TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025106424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025063132,2021138486
出願日
2025-04-07,2021-08-27
発明の名称
穀物乾燥機
出願人
井関農機株式会社
代理人
主分類
F26B
25/22 20060101AFI20250708BHJP(乾燥)
要約
【課題】本発明は、穀物の乾燥の場合に、省エネルギーを実現する。
【解決手段】穀物が収容可能な乾燥室3と、乾燥室内の穀物を乾燥させる熱を供給する熱源4と、乾燥室内の熱を排出する排出ファン7と、穀物を循環させる循環機構11と、熱源と排出ファンと循環機構の動作を制御する制御部を備え、熱源が停止した状態で排出ファンと循環機構が作動し、熱源が停止した状態で排出ファンと循環機構が作動しているときの循環機構の単位時間当たりの搬送量は、熱源が作動した状態で排出ファンと循環機構が作動しているときの循環機構の単位時間当たりの搬送量よりも多くするよう制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
穀物が収容可能な乾燥室(3)と、
乾燥室(3)内の穀物を乾燥させる熱を供給する熱源(4)と、
乾燥室(3)内の熱を排出する排出ファン(7)と、
穀物を循環させる循環機構(11~15)と、
熱源(4)と排出ファン(7)と循環機構(11~15)の動作を制御する制御部(41)を備え、
熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動し、
熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動しているときの循環機構(11~15)の単位時間当たりの搬送量は、熱源(4)が作動した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動しているときの循環機構(11~15)の単位時間当たりの搬送量よりも多くするよう制御することを特徴とする穀物乾燥機。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
穀物が収容可能な乾燥室(3)と、
乾燥室(3)内の穀物を乾燥させる熱を供給する熱源(4)と、
乾燥室(3)内の熱を排出する排出ファン(7)と、
穀物を循環させる循環機構(11~15)と、
外気温度を検出する外気温度計(SN2)と、
乾燥室(3)の穀物の水分値を検出する水分計(18)と、
熱源(4)と排出ファン(7)と循環機構(11~15)の動作を制御する制御部(41)を備え、
外気温度が予め定められた設定温度以上で、且つ水分値が設定水分値以上の場合には、熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動し、前記水分値が設定水分値より低くなると熱源(4)を作動させる省エネルギーモードを実行し、
前記省エネルギーモード時における循環機構(11~15)の単位時間当たりの搬送量は、前記熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)を作動させる場合が、前記熱源(4)を作動させる場合より多くするよう制御することを特徴とする穀物乾燥機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食用穀物や飼料穀物等を乾燥させる穀物乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
米や麦、雑穀等の穀物を乾燥させる穀物乾燥機について、下記の特許文献1に記載の技術が従来公知である。
【0003】
特許文献1(特開2014-214890号公報)には、食用穀物を乾燥させる際は、貯留室(2)に張り込まれた穀粒を循環しつつ、使用者が設定した乾燥速度で乾燥熱風を供給して、目標水分値まで穀物を循環させながら乾燥させる技術が記載されている。特許文献1では、飼料用穀物を乾燥させる際に、張込穀物の水分値が設定水分値未満であれば、燃焼バーナ(5)を作動させて燃焼乾燥を行い、穀物の水分値が設定水分値以上の場合は通風乾燥工程後に燃焼工程に移行することで、最初から燃焼工程をする場合に比べて、燃焼バーナ(5)の燃料コストを抑制する(省エネルギー)技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-214890号公報(「0031」-「0042」)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、穀物の乾燥の場合に、省エネルギーを実現することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
穀物が収容可能な乾燥室(3)と、
乾燥室(3)内の穀物を乾燥させる熱を供給する熱源(4)と、
乾燥室(3)内の熱を排出する排出ファン(7)と、
穀物を循環させる循環機構(11~15)と、
熱源(4)と排出ファン(7)と循環機構(11~15)の動作を制御する制御部(41)を備え、
熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動し、
熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動しているときの循環機構(11~15)の単位時間当たりの搬送量は、熱源(4)が作動した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動しているときの循環機構(11~15)の単位時間当たりの搬送量よりも多くするよう制御することを特徴とする穀物乾燥機である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、
穀物が収容可能な乾燥室(3)と、
乾燥室(3)内の穀物を乾燥させる熱を供給する熱源(4)と、
乾燥室(3)内の熱を排出する排出ファン(7)と、
穀物を循環させる循環機構(11~15)と、
外気温度を検出する外気温度計(SN2)と、
乾燥室(3)の穀物の水分値を検出する水分計(18)と、
熱源(4)と排出ファン(7)と循環機構(11~15)の動作を制御する制御部(41)を備え、
外気温度が予め定められた設定温度以上で、且つ水分値が設定水分値以上の場合には、熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)が作動し、前記水分値が設定水分値より低くなると熱源(4)を作動させる省エネルギーモードを実行し、
前記省エネルギーモード時における循環機構(11~15)の単位時間当たりの搬送量は、前記熱源(4)が停止した状態で排出ファン(7)と循環機構(11~15)を作動させる場合が、前記熱源(4)を作動させる場合より多くするよう制御することを特徴とする穀物乾燥機である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、省エネルギーによる乾燥を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は本発明にかかる実施の形態における穀物乾燥機の外観図である。
図2は図1の穀物乾燥機の内部の説明図である。
図3は乾燥室の断面図である。
図4は操作盤の説明図である。
図5は循環機構の説明図である。
図6は実施の形態の穀物乾燥機の制御部の機能を説明する機能ブロック図である。
図7は実施の形態の省エネルギーモードの処理の流れを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例である実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
井関農機株式会社
移植機
11日前
井関農機株式会社
移植機
24日前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
井関農機株式会社
精米設備
13日前
井関農機株式会社
調製設備
18日前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
井関農機株式会社
苗移植機
17日前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
井関農機株式会社
作業車両
13日前
井関農機株式会社
作業車両
13日前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
井関農機株式会社
作業車両
11日前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
コンバイン
20日前
井関農機株式会社
圃場作業機
13日前
井関農機株式会社
コンバイン
12日前
井関農機株式会社
施肥作業機
12日前
井関農機株式会社
コンバイン
13日前
井関農機株式会社
乗用草刈機
17日前
井関農機株式会社
乗用草刈機
17日前
井関農機株式会社
籾摺選別機
18日前
井関農機株式会社
コンバイン
17日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
1か月前
井関農機株式会社
圃場管理装置
25日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
11日前
井関農機株式会社
乗用型田植機
13日前
井関農機株式会社
汎用コンバイン
1か月前
井関農機株式会社
汎用コンバイン
1か月前
続きを見る
他の特許を見る