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公開番号2025129946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026941
出願日2024-02-26
発明の名称内副管継手
出願人前澤化成工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03F 5/02 20060101AFI20250829BHJP(上水;下水)
要約【課題】縦管部と取付部とが別体の構造においても流入口からの流体圧による破損等を防止できる内副管継手を提供すること。
【解決手段】マンホール2の内壁に設置され、該マンホール2に接続される流入管としての排水管3と、該マンホール2内に設置される副管とを接続する内副管継手1であって、排水流入口19と排水流出口13aとを有し、上下方向に延びる縦管部11と、縦管部11の排水流入口19に対応する開口部29を有する取付部21と、備え、縦管部11の上部と取付部21の上部とが固定具としてのボルトB1及びナットN1により固定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
マンホールの内壁に設置され、該マンホールに接続される流入管と該マンホール内に設置される副管とを接続する内副管継手であって、
流入口と排出口とを有し、上下方向に延びる縦管部と、
前記縦管部の流入口に対応する開口部を有する取付部と、
備え、
前記縦管部の上部と前記取付部の上部とが固定具により固定されていることを特徴とする内副管継手。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記縦管部の上部内面に固定具を受ける座が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内副管継手。
【請求項3】
前記縦管部の上部内面と前記取付部とをボルトとナットにより締結することを特徴とする請求項1または2に記載の内副管継手。
【請求項4】
前記取付部から延出するボスを利用して前記縦管部の上部と固定具により固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の内副管継手。
【請求項5】
前記縦管部の左右側に延びる延出片と前記取付部とが固定具により固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内副管継手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マンホール内に設置される内副管継手に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排水が流入するマンホールにおいては、流入側の流入管からマンホールの底部への排水の落差が大きい場合に、マンホールの内壁に内副管を設置することがある。内副管は、排水の流下方向を下方へ変更する内副管継手と、この内副管継手に接続され排水を下方へ誘導する副管とからなり、排水をマンホールの底部付近から排出させることで、マンホール内に流入する排水の飛散やマンホールの底部の侵食、騒音などを防止するようにしたものがある。
【0003】
この種の内副管継手として、流入口と排出口とを有し上下方向に延びる縦管部と、マンホールの内壁に取付ける取付部と、を別個の部材にて構成し、取付部の内面に被係合部を形成するとともに、縦管部に係合部を形成し、マンホールの内壁に取付けた取付部の被係合部に縦管部の係合部を係合することにより、マンホールの内壁に設置するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-190283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の内副管継手にあっては、縦管部の係合部を取付部に押し当て、下方に向けてスライド移動させて取付部の被係合部に係合する構造であることで、係合部と被係合部との間の遊びにより、被取付部に対し係合部ががたつきやすい。よって、流入口から縦管部内に流入する流体の流体圧により、取付部に対し縦管部が揺動して係合部に負荷がかかり破損する虞があるという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、縦管部と取付部とが別体の構造においても流入口からの流体圧による破損等を防止できる内副管継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の内副管継手は、
マンホールの内壁に設置され、該マンホールに接続される流入管と該マンホール内に設置される副管とを接続する内副管継手であって、
流入口と排出口とを有し、上下方向に延びる縦管部と、
前記縦管部の流入口に対応する開口部を有する取付部と、
備え、
前記縦管部の上部と前記取付部の上部とが固定具により固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、縦管部の上部と取付部の上部とが固定具により直接固定されることで、流入口からの流体圧による縦管部の変形や揺動が抑えられるため、縦管部と取付部とが別体の構造においても変形や揺動による破損等を防止できる。
【0008】
前記縦管部の上部内面に固定具を受ける座が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、縦管部の上部と取付部の上部とが固定具により安定して固定される。
【0009】
前記縦管部の上部内面と前記取付部とをボルトとナットにより締結することを特徴としている。
この特徴によれば、ボルトとナットにより縦管部の上部と取付部の上部とを強固に固定できる。
【0010】
前記取付部から延出するボスを利用して前記縦管部の上部と固定具により固定されることを特徴としている。
この特徴によれば、材料を削減しつつ強度も高められる。
(【0011】以降は省略されています)

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