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公開番号
2025096613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2025068167,2024507626
出願日
2025-04-17,2023-02-17
発明の名称
切断装置
出願人
株式会社フジシールインターナショナル
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B26D
1/08 20060101AFI20250619BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】切断時における長尺体の撓みを抑制して安定的に長尺体を切断する。
【解決手段】切断装置1は、第1挟持部10と、第2挟持部20と、刃部30と、第1押圧部41と、第2押圧部42とを備える。第1押圧部41は、第1の挟持位置P1および第2の挟持位置P2の間において仮想平面Sに沿って位置する長尺体9から見て、第2面92側に位置する。第2押圧部42は、長手方向Lにおいて第1押圧部41と離隔して位置し、第1の挟持位置P1および第2の挟持位置P2の間において仮想平面Sに沿って位置する長尺体9から見て、第2面92側に位置する。刃部30が長尺体9の第1面91側に当接しつつ第1押圧部41と第2押圧部42との間に入り込み、かつ、第1押圧部41および第2押圧部42が長尺体9を第2面92側から押圧することで、刃部30は長尺体9を押し切り可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と、該第1面が向く方向とは反対方向を向く第2面とを有するシート状の長尺体を、その長手方向において互いに切り離されるように切断する、切断装置であって、
前記長尺体から見て、前記第1面側および前記第2面側のそれぞれから、前記長尺体を第1の挟持位置にて挟持可能な第1挟持部と、
前記長手方向において前記第1挟持部と離隔して位置し、前記長尺体から見て、前記第1面側および前記第2面側から、前記長尺体を第2の挟持位置にて挟持可能な第2挟持部と、
前記第1挟持部および前記第2挟持部によって挟持されることにより、前記第1の挟持位置および前記第2の挟持位置の間において前記第1の挟持位置および前記第2の挟持位置を含む仮想平面に沿って位置する前記長尺体から見て、前記第1面側から前記長尺体に当接して押し切り可能な刃部と、
前記仮想平面に沿って位置する前記長尺体から見て前記第1面側に位置している、第1ガイド部と、
前記仮想平面に沿って位置する前記長尺体から見て前記第2面側に位置している、第2ガイド部とを備え、
前記第1ガイド部および前記第2ガイド部は、前記刃部の動作により前記刃部と前記仮想平面とが交差する位置である切断位置から見て第1挟持部側にのみ位置する状態である待機状態から、前記切断位置から見て第1挟持部側から第2挟持部側に延出しているガイド状態へ遷移する運動と、前記ガイド状態から前記待機状態へ遷移する運動とを含む、往復運動を前記長手方向に沿ってするように構成されている、切断装置。
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【請求項2】
前記第1ガイド部は、前記長手方向に沿って延びており、
前記第2ガイド部は、前記長手方向に沿って延びている、請求項1に記載の切断装置。
【請求項3】
前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部と、前記長尺体の厚さ方向において並んでおり、
前記第1ガイド部および前記第2ガイド部は、同時に同じ方向に動くように構成されている、請求項1または請求項2に記載の切断装置。
【請求項4】
前記刃部、前記第1ガイド部、および、前記第2ガイド部に接続する、駆動装置をさらに備え、
前記駆動装置は、1つの回転運動によって、前記刃部を前記長尺体の厚さ方向に往復運動させるとともに、前記第1ガイド部および前記第2ガイド部を前記長手方向に往復運動させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の切断装置。
【請求項5】
前記駆動装置は、モータと、回転板部と、複数のリンク部とを含み、
前記回転板部は、前記モータによって回転可能に構成され、
前記複数のリンク部は、前記回転板部と前記刃部とを互いに接続し、前記回転板部の回転運動によって前記刃部を前記厚さ方向に往復運動させ、かつ、前記回転板部と前記第1ガイド部および前記第2ガイド部とを互いに接続し、前記回転板部の回転運動によって前記第1ガイド部および前記第2ガイド部を前記長手方向に往復運動させる、請求項4に記載の切断装置。
【請求項6】
前記刃部は、前記仮想平面の平面方向に対して斜めに交差する方向に沿って延びる先端縁を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の切断装置。
【請求項7】
前記第1の挟持位置および前記第2の挟持位置の間において前記仮想平面に沿って位置する前記長尺体から見て、前記第2面側に位置する第1押圧部と、
前記長手方向において前記第1押圧部と離隔して位置し、前記第1の挟持位置および前記第2の挟持位置の間において前記仮想平面に沿って位置する前記長尺体から見て、前記第2面側に位置する第2押圧部とをさらに備え、
前記第1押圧部および前記第2押圧部は、前記刃部が前記長尺体に当接する前に予め前記仮想平面に沿って位置する前記長尺体に近づくように、前記仮想平面に対して相対的に移動可能に構成されている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の切断装置。
【請求項8】
前記第1押圧部および前記第2押圧部は、前記刃部が前記仮想平面に沿って位置する前記長尺体に向かって移動している時間の少なくとも一部の間に、前記仮想平面に位置する前記長尺体に近づくように移動可能に構成されている、請求項7に記載の切断装置。
【請求項9】
前記第1挟持部は、前記第1の挟持位置に位置する前記長尺体の前記第1面側または前記第2面側の少なくとも一方から前記長尺体に接し、かつ、前記長尺体を前記第2の挟持位置に向かって送出可能に構成された第1送出部と、前記長尺体から見て前記第1送出部側とは反対側に位置して前記第1送出部とともに前記長尺体を挟持する第1支持部とを有し、
前記第2挟持部は、前記第2の挟持位置に位置する前記長尺体の前記第1面側または前記第2面側の少なくとも一方から前記長尺体に接し、かつ、前記長尺体を前記第1挟持部側とは反対側に送出可能に構成された第2送出部と、前記長尺体から見て前記第2送出部側とは反対側に位置して前記第2送出部とともに前記長尺体を挟持する第2支持部とを有し、
前記第2送出部による前記長尺体の送り速度は、前記第1送出部による前記長尺体の送り速度より速い、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、切断装置およびラベルの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2011-173182号公報(特許文献1)に開示されたフィルム切断装置は、第1のローラ対と、第2のローラ対と、切断刃とを具備する。第1のローラ対は、上下からフィルムを挟み、回動によりフィルムが引き出されると共に滑らずにフィルムを挟持する。第2ローラ対は、上下からフィルムを挟み、回動によりフィルムが引き出されると共に滑らずにフィルムを挟持し、第1のローラ対の下流に配されている。切断刃は、第1のローラ対と第2のローラ対との間に配され、上下移動によりフィルムを切断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-173182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、第1のローラ対および第2のローラ対によって上下方向にフィルム(長尺体)を挟持する。第1のローラ対および第2のローラ対は互いに離隔している。このため、上下移動によって切断刃が長尺体に接触したときに、第1のローラ対および第2のローラ対の挟持位置が支点となって長尺体が撓む場合がある。これにより、安定的に長尺体を切断できない場合がある。また、長尺体を切断することにより長尺体本体から切り離された長尺体の先端部分をラベルとして得る場合には、安定的に長尺体を切断できないことで歩留まりが下がり、ラベルの製造コストが増加するおそれがある。
【0005】
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、切断時における長尺体の撓みを抑制して安定的に長尺体を切断できる切断装置およびラベルの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく切断装置は、第1面と、第1面が向く方向とは反対方向を向く第2面とを有するシート状の長尺体を、その長手方向において互いに切り離されるように切断する。切断装置は、第1挟持部と、第2挟持部と、刃部と、第1押圧部と、第2押圧部とを備える。第1挟持部は、長尺体から見て、第1面側および第2面側のそれぞれから、長尺体を第1の挟持位置にて挟持可能である。第2挟持部は、上記長手方向において第1挟持部と離隔して位置し、長尺体から見て、第1面側および第2面側から、長尺体を第2の挟持位置にて挟持可能である。第1挟持部および第2挟持部によって挟持されることにより、第1の挟持位置および第2の挟持位置の間において第1の挟持位置および第2の挟持位置を含む仮想平面に沿って位置する長尺体から見て、刃部は、第1面側から長尺体に当接可能である。第1押圧部は、第1の挟持位置および第2の挟持位置の間において上記仮想平面に沿って位置する長尺体から見て、第2面側に位置する。第2押圧部は、上記長手方向において第1押圧部と離隔して位置し、第1の挟持位置および第2の挟持位置の間において上記仮想平面に沿って位置する長尺体から見て、第2面側に位置する。刃部が長尺体の第1面側に当接しつつ第1押圧部と第2押圧部との間に入り込み、かつ、第1押圧部および第2押圧部が長尺体を第2面側から押圧することで、刃部は長尺体を押し切り可能に構成されている。
【0007】
本開示の一形態において、第1押圧部および第2押圧部は、それぞれ、刃部が第1押圧部と第2押圧部との間に入り込んだときに刃部と接触しないように位置している。
【0008】
本開示の一形態において、刃部は、上記仮想平面の平面方向に対して斜めに交差する方向に沿って延びる先端縁を有する。
【0009】
本開示の一形態において、第1押圧部および第2押圧部は、刃部が長尺体に当接する前に予め上記仮想平面に沿って位置する長尺体に近づくように、上記仮想平面に対して相対的に移動可能に構成されている。
【0010】
本開示の一形態において、第1押圧部および第2押圧部は、刃部が上記仮想平面に沿って位置する長尺体に向かって移動している時間の少なくとも一部の間に、上記仮想平面に位置する長尺体に近づくように移動可能に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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