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公開番号2025107006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000679
出願日2024-01-05
発明の名称情報通信システム
出願人株式会社xerograv.
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類B63C 11/26 20060101AFI20250710BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】ダイバーの安全性を向上させることができる情報通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】情報通信システムであって、ダイビングを行うダイバーにより所持されるダイバー側装置と、管理者により所持される管理者側装置と、を備え、ダイバー側装置は、エントリー情報及びエグジット情報の少なくとも何れか一方、及び水面での現在位置情報を送信し、管理者側装置は、ダイバー側装置から送信されたエントリー情報及びエグジット情報の少なくとも何れか一方、及び現在位置情報を表示するものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ダイビングを行うダイバーにより所持されるダイバー側装置と、
管理者により所持される管理者側装置と、を備え、
前記ダイバー側装置は、エントリー情報及びエグジット情報の少なくとも何れか一方、及び水面での現在位置情報を送信し、
前記管理者側装置は、前記ダイバー側装置から送信された前記エントリー情報及び前記エグジット情報の少なくとも何れか一方、及び前記現在位置情報を表示する情報通信システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記エントリー情報は、前記ダイバーが水に潜る前に前記ダイバー側装置においてエントリーの操作を行った時の位置情報と時刻情報を含み、
前記エグジット情報は、前記ダイバーが水面に浮上した時、又は前記ダイバーが水面に浮上した際に前記ダイバー側装置においてエグジットの操作を行った時の位置情報と時刻情報とを含む請求項1に記載の情報通信システム。
【請求項3】
前記ダイバー側装置は、前記エグジット情報の送信後、前記現在位置情報を送信し、
前記管理者側装置は、前記ダイバー側装置の前記現在位置情報を含むマップ画面を表示する請求項1又は2に記載の情報通信システム。
【請求項4】
前記マップ画面は、前記ダイバー側装置を示すアイコンと、前記アイコンが表示された地図とを含む請求項3に記載の情報通信システム。
【請求項5】
前記マップ画面は、前記ダイバー側装置の前記エグジット情報の履歴を含む請求項3に記載の情報通信システム。
【請求項6】
前記ダイバー側装置は、ダイビング中に記憶したダイビングログを送信し、
前記管理者側装置は、前記ダイビングログを含むログ画面を表示する請求項1又は2に記載の情報通信システム。
【請求項7】
前記管理者側装置は、現在の位置情報を送信し、
前記ダイバー側装置は、前記管理者側装置の前記現在の位置情報を含むマップ画面を表示する請求項1又は2に記載の情報通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイビング用の情報通信システムに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ダイバーが安全にダイビングを楽しむための情報を測定し表示する装置として、ダイブコンピュータが知られている。ダイブコンピュータを装着してダイビングを行うことで、潜水日時、潜水時間、潜水深度の時系列変化などをダイビングログとして記録することができる(例えば特許文献1参照)。また、GPS(Global Positioning System)が内蔵されたダイブコンピュータも知られており、これにより、ダイバーが自身の位置情報を知ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-208452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のダイブコンピュータでは、ダイバーが自身の位置情報を把握することができるものの、地上又は海上のボートで待機しているダイビングチームのスタッフからダイバーの位置を把握することができない。そのため、ダイバーの浮上位置が予定の位置よりずれたり、流されたり、チームと逸れたりした場合などは、ダイバーを迎えにいくのに時間がかかったり、ダイバーを見失ったりしてしまい、事故に繋がる恐れがあった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、ダイバーの安全性を向上させることができる情報通信システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報通信システムは、ダイビングを行うダイバーにより所持されるダイバー側装置と、管理者により所持される管理者側装置と、を備え、ダイバー側装置は、エントリー情報及びエグジット情報の少なくとも何れか一方、及び水面での現在位置情報を送信し、管理者側装置は、ダイバー側装置から送信されたエントリー情報及びエグジット情報の少なくとも何れか一方、及び現在位置情報を表示するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の情報通信システムによれば、ダイバー側装置から送信されたエントリー情報及びエグジット情報の少なくとも何れか一方、及び水面での現在位置情報を管理者側装置に表示することで、管理者側装置においてダイバーの状況を知ることができ、ダイバーの安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る情報通信システムの概略構成図である。
実施の形態1に係る情報通信システムの制御ブロック図である。
実施の形態1に係るダイバー側装置に表示される設定画面の一例である。
実施の形態1に係る情報通信システムの動作の流れを示す図である。
実施の形態1に係るダイバー側装置に表示されるホーム画面の一例である。
実施の形態1に係るダイバー側装置に表示されるダイブ画面の一例である。
実施の形態1に係る管理者側装置に表示される通知の一例である。
実施の形態1に係るダイバー側装置に表示される状態画面の一例である。
実施の形態1に係る管理者側装置に表示されるマップ画面の一例である。
実施の形態1に係る管理者側装置に表示されるログ画面の一例である。
変形例1に係る情報通信システムの動作の流れを示す図である。
変形例1に係るダイバー側装置に表示されるマップ画面の一例である。
変形例2に係る管理者側装置に表示されるマップ画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の情報通信システム100について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る情報通信システム100の概略構成図である。本実施の形態の情報通信システム100は、ダイビングを行うダイバーと、地上又は海上のボートで待機し、ダイバーの送迎等の補佐を行うダイビングチームのスタッフ、船長、家族又は友人等(以下、「管理者」という)との間で情報を共有するためのシステムである。図1に示すように、情報通信システム100は、ダイバーが所持するダイバー側装置1と、管理者が所持する管理者側装置2と、遠隔に設けられたサーバー3とからなる。ダイバー側装置1と、管理者側装置2と、サーバー3とは、インターネットなどのネットワーク200を介して通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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