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公開番号
2025130435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027596
出願日
2024-02-27
発明の名称
射出成形機
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
45/84 20060101AFI20250901BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】金型装置の可動部品の動作を適切に停止させる、技術を提供する。
【解決手段】射出成形機は、金型装置の可動部品の動作の許可に使用する操作装置を備える。前記操作装置は、一方の手で操作する第1スイッチと、他方の手で操作する第2スイッチと、を備える。前記第1スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強い又は弱いオフ状態とを検知する第1操作部を有する。前記第2スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強いオフ状態と当該オン状態よりも操作者の力が弱いオフ状態とを検知する第2操作部を有する。前記第1操作部と前記第2操作部が同時にオン状態にあるときのみ、前記可動部品の動作が許可される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
金型装置の可動部品の動作の許可に使用する操作装置を備える、射出成形機であって、
前記操作装置は、一方の手で操作する第1スイッチと、他方の手で操作する第2スイッチと、を備え、
前記第1スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強い又は弱いオフ状態とを検知する第1操作部を有し、
前記第2スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強いオフ状態と当該オン状態よりも操作者の力が弱いオフ状態とを検知する第2操作部を有し、
前記第1操作部と前記第2操作部が同時にオン状態にあるときのみ、前記可動部品の動作が許可される、射出成形機。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1スイッチと前記第2スイッチの少なくとも1つは、操作者の力に応じて位置を変えるポジションスイッチである、請求項1に記載の射出成形機。
【請求項3】
前記第1スイッチと前記第2スイッチの少なくとも1つは、操作者の力に応じて電気信号を生成する圧力スイッチである、請求項1に記載の射出成形機。
【請求項4】
前記動作は複数であって、前記第1スイッチは前記動作ごとに別々に設けられ、前記第2スイッチは複数の前記動作に共通に1つ設けられる、請求項1~3のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項5】
前記第1スイッチと前記第2スイッチは、異なる高さに配置される、請求項1~3のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項6】
前記第1スイッチは、前記第2スイッチよりも、前記金型装置の近くに配置される、請求項1~3のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項7】
金型装置の可動部品の動作の許可に使用する操作装置を備える、射出成形機であって、
前記操作装置は、一方の手で操作する第1スイッチと、他方の手で操作する第2スイッチと、一方の足で操作する第3スイッチと、を備え、
前記第1スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強い又は弱いオフ状態とを検知する第1操作部を有し、
前記第2スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強い又は弱いオフ状態とを検知する第2操作部を有し、
前記第3スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強いオフ状態と当該オン状態よりも操作者の力が弱いオフ状態とを検知する第3操作部を有し、
前記第1操作部と前記第2操作部と前記第3操作部が同時にオン状態にあるときのみ、前記可動部品の動作が許可される、射出成形機。
【請求項8】
前記第1スイッチと前記第2スイッチと前記第3スイッチの少なくとも1つは、操作者の力に応じて位置を変えるポジションスイッチである、請求項7に記載の射出成形機。
【請求項9】
前記第1スイッチと前記第2スイッチと前記第3スイッチの少なくとも1つは、操作者の力に応じて電気信号を生成する圧力スイッチである、請求項7に記載の射出成形機。
【請求項10】
前記動作は複数であって、前記第1スイッチは前記動作ごとに別々に設けられ、前記第2スイッチと前記第3スイッチはそれぞれ複数の前記動作に共通に1つ設けられる、請求項7~9のいずれか1項に記載の射出成形機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の射出成形機は、金型装置に対する作業者の接触を防止する安全ドアと、安全ドアを自動的に開閉させる開閉装置と、作業者の操作を受け付ける操作装置と、開閉装置を制御する制御装置と、を備える。操作装置は、作業者の左手によって操作される左操作ボタンと、作業者の右手によって操作される右操作ボタンと、を備える。作業者が左操作ボタンと右操作ボタンを同時に押したときのみ、制御装置は安全ドアの閉動作を許可する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-205932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
射出成形機は、安全ドアを開いた状態で、金型装置の可動部品を動作させることがある。この場合、安全ドアとは別の手段で、金型装置に対する作業者の接触を防止することが求められる。
【0005】
そこで、例えば作業者が左操作ボタンと右操作ボタンを同時に押したときのみ、金型装置の可動部品の動作を許可することが考えられる。金型装置の可動部品の動作中、作業者の両手は操作装置に接触しており金型装置に接触することはできない。
【0006】
ところで、金型装置の可動部品の動作中に、予期せぬ異常が生じることがある。このとき、作業者は金型装置の可動部品の動作を停止すべく、左操作ボタンと右操作ボタンから手を離せばよいが、反射的に左操作ボタンと右操作ボタンを両手で強く押し込むことがある。
【0007】
本発明の一実施形態は、金型装置の可動部品の動作を適切に停止させることができる、技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る射出成形機は、金型装置の可動部品の動作の許可に使用する操作装置を備える。前記操作装置は、一方の手で操作する第1スイッチと、他方の手で操作する第2スイッチと、を備える。前記第1スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強い又は弱いオフ状態とを検知する第1操作部を有する。前記第2スイッチは、1つのオン状態と当該オン状態よりも操作者の力が強いオフ状態と当該オン状態よりも操作者の力が弱いオフ状態とを検知する第2操作部を有する。前記第1操作部と前記第2操作部が同時にオン状態にあるときのみ、前記可動部品の動作が許可される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一実施形態によれば、金型装置の可動部品の動作を適切に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。
図2は、一実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。
図3は、安全ドアの開放時の状態の一例を示す図である。
図4は、安全ドアの閉塞時の状態の一例を示す図である。
図5は、第1スイッチと第2スイッチの配置の一例を示す図である。
図6は、第1スイッチと第2スイッチの配置の変形例を示す図である。
図7は、第3スイッチの配置の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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