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公開番号
2025130877
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028237
出願日
2024-02-28
発明の名称
成形管理システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
45/76 20060101AFI20250902BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ロット情報変更履歴情報が不正に削除されてしまうことを抑制することができる成形管理システムを提供すること。
【解決手段】サーバーを含む成形管理システムであって、サーバーは、生産品のロットを識別するロット識別情報と、生産品のロットに関するロット関連情報とが対応付けられたロット情報を記憶する記憶部と、ロット情報のうち選択された対象ロット情報の変更に関する履歴を示す情報の少なくとも一部を削除対象情報として削除する操作を受け付ける画像を表示させる制御部と、を備え、制御部は、当該画像を介して当該操作を受け付けた場合、当該操作に応じて削除対象情報を削除し、削除対象情報が示す履歴の変更が行われる前の対象ロット情報へ対象ロット情報を変更し、削除対象情報の削除に関する履歴を示す削除履歴情報を、対象ロット情報に含まれているロット識別情報と対応付けて記憶部に記憶させる、成形管理システム。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
端末装置と通信可能に接続されるサーバーを含み、射出成形装置による生産品の射出成形工程を含む生産工程における前記生産品の生産を管理する成形管理システムであって、
前記サーバーは、
前記生産品のロットを識別するロット識別情報と、前記生産品の前記ロットに関する1つ以上の情報を含むロット関連情報とが対応付けられたロット情報を1つ以上記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された1つ以上の前記ロット情報のうち選択された対象ロット情報の変更に関する履歴を示すロット情報変更履歴情報の少なくとも一部を削除対象ロット情報変更履歴情報として削除するロット情報変更履歴情報削除操作を受け付けるロット情報変更履歴情報削除画像を前記端末装置に表示させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記ロット情報変更履歴情報削除画像を介して前記ロット情報変更履歴情報削除操作を受け付けた場合、
受け付けた前記ロット情報変更履歴情報削除操作に応じて前記削除対象ロット情報変更履歴情報を削除し、
前記削除対象ロット情報変更履歴情報が示す履歴の変更が行われる前の前記対象ロット情報へ前記対象ロット情報を変更し、
前記削除対象ロット情報変更履歴情報の削除に関する履歴を示す削除履歴情報を、前記対象ロット情報に含まれている前記ロット識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる、
成形管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記削除対象ロット情報変更履歴情報は、前記削除対象ロット情報変更履歴情報が削除される前に前記記憶部に記憶されていた前記ロット情報変更履歴情報のうち最も新しく前記記憶部に記憶された前記ロット情報変更履歴情報である、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項3】
前記ロット関連情報には、前記ロットの状態を示すロット状態情報が含まれており、
前記制御部は、前記削除対象ロット情報変更履歴情報が示す履歴の変更が行われる前の前記対象ロット情報へ前記対象ロット情報を変更する場合、且つ、前記削除対象ロット情報変更履歴情報が示す履歴の変更に、前記対象ロット情報に含まれる前記ロット状態情報の変更が含まれていた場合、前記対象ロット情報に含まれている前記ロット状態情報を、前記削除対象ロット情報変更履歴情報が示す履歴の変更が行われる前の前記ロット状態情報へ変更する、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項4】
前記ロット情報変更履歴情報削除画像には、前記削除対象ロット情報変更履歴情報の削除に関するコメントを入力する入力欄が含まれており、
前記削除履歴情報には、前記入力欄に入力された前記コメントを示すコメント情報が含まれている、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記ロット情報変更履歴情報削除画像を介して前記ロット情報変更履歴情報削除操作を受け付けた場合、前記削除対象ロット情報変更履歴情報を削除する前に、前記削除対象ロット情報変更履歴情報の削除の許否を求める通知を予め決められた情報処理装置へ送信し、前記削除対象ロット情報変更履歴情報の削除を許可することを示す情報を前記通知への応答として取得した場合、前記削除対象ロット情報変更履歴情報を削除する、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項6】
前記ロット情報変更履歴情報削除画像には、前記対象ロット情報が示す前記ロットの前記生産品についての品質情報が含まれている、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項7】
前記ロット関連情報には、前記1つ以上の情報として、前記ロット関連情報に対応付けられた前記ロット識別情報により識別される前記ロットの前記生産品の成形を行う射出成形装置に関する射出成形装置関連情報が含まれており、
前記射出成形装置関連情報には、前記射出成形装置の稼働状態を示す稼働状態情報と、前記射出成形装置に取り付けられた1つ以上のセンサーのそれぞれにより検出された検出情報との少なくとも一方が含まれている、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項8】
前記ロット関連情報には、前記ロット関連情報に対応付けられた前記ロット識別情報により識別される前記ロットの前記生産品についての品質情報が含まれている、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項9】
前記ロット関連情報には、前記ロット関連情報に対応付けられた前記ロット識別情報により識別される前記ロットの前記生産品に対して現在行われている作業工程を示す工程情報が含まれている、
請求項1に記載の成形管理システム。
【請求項10】
前記端末装置を含む、
請求項1に記載の成形管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、成形管理システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
プラスチック等の樹脂材料を用いた射出成形装置による生産品の射出成形工程を含む生産工程における生産品の生産を管理する技術についての研究、開発が行われている。
【0003】
ここで、生産品の生産の管理では、生産品の生産に関する各種の情報の記録が行われる。このような各種の情報の記録に関し、取引データを記録し、取引データが誤って記録された時に、取引データを取り消す処理を行うデータ取消制御方法において、取引明細と合計金額とに取引通番を付加して記録する記録手段と、取消操作時に取引通番と合計金額とを入力する手段とを設け、入力された取引通番に対応する記録手段による記録データから合計金額を読み出し、読み出した合計金額と入力された合計金額とを照合し、照合一致の場合に、記録手段の取引通番対応の格納領域の記録データを取り消すデータ取消制御方法が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平06-028072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、特許文献1に記載されたようなデータ取消制御方法では、記録データを取引通番から削除したことに関する履歴が残されておらず、いつ誰が何のために記録データの取り消しを行ったのかを後から追跡することが困難であった。これは、生産品の生産に関する各種の情報の不正な削除を見落とすことに繋がり、望ましいことではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本開示の一態様は、端末装置と通信可能に接続されるサーバーを含み、射出成形装置による生産品の射出成形工程を含む生産工程における前記生産品の生産を管理する成形管理システムであって、前記サーバーは、前記生産品のロットを識別するロット識別情報と、前記生産品の前記ロットに関する1つ以上の情報を含むロット関連情報とが対応付けられたロット情報を1つ以上記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された1つ以上の前記ロット情報のうち選択された対象ロット情報の変更に関する履歴を示すロット情報変更履歴情報の少なくとも一部を削除対象ロット情報変更履歴情報として削除するロット情報変更履歴情報削除操作を受け付けるロット情報変更履歴情報削除画像を前記端末装置に表示させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記ロット情報変更履歴情報削除画像を介して前記ロット情報変更履歴情報削除操作を受け付けた場合、受け付けた前記ロット情報変更履歴情報削除操作に応じて前記削除対象ロット情報変更履歴情報を削除し、前記削除対象ロット情報変更履歴情報が示す履歴の変更が行われる前の前記対象ロット情報へ前記対象ロット情報を変更し、前記削除対象ロット情報変更履歴情報の削除に関する履歴を示す削除履歴情報を、前記対象ロット情報に含まれている前記ロット識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる、成形管理システムである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
成形管理システム1の構成の一例を示す図である。
メインメニュー画像P1の一例を示す図である。
ターミナル画像P2の一例を示す図である。
ロット検索画像P3の一例を示す図である。
履歴情報表示画像P4の一例である。履歴情報表示画像P4は、対象ロット情報のロット関連情報に履歴情報として含まれる各種の情報が表示される領域である。
図5に示したボタンB51への選択操作によってロット履歴画像P4上に表示されたコメント受付画像P5の一例を示す図である。
ボタンB61への選択操作が行われた直後のロット履歴画像P4の一例を示す図である。
削除対象ロット情報変更履歴情報が削除された後のロット情報が表示されたロット検索画像P3の一例を示す図である。
履歴情報表示操作受付画像P6の一例を示す図である。
サーバー30のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバー30の機能構成の一例を示す図である。
サーバー30がロット情報変更履歴情報を削除する処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
<成形管理システムの概要>
まず、実施形態に係る成形管理システムの概要について説明する。
【0010】
実施形態に係る成形管理システムは、射出成形装置による生産品の射出成形工程を含む生産工程における生産品の生産を管理する。当該成形管理システムは、サーバーを含む。サーバーは、端末装置と通信可能に接続される。また、サーバーは、記憶部と、制御部とを備える。記憶部は、生産品のロットを識別するロット識別情報と、生産品のロットに関する1つ以上の情報を含むロット関連情報とが対応付けられたロット情報を1つ以上記憶する。制御部は、記憶部に記憶された1つ以上のロット情報のうち選択された対象ロット情報の変更に関する履歴を示すロット情報変更履歴情報の少なくとも一部を削除対象ロット情報変更履歴情報として削除するロット情報変更履歴情報削除操作を受け付けるロット情報変更履歴情報削除画像を端末装置に表示させる。そして、制御部は、ロット情報変更履歴情報削除画像を介してロット情報変更履歴情報削除操作を受け付けた場合、受け付けたロット情報変更履歴情報削除操作に応じて削除対象ロット情報変更履歴情報を削除する。また、制御部は、当該場合、削除対象ロット情報変更履歴情報が示す履歴の変更が行われる前の対象ロット情報へ対象ロット情報を変更する。また、制御部は、当該場合、削除対象ロット情報変更履歴情報の削除に関する履歴を示す削除履歴情報を、対象ロット情報に含まれているロット識別情報と対応付けて記憶部に記憶させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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