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公開番号
2025120856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015987
出願日
2024-02-05
発明の名称
カラーコンタクトレンズおよびその製造方法
出願人
国立大学法人東京農工大学
,
伊藤光学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02C
7/04 20060101AFI20250808BHJP(光学)
要約
【課題】特定の波長の光で輝いているように見えるカラーコンタクトレンズを提供する。
【解決手段】カラーコンタクトレンズ10は、装用時において装用者の眼の瞳孔位置に対応する中央領域13と、中央領域13を取り囲む周辺領域15とを有するレンズ本体12と、干渉縞が記録されており、レンズ本体12における周辺領域15に配設されて、参照光としての太陽光や照明光に含まれる特定の波長の光をレンズ正面方向に反射するホログラム1Bと、を備えている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装用時において装用者の眼の瞳孔位置に対応する中央領域と、該中央領域を取り囲む周辺領域とを有するレンズ本体と、
前記レンズ本体における周辺領域に配設されて、参照光としての太陽光や照明光に含まれる特定の波長の光をレンズ正面方向に反射する回折光学素子と、
を備えているカラーコンタクトレンズ。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記回折光学素子として干渉縞が記録されたホログラムが用いられている、請求項1に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項3】
前記ホログラムは中空部を有する環状のフィルム状部材で構成されている、請求項2に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項4】
前記ホログラムが位相型ホログラムである、請求項2に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項5】
前記ホログラムはホログラム感材層の厚みが5μm以上、100μm以下である、請求項4に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項6】
前記ホログラムはホログラム感材層の厚みが0.1μm以上、5μm未満である、請求項4に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項7】
前記ホログラムが振幅型ホログラムである、請求項2に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項8】
前側のレンズ本体半部と後側のレンズ本体半部によって前記ホログラムが挟み込まれた構造とされている、請求項2に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項9】
前記ホログラムが前記レンズ本体の前面にラミネートされている、請求項2に記載のカラーコンタクトレンズ。
【請求項10】
前記レンズ本体は、バックトーリックデザイン、プリズムバラストデザインもしくはダブルスラブオフデザインの何れかの回転抑制機構を備えている、請求項1に記載のカラーコンタクトレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カラーコンタクトレンズおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
目の印象を変えることができるカラーコンタクトレンズ(例えば下記特許文献1参照)は、若い女性を中心に利用が広がっている。現在のカラーコンタクトレンズは、図11(A)に示すように、コンタクトレンズに色素を内包することで、コンタクトレンズに色を与えている。この場合、外界からの光のうち色素の成分に応じた波長の光が吸収され、吸収されない波長の光が反射光となる。なお、この図11(A)では、外界からの光の波長をλ
1
~λ
2
で表し、吸収されない波長(非吸収波長)を入
0
で表している。このような光の吸収を用いている場合、コンタクトレンズからの反射光は絵の具のような色合いの印象を与えるため、コンタクトレンズからの反射光に輝くような印象を与えることは難しい。
【0003】
一方、図11(B)に示すように、パール剤やラメ剤を内包したカラーコンタクトレンズも存在する。この場合はパール剤やラメ剤を構成する微粒子により光が反射し、煌めいた印象を与えることができる。しかしながら、様々な波長の光が反射することから特定の色を与えるものではなく、不自然な印象を与えてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2008-511025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような事情を背景とし、特定の波長の光で輝いているように見えるカラーコンタクトレンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
而してこの発明の第1の局面のカラーコンタクトレンズは、装用時において装用者の眼の瞳孔位置に対応する中央領域と、該中央領域を取り囲む周辺領域とを有するレンズ本体と、
前記レンズ本体における周辺領域に配設されて、参照光としての太陽光や照明光に含まれる特定の波長の光をレンズ正面方向に反射する回折光学素子と、を備えている。
このように規定された第1の局面によれば、レンズ正面方向から見たとき特定の波長の光で輝いているように見えるコンタクトレンズを提供することができる。
【0007】
ここで、前記回折光学素子として干渉縞が記録されたホログラムを用いることができる(第2の局面)。
【0008】
この場合、前記ホログラムは中空部を有する環状のフィルム状部材で構成することができる(第3の局面)。このようにすれば、中空部を有していないホログラムを用いる場合に比べてコンタクトレンズの酸素透過度を上げることができる。
【0009】
この発明では、前記ホログラムを位相型ホログラムで構成することができる(第4の局面)。
この場合、再生時における光の反射強度を高める観点から、ホログラム感材層の厚みは5μm以上、100μm以下とすることができる(第5の局面)。
また、再生時、複数方向に光を反射させたい場合には、ホログラム感材層の厚みを0.1μm以上、5μm未満とすることができる(第6の局面)。
【0010】
またこの発明では、前記ホログラムを振幅型ホログラムで構成することも可能である(第7の局面)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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