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公開番号2025119440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014329
出願日2024-02-01
発明の名称画像形成装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250806BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】複数個の無線タグが付与された1つのメディアの利用効率を改善する画像形成装置を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る画像形成装置は、供給部、無線通信部、プロセッサ、及び画像形成部を備える。前記供給部は、複数の無線タグが付与されたメディアを供給する。前記無線通信部は、前記メディアの複数の分割領域に対応する前記複数の無線タグと無線通信する。前記プロセッサは、前記複数の無線タグとの通信結果に応じた信号を出力する。前記画像形成部は、前記信号に基づき各分割領域に対して画像を形成する又は形成しない。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の無線タグが付与されたメディアを供給する供給部と、
前記メディアの複数の分割領域に対応する前記複数の無線タグと無線通信する無線通信部と、
前記複数の無線タグとの通信結果に応じた信号を出力するプロセッサと、
前記信号に基づき各分割領域に対して画像を形成する又は形成しない画像形成部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記メディアの第1の分割領域に対応する第1の無線タグとの通信の成功に基づき、前記第1の分割領域に対して画像を形成させる第1の信号を出力する、請求項1の画像形成装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記メディアの第2の分割領域に対応する第2の無線タグとの通信の失敗に基づき、前記第2の分割領域に対して画像を形成させない第2の信号を出力する、請求項2の画像形成装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第1の無線タグから第1の読み取り情報を読み取り、前記第1の無線タグに対して第1の書き込み情報を書き込んだ場合に、前記第1の読み取り情報に含まれる前記第1の無線タグに関する情報に基づき、前記第1の分割領域を特定し、
前記第2の無線タグから第2の読み取り情報を読み取り、前記第2の無線タグに対して第2の書き込み情報を書き込めなかった場合に、前記第2の読み取り情報に含まれる前記第2の無線タグに関する情報に基づき、前記第2の分割領域を特定する、請求項3の画像形成装置。
【請求項5】
前記供給部は、副走査方向に沿って前記メディアを搬送し、
前記無線通信部は、前記副走査方向に沿って配置された前記複数の無線タグと無線通信し、
前記画像形成部は、前記副走査方向に直交する主走査方向を1ラインとして前記第1の分割領域に対して順に画像を形成する、請求項2の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、RFID(Radio Frequency Identifier)技術を用いた無線タグが普及し、無線タグが付されたメディアを処理する無線タグ対応の画像形成装置について様々な提案がなされている。画像形成装置は、メディアの無線タグと無線通信するリーダライタを備える。また、画像形成装置は、カセットに無線タグ付きのメディアを収容し、リーダライタにより、機体内部を搬送されるメディアの無線タグから情報を読み取り、また搬送されるメディアの無線タグへ情報を書き込む。さらに、画像形成装置は、無線タグ付きのメディアに画像を形成し、画像が形成されたメディアを排出トレイに排出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-86934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置は、1個の無線タグが付与された1つのメディアに対して1つの画像を形成するだけでなく、複数個の無線タグが付与された1つのメディアに対して複数の画像を形成することもある。後者の場合、複数個の無線タグのうち1個の無線タグに対して情報が書き込めない場合に、1つのメディアが無駄になることがあり、技術的な改善が要望されている。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、複数個の無線タグが付与された1つのメディアの利用効率を改善する画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る画像形成装置は、供給部、無線通信部、プロセッサ、及び画像形成部を備える。前記供給部は、複数の無線タグが付与されたメディアを供給する。前記無線通信部は、前記メディアの複数の分割領域に対応する前記複数の無線タグと無線通信する。前記プロセッサは、前記複数の無線タグとの通信結果に応じた信号を出力する。前記画像形成部は、前記信号に基づき各分割領域に対して画像を形成する又は形成しない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略図である。
図2は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る画像形成装置のプロセッサの機能ブロックの一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る画像形成装置により処理されるメディアの一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る通信処理及び画像形成処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、実施形態に係る画像形成処理において1メディア上の各分割領域に対応して画像を形成させる信号出力の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る画像形成処理において1メディア上の一部の分割領域に対応して画像を形成させない信号出力の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る画像形成処理において1メディア上の1無線タグ対応して画像を形成させる信号出力の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施形態に係る画像形成装置について説明する。
[構成]
図1は、実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略図である。
画像形成装置100は、例えば複合機である。画像形成装置100は、画像読取部110、コントロールパネル120、ディスプレイ121、画像形成部130、メディア収容部140、RFID処理部150、及びメディア受け取り部200を備える。
【0009】
例えば、画像形成装置100は、シート状のメディアMに対して、トナー等の現像剤を用いて画像を形成する。メディアMは、紙やラベル用紙である。メディアMは、その表面に画像を形成できる形態であればよい。
【0010】
例えば、メディアMの一方の面には1又は複数の無線タグTが付される。無線タグTは、RFID技術を用いたタグであり、RFIDタグとも言われる。例えば、メディアM1は、複数の無線タグTが付されたメディアである。メディアM2は、単一の無線タグTが付されたメディアである。メディアM1及びM2を総称してメディアMとする。
(【0011】以降は省略されています)

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