TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025105483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2024203355
出願日2024-11-21
発明の名称振動制御システム、プログラム、および方法
出願人任天堂株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所,個人
主分類A63F 13/285 20140101AFI20250703BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】振動感覚のリアリティやバリエーションを改善する仕組みを提供する。
【解決手段】本体部および振動モータを有する操作部を含む振動制御システムであって、本体部は、周波数および振幅を指定する振動指示データを生成する手段と、振動指示データを操作部に送信する手段とを備える。操作部は、周波数特性データを記憶する手段と、振動指示データの受信を行う手段と、振動指示データによる指示に係る周波数に基づいて周波数特性データを参照して、入力することが許容される電圧または出力することが許容される電圧の許容値を決定し、振動指示データによる指示に係る振幅と決定された許容値に基づいて調整振幅の決定を行う手段と、周波数および調整振幅に基づいて制御データを生成し、制御データを用いて振動モータを制御する振動制御手段と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
本体部および振動モータを有する操作部を含む振動制御システムであって、
前記本体部は、
周波数および振幅を指定する振動指示データを生成する手段と、
前記振動指示データを前記操作部に送信する手段と、を備え、
前記操作部は、
各周波数において前記振動モータに入力することが許容される電圧、または、各周波数において前記振動モータを制御するアンプが出力することが許容される電圧に関する周波数特性データを記憶する手段と、
前記送信がされた前記振動指示データの受信を行う手段と、
前記受信がされた前記振動指示データによる指示に係る周波数に基づいて前記周波数特性データを参照して、前記入力することが許容される電圧または前記出力することが許容される電圧の許容値を決定し、前記振動指示データによる指示に係る振幅と前記決定された許容値に基づいて調整振幅の決定を行う手段と、
前記指示された周波数および前記調整振幅に基づいて制御データを生成し、前記制御データを用いて前記振動モータを制御する手段と、を備える、振動制御システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記周波数特性データは、前記振動モータの最大入力電圧または前記アンプの最大出力電圧に対する割合を示すデータであり、
前記調整振幅の決定は、前記振動指示データによる指示に係る振幅と前記割合の乗算により行われる、請求項1に記載の振動制御システム。
【請求項3】
前記操作部は、さらに、
前回の前記振動指示データが示す周波数と今回の前記振動指示データが示す周波数との間を補間するように、前記振動指示データの指示サイクルである第1サイクルよりも短いサイクルの第2サイクルの補間周波数を決定する手段と、
前回の前記振動指示データが示す振幅と今回の前記振動指示データが示す振幅との間を補間するように前記第2サイクルの補間振幅を決定する手段をさらに備え、
前記調整振幅の決定は、前記第2サイクルの前記補間周波数に基づいて前記周波数特性データを参照して前記第2サイクルの前記許容値を決定し、決定された前記第2サイクルの前記許容値と前記第2サイクルの前記補間振幅に基づいて前記第2サイクルの前記調整振幅を生成することにより行われ、
前記制御する手段は、前記第2サイクルの補間周波数と前記第2サイクルの調整振幅により前記振動モータを制御する、請求項2に記載の振動制御システム。
【請求項4】
前記操作部は複数の種類があり、
前記周波数特性データを記憶する手段は、前記操作部の種類に応じて異なるデータを記憶する、請求項1または2に記載の振動制御システム。
【請求項5】
複数の種類の前記操作部は、種類に応じて異なる特性の前記振動モータを有する、請求項4に記載の振動制御システム。
【請求項6】
本体部および、振動モータを有する操作部を含む振動制御システムに用いられるプログラムであって、
前記操作部のコンピュータに、
周波数および振幅を指定する振動指示データの取得を行う手段と、
前記取得した前記振動指示データによる指示に係る周波数に基づいて、各周波数において前記振動モータに入力することが許容される電圧、または、各周波数において前記振動モータを制御するアンプが出力することが許容される電圧に関する周波数特性データを参照して、前記入力することが許容される電圧または前記出力することが許容される電圧の許容値を決定し、前記振動指示データによる指示に係る振幅と前記決定された許容値に基づいて調整振幅の決定を行う処理と、
前記指示された周波数および前記調整振幅に基づいて制御データを生成し、前記制御データを用いて前記振動モータを制御する処理を実行させる、プログラム。
【請求項7】
前記周波数特性データは、前記振動モータの最大入力電圧または前記アンプの最大出力電圧に対する割合を示すデータであり、
前記調整振幅の決定は、前記振動指示データにより指示された振幅と前記割合の乗算により行われる、請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記操作部のコンピュータに、さらに、
前回の前記振動指示データが示す周波数と今回の前記振動指示データが示す周波数との間を補間するように、前記振動指示データの指示サイクルである第1サイクルよりも短いサイクルの第2サイクルの補間周波数を決定する処理と、
前回の前記振動指示データが示す振幅と今回の前記振動指示データが示す振幅との間を補間するように前記第2サイクルの補間振幅を決定する処理を実行させ、
前記調整振幅の決定は、前記第2サイクルの前記補間周波数に基づいて前記周波数特性データを参照して前記第2サイクルの前記許容値を決定し、決定された前記第2サイクルの前記許容値と前記第2サイクルの前記補間振幅に基づいて前記第2サイクルの前記調整振幅を生成することにより行われ、
前記制御する処理は、前記第2サイクルの補間周波数と前記第2サイクルの調整振幅により前記振動モータを制御する、請求項6に記載のプログラム。
【請求項9】
前記操作部は複数の種類があり、
前記周波数特性データは、前記操作部の種類に応じて異なるデータを含む、請求項6~請求項8のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項10】
複数の種類の前記操作部は、種類に応じて異なる特性の前記振動モータを有する、請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、振動制御システム、プログラム、および方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ゲームをプレイするユーザに対して、振動効果を与えるゲームシステムが存在する。例えば、特開2016-202486号公報(特許文献1)には、ゲームに用いられる振動信号生成システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-202486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のゲームシステムは、振動感覚のリアリティやバリエーションに改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(構成1) ある実施の形態における振動制御システムは、本体部および振動モータを有する操作部を含む振動制御システムである。本体部は、周波数および振幅を指定する振動指示データを生成する手段と、振動指示データを操作部に送信する手段と、を備える。操作部は、各周波数において振動モータに入力することが許容される電圧、または、各周波数において振動モータを制御するアンプが出力することが許容される電圧に関する周波数特性データを記憶する手段と、送信がされた振動指示データの受信を行う手段と、受信がされた振動指示データによる指示に係る周波数に基づいて周波数特性データを参照して、入力することが許容される電圧または出力することが許容される電圧の許容値を決定し、振動指示データによる指示に係る振幅と決定された許容値に基づいて調整振幅の決定を行う手段と、指示された周波数および調整振幅に基づいて制御データを生成し、制御データを用いて振動モータを制御する手段と、を備える。操作部にて周波数特性に基づく調整を行うため、操作部の特性に応じた調整を行うことができる。
【0006】
(構成2) 構成1において、周波数特性データは、振動モータの最大入力電圧またはアンプの最大出力電圧に対する割合を示すデータであり、調整振幅の決定は、振動指示データによる指示に係る振幅と割合の乗算により行われる。
【0007】
(構成3) 構成2において、操作部は、さらに、前回の振動指示データが示す周波数と今回の振動指示データが示す周波数との間を補間するように、振動指示データの指示サイクルである第1サイクルよりも短いサイクルの第2サイクルの補間周波数を決定する手段と、前回の振動指示データが示す振幅と今回の振動指示データが示す振幅との間を補間するように第2サイクルの補間振幅を決定する手段をさらに備え、調整振幅の決定は、第2サイクルの補間周波数に基づいて周波数特性データを参照して第2サイクルの許容値を決定し、決定された第2サイクルの許容値と第2サイクルの補間振幅に基づいて第2サイクルの調整振幅を生成することにより行われ、制御する手段は、第2サイクルの補間周波数と第2サイクルの調整振幅により振動モータを制御する。操作部にて短いサイクルの補間振幅を決定しつつ、補間振幅に対して周波数特性に基づく調整を行うため、本体部と操作部の通信を効率にしつつ、細かい制御を操作部の周波数特性を考慮して行うことができる。
【0008】
(構成4) 構成1または構成2において、操作部は複数の種類があり、周波数特性データを記憶する手段は、操作部の種類に応じて異なるデータを記憶する。
【0009】
(構成5) 構成4において、複数の種類の操作部は、種類に応じて異なる特性の振動モータを有する。
【0010】
(構成6) ある実施の形態におけるプログラムは、本体部および、振動モータを有する操作部を含む振動制御システムに用いられるプログラムである。プログラムは、操作部のコンピュータに、周波数および振幅を指定する振動指示データの取得を行う手段と、取得した振動指示データによる指示に係る周波数に基づいて、各周波数において振動モータに入力することが許容される電圧、または、各周波数において振動モータを制御するアンプが出力することが許容される電圧に関する周波数特性データを参照して、入力することが許容される電圧または出力することが許容される電圧の許容値を決定し、振動指示データによる指示に係る振幅と決定された許容値に基づいて調整振幅の決定を行う処理と、指示された周波数および調整振幅に基づいて制御データを生成し、制御データを用いて振動モータを制御する処理を実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

任天堂株式会社
方法、システムおよびプログラム
1か月前
任天堂株式会社
ゲームシステム、および、ゲーム処理方法
22日前
任天堂株式会社
振動制御システム、プログラム、および方法
2日前
任天堂株式会社
振動制御システム、プログラム、および方法
2日前
任天堂株式会社
情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム
2日前
任天堂株式会社
装置
16日前
任天堂株式会社
温度推定システム、プログラム、および温度推定方法
2日前
任天堂株式会社
温度推定システム、制御システム、プログラム、および、方法
2日前
任天堂株式会社
情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法
18日前
任天堂株式会社
情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法
18日前
任天堂株式会社
振動制御システム、プログラム、方法およびゲームコントローラ
2日前
任天堂株式会社
ゲームプログラム、情報処理システム、および、ゲーム処理方法
1か月前
任天堂株式会社
ゲームコントローラ
23日前
任天堂株式会社
システム、プログラム、情報処理方法、およびキャリブレーション方法
2日前
任天堂株式会社
ゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム装置、およびゲーム処理方法
10日前
任天堂株式会社
ゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム装置、およびゲーム処理方法
9日前
任天堂株式会社
ゲームプログラム、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理装置
1か月前
任天堂株式会社
接触検出プログラム、接触検出装置、接触検出システム、および接触検出方法
26日前
任天堂株式会社
情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理方法、および、情報処理装置
2日前
任天堂株式会社
振動制御システム、プログラム、ゲームシステム、ゲームプログラム、および方法
2日前
任天堂株式会社
入力装置、ゲームコントローラ、情報処理装置
23日前
任天堂株式会社
機械学習される画像コンバートのためのシステムおよび方法
18日前
任天堂株式会社
ゲームシステム、情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
1か月前
任天堂株式会社
ゲームプログラム、情報処理装置、情報処理システム、および、ゲーム処理方法
9日前
個人
玩具
17日前
個人
ゲーム玩具
1か月前
個人
玩具
5か月前
個人
盤上遊戯具
5か月前
個人
フィギュア
5か月前
株式会社三共
遊技機
7か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
続きを見る