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公開番号
2025094947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2025009439,2024073499
出願日
2025-01-22,2023-12-13
発明の名称
支持部材及び造形物製造方法
出願人
前澤化成工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
64/40 20170101AFI20250618BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】造形時にモデルの支持必要部を支持する支持部材を提供する。
【解決手段】支持部材は、上面開口状の箱形状をなすグリーストラップ本体であるモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートS1である。そして、この再利用可能なサポートS1は、当該サポートS1にて支持されるグリーストラップ本体の膨出部に対応する形状をなす底部126と、この底部126の上面に立設された複数の筒状部127とを有する。
【選択図】図28
特許請求の範囲
【請求項1】
造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、
造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、
前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、筐体である
ことを特徴とする支持部材。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、
造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、
前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、上面開口状の箱形状をなすグリーストラップ本体である
ことを特徴とする支持部材。
【請求項3】
造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、
造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、
前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、上面開口状の箱形状をなすグリーストラップ本体であり、
前記サポートは、前記グリーストラップ本体のうち、有底筒状の筒状部の底板に上方に向かって膨出状に形成される油水分離部材取付用の膨出部を支持する
ことを特徴とする支持部材。
【請求項4】
造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、
造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、
前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、上面開口状の箱形状をなすグリーストラップ本体であり、
前記サポートは、前記グリーストラップ本体のうち、有底筒状の筒状部の上端部外周面に突設される鍔部を支持する
ことを特徴とする支持部材。
【請求項5】
造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、
造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、
前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、上面開口状の箱形状をなす部材であり、
前記サポートは、前記部材のうち、有底筒状の筒状部の底板に上方に向かって膨出状に形成される膨出部を支持する
ことを特徴とする支持部材。
【請求項6】
サポートは、当該サポートにて支持される支持必要部に対応する形状をなす底部と、この底部の上面に立設された複数の筒状部とを有する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の支持部材。
【請求項7】
サポートは、平面視で円形の螺旋状をなす板状の螺旋状部を有する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の支持部材。
【請求項8】
サポートは、螺旋状部の外周側に一体に設けられた外周板部を有する
ことを特徴とする請求項7記載の支持部材。
【請求項9】
請求項1ないし5のいずれか一記載の支持部材を用いて、造形物製造装置を使用して造形物を製造する造形物製造方法であって、
前記支持部材を設置せずに造形動作を行う工程と、
モデルの支持必要部が造形される直前に造形動作を一旦停止して、前記支持部材を設置する工程と、
前記支持部材が設置された状態で造形動作を再開して、前記支持部材上に前記モデルの前記支持必要部を造形する工程と
を備えることを特徴とする造形物製造方法。
【請求項10】
モデルの支持必要部を支持する支持部材を用いて、造形物製造装置を使用して造形物である筐体を製造する造形物製造方法であって、
前記支持部材は、前記造形物製造装置を使用して前記筐体を製造した際に、そのモデルである筐体から分離されて得られた再利用可能なサポートである
ことを特徴とする造形物製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、3次元の造形物を製造する造形物製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、3次元の造形物を製造するための造形物製造装置としては、例えば熱溶解積層方式の3Dプリンタが広く知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
そして、その熱溶解積層方式の3Dプリンタを使用して、所望の形状をなす3次元の造形物を製造する場合、目的の造形物の形状によっては、その造形物となるモデルの支持必要部(オーバーハング部)を支持するサポート(サポート材)が必要となることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2000-500709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、造形時にモデルの支持必要部を支持するサポートは、造形後には不要なものであるから、両者を分離してサポートを除去する必要があるが、その除去が困難であることが多い。
【0006】
そこで、本発明の課題の一つは、サポートを容易に除去できる造形物製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態に係る支持部材は、造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、筐体であるものである。
【0008】
また、本発明の実施形態に係る支持部材は、造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、上面開口状の箱形状をなすグリーストラップ本体であるものである。
【0009】
さらに、本発明の実施形態に係る支持部材は、造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、上面開口状の箱形状をなすグリーストラップ本体であり、前記サポートは、前記グリーストラップ本体のうち、有底筒状の筒状部の底板に上方に向かって膨出状に形成される油水分離部材取付用の膨出部を支持するものである。
【0010】
また、本発明の実施形態に係る支持部材は、造形物製造装置を使用して造形物を製造する際に、モデルの支持必要部を支持する支持部材であって、造形物を製造した際にモデルから分離されて得られた再利用可能なサポートであり、前記サポートを用いて前記造形物製造装置で造形するモデルは、上面開口状の箱形状をなすグリーストラップ本体であり、前記サポートは、前記グリーストラップ本体のうち、有底筒状の筒状部の上端部外周面に突設される鍔部を支持するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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