6】
前記第2被係合部は、前記第2係合部を保持可能に構成され、
前記カバー材は、前記第2被係合部に保持された前記第2係合部を回動軸として回動可能に構成される、請求項5に記載の蹴込み構造。
【請求項7】
前記ベース材は、前記上面部の下段側の端部に形成されて下方に凹んだ段差部をさらに備え、
前記カバー材は、略鉛直方向に延びる鉛直面部と、前記鉛直面部の上端において上段側に略水平方向に延びて形成されて前記段差部の上方に配置される折り返し片と、をさらに有する、請求項5に記載の蹴込み構造。
【請求項8】
前記カバー材は、前記鉛直面部の下端において下段側に略水平方向に延びて形成されて仕上げ材を保持可能な水平面部をさらに備える、請求項7に記載の蹴込み構造。
【請求項9】
前記カバー材は、下方ほど上段側に傾斜する傾斜面部を有し、
前記傾斜面部の下段側の表面には、仕上げ材が設けられる、請求項5に記載の蹴込み構造。
【請求項10】
請求項1から9いずれかに記載の蹴込み構造に用いられるベース材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蹴込み構造、蹴込み構造の施工方法及びベース材に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、框部材と土間との隙間を塞いでタイル貼りの作業を不要にし、釘等を用いずに、框の固定を容易かつ確実に行えるようにした玄関用框の固定構造が提案されている。(特許文献1参照)。この技術によれば、ベース部材に略L字形状の框部材を固定することで、段差のある上がり框の施工を容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-144435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、同じく段差を持つ構造として階段の蹴込み構造がある。玄関の上がり框とは違い、階段には複数の蹴上げが連続するため、蹴込み構造の施工を容易に行うことは一層重要な課題である。また近年、特に建物のアプローチ部分において、踏み板の段鼻を蹴込み板よりも大きく前へ跳ね出すように蹴込みを長く設け、蹴込み板の存在感を抑制して、まるで踏み板が独立して浮いているかのように浮遊感を持たせた階段の造作が増えている。また図28に示すように、踏み板の直下を照らすように配置された間接照明光ILを組み合せることで、浮遊感を持たせた階段の演出性を更に向上させた総合的な階段の意匠が好まれている。
【0005】
しかし、このような浮遊感のあるアプローチ階段を演出するためには工数がかかり、現状ではそれぞれの現場で個別に施工対応されている。踏み板の段鼻を蹴込み板よりも前に大きく跳ね出すためには、例えば、別途跳ね出し用の平板を配置して、その上に踏み板を設置する方法や、ベース部と跳ね出し部に分けて、型枠を組んでコンクリート打設する方法等がある。しかしながら、いずれも施工が容易ではなく、熟練の職人の造作による長期間の施工が必要であり、施工費も高額になるという問題があった。
【0006】
本開示は、容易に施工、設置できるとともに、浮遊感を持たせた階段を演出することのできる、蹴込み構造、蹴込み構造の施工方法及びベース材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、階段土台と、段鼻側が前記階段土台の蹴込み側の面よりも下段側に突出する踏み板と、を備える階段に設けられる蹴込み構造であって、階段の幅方向に延びて設けられ、前記突出する踏み板部分の下面を支持するベース材を備え、ベース材は、階段土台の蹴込み側の面に固定される背面部と、突出する踏み板部分の下面に接する上面部と、を備える、蹴込み構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の浮遊ステップを示す斜視図である。
図1の分解斜視図である。
図1のIII-III線部分拡大断面図である。
第1実施形態の蹴込み構造を示す上方からの分解斜視図である。
第1実施形態の蹴込み構造を示す下方からの分解斜視図である。
第1実施形態のベース材を取付ける様子を示す施工断面図である。
第1実施形態のLED光源を取付ける様子を示す施工断面図である。
第1実施形態のカバー材を取付ける様子を示す施工断面図である。
第1実施形態の側面タイルを取付ける様子を示す施工断面図である。
第1実施形態の床タイルを取付ける様子を示す施工断面図である。
第2実施形態の浮遊ステップを示す斜視図である。
図11の分解斜視図である。
図2のXIII-XIII線部分拡大断面図である。
第2実施形態の蹴込み構造を示す上方からの分解斜視図である。
第2実施形態の蹴込み構造を示す下方からの分解斜視図である。
第2実施形態のカバー材を取付ける様子を示す施工断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例1を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例2を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例3を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例4を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例5を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例6を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例7を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例8を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例9を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例10を示す断面図である。
本開示に係る浮遊ステップの変形例11を示す断面図である。
第2実施形態の浮遊ステップをLED光源によって演出した様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
本開示の図面においては、互いに直交し合う所定の4方向を「Fr方向」「Rr方向」「R方向」「L方向」で表す。「Fr方向」は浮遊ステップ10Aにおいて、階段の下段方向(下段側)を、「Rr方向」は階段の上段方向(上段側)を、「R方向」は浮遊ステップ10Aを正面から見た場合の右方向を、「L方向」は浮遊ステップ10Aを正面から見た場合の左方向を、それぞれ示す。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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