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公開番号2025093498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209178
出願日2023-12-12
発明の名称情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法
出願人任天堂株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 13/69 20140101AFI20250617BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】作成者とは異なるユーザであって、当該作成者が作成したコンテンツを編集等したユーザに報酬を付与することを可能とする情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法を提供する。
【解決手段】第1ユーザによる第1の操作入力に基づいて、第1コンテンツを生成して仮想空間内に配置させ、第1コンテンツのデータを第1ユーザに対応付け、第2ユーザによる第2の操作入力に基づいて、仮想空間内に配置される第1コンテンツの位置を更新して、第1コンテンツのデータを第1ユーザおよび第2ユーザに対応付け、第3ユーザによる第3の操作入力に基づいて、第1コンテンツに対して所定のアクションを実行し、さらに第2ユーザに対応付けられた所定のパラメータを更新し、第2ユーザに対応付けられた所定のパラメータに基づいて、第2ユーザに所定の特典が付与された状態を示す特典情報を記憶する。
【選択図】図15

特許請求の範囲【請求項１】
記憶部を備えたサーバと、当該サーバと接続可能な複数の情報処理装置とを含み、当該情報処理装置に対するユーザの操作入力に基づいて情報処理を実行する情報処理システムであって、
第１ユーザによる第１の操作入力に基づいて、第１コンテンツを生成して仮想空間内に配置させ、当該第１コンテンツのデータを当該第１ユーザに対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第１ユーザとは異なる第２ユーザによる第２の操作入力に基づいて、前記仮想空間内に配置される前記第１コンテンツの位置を更新して、前記第１コンテンツのデータを前記第１ユーザおよび前記第２ユーザに対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第２ユーザと異なる第３ユーザによる第３の操作入力に基づいて、前記第１コンテンツに対して所定のアクションを実行し、さらに前記第２ユーザに対応付けられた所定のパラメータを更新して前記記憶部に記憶し、
前記第２ユーザに対応付けられた前記所定のパラメータに基づいて、前記第２ユーザに所定の特典が付与された状態を示す特典情報を前記記憶部に記憶する、情報処理システム。
続きを表示（約 2,000 文字）【請求項２】
さらに、前記第１ユーザによる第４の操作入力に基づいて、前記仮想空間内に配置される前記第１コンテンツの位置を更新して、当該第４の操作入力に基づいて当該第１コンテンツの位置が更新された場合に、当該第１コンテンツのデータを当該第１ユーザに対応付けて前記記憶部に記憶する、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記ユーザによる第５の操作入力に基づいて、当該ユーザそれぞれに対応するプレイヤキャラクタの前記仮想空間における動作を制御する、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記所定のアクションは、複数の前記第１コンテンツのうち、何れか１つに対して実行される、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記特典は、前記第２ユーザに対応付けられた所定のパラメータに基づいて、当該第２ユーザを所定の前記第１コンテンツの生成が制限された状態から、当該所定の第１コンテンツが生成可能な状態にする、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記第３ユーザは、前記第１ユーザおよび前記第２ユーザとは異なるユーザであり、
前記第１コンテンツに対して前記所定のアクションが実行された場合、さらに前記第１ユーザに対応付けられた所定のパラメータを更新して前記記憶部に記憶し、
前記第１ユーザに対応付けられた前記所定のパラメータに基づいて、前記第１ユーザに前記所定の特典が付与された状態を示す特典情報を前記記憶部に記憶する、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記第３ユーザは、前記第１ユーザおよび前記第２ユーザとは異なるユーザであり、
前記第１コンテンツに対して前記所定のアクションが実行された場合、少なくとも前記第１ユーザに対応付けられた所定のパラメータを更新して前記記憶部に記憶し、
前記第１ユーザに対応付けられた前記所定のパラメータに基づいて、前記第１ユーザに前記所定の特典とは異なる特典が付与された状態を示す特典情報を前記記憶部に記憶する、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項８】
前記情報処理装置は、
前記サーバから受信したデータに基づいて、前記複数の情報処理装置において共通して用いられる前記仮想空間を生成し、
前記第１の操作入力に基づいて、前記仮想空間内に配置されるオブジェクトを前記第１コンテンツとして生成し、
前記第２の操作入力に基づいて、前記仮想空間内における前記第１コンテンツの位置を更新し、
前記第３の操作入力に基づいて、前記仮想空間内における前記第１コンテンツに対して前記所定のアクションを実行し、
前記ユーザによる第５の前記操作入力に基づいて、当該ユーザそれぞれに対応するプレイヤキャラクタの前記仮想空間における動作を制御し、
前記サーバは、前記第２ユーザに対応付けられた前記所定のパラメータに基づいて、前記第２ユーザに前記所定の特典が付与された状態を示す前記特典情報を前記記憶部に記憶する、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項９】
前記第２ユーザとは異なる第４ユーザによる第６の操作入力に基づいて、前記第１ユーザおよび前記第２ユーザに対応付けられた前記第１コンテンツの位置を更新し、当該位置が更新された第１コンテンツのデータを前記第１ユーザおよび当該第４ユーザに対応付けて前記記憶部に記憶する、請求項１乃至８の何れか１つに記載の情報処理システム。
【請求項１０】
記憶部を備えたサーバと、当該サーバと接続可能な複数の情報処理装置とを含み、当該情報処理装置に対するユーザの操作入力に基づいて情報処理を実行する情報処理システムであって、
第１ユーザによる第１の操作入力に基づいて、第１コンテンツを生成して仮想空間内に配置させ、当該第１コンテンツのデータを当該第１ユーザに対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第１ユーザとは異なる第２ユーザによる第２の操作入力に基づいて、前記第１コンテンツのデータをコピーした第２コンテンツを生成して前記仮想空間内に配置させ、当該第２コンテンツのデータを前記第１ユーザおよび前記第２ユーザに対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第２ユーザと異なる第３ユーザによる第３の操作入力に基づいて、前記第２コンテンツに対して所定のアクションを実行し、さらに前記第２ユーザに対応付けられた所定のパラメータを更新して前記記憶部に記憶し、
前記第２ユーザに対応付けられた前記所定のパラメータに基づいて、前記第２ユーザに所定の特典が付与された状態を示す特典情報を前記記憶部に記憶する、情報処理システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法等に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、投稿した画像や動画等のコンテンツを閲覧した利用者によるインプレッション情報に基づいて、投稿者がプレイするゲームに登場するキャラクタのゲームパラメータを設定するゲームシステムがある（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１０３８３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記特許文献１で開示されたゲームシステムは、利用者によるインプレッション情報が得られた際に、投稿者とは異なるユーザであって、当該投稿者が作成したコンテンツを編集したユーザに報酬を与えることはなかった。
【０００５】
それ故に、本発明の目的は、作成者とは異なるユーザであって、当該作成者が作成したコンテンツを編集等したユーザに報酬を付与することを可能とする情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明は例えば以下の（１）～（１８）のような構成を採用し得る。
【０００７】
（１）
本発明の情報処理システムの一構成例は、記憶部を備えたサーバと、当該サーバと接続可能な複数の情報処理装置とを含み、当該情報処理装置に対するユーザの操作入力に基づいて情報処理を実行する。情報処理システムは、第１ユーザによる第１の操作入力に基づいて、第１コンテンツを生成して仮想空間内に配置させ、当該第１コンテンツのデータを当該第１ユーザに対応付けて記憶部に記憶し、第１ユーザとは異なる第２ユーザによる第２の操作入力に基づいて、仮想空間内に配置される第１コンテンツの位置を更新して、第１コンテンツのデータを第１ユーザおよび第２ユーザに対応付けて記憶部に記憶し、第２ユーザと異なる第３ユーザによる第３の操作入力に基づいて、第１コンテンツに対して所定のアクションを実行し、さらに第２ユーザに対応付けられた所定のパラメータを更新して記憶部に記憶し、第２ユーザに対応付けられた所定のパラメータに基づいて、第２ユーザに所定の特典が付与された状態を示す特典情報を記憶部に記憶する。
【０００８】
上記（１）の構成によれば、第１ユーザの操作により生成された第１コンテンツに対して所定のアクションが実行された場合、同じ仮想空間内において当該第１コンテンツの位置を更新した第２ユーザに特典を付与することができる。
【０００９】
（２）
上記（１）の構成において、さらに、上記第１ユーザによる第４の操作入力に基づいて、仮想空間内に配置される第１コンテンツの位置を更新して、当該第４の操作入力に基づいて当該第１コンテンツの位置が更新された場合に、当該第１コンテンツのデータを当該第１ユーザに対応付けて記憶部に記憶してもよい。
【００１０】
上記（２）の構成によれば、第１コンテンツを生成した第１ユーザであっても、同じ仮想空間内において当該第１コンテンツの位置を更新する操作が可能となる。
（【００１１】以降は省略されています）

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