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公開番号
2025120034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015229
出願日
2024-02-02
発明の名称
ゲームシステム、ゲームプログラム、ゲーム処理方法、およびゲーム装置
出願人
任天堂株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
,
個人
主分類
A63F
13/497 20140101AFI20250807BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】操作履歴情報で動作するゲームプレイと自身のプレイが比較しやすいゲームシステムを提供する。
【解決手段】第1ゲームと、当該第1ゲームと同じゲームであって、操作入力の履歴である操作履歴情報に基づいて動作する少なくとも1つの第2ゲームとを同時に開始し、第1ゲームをユーザの操作入力に基づいて処理し、少なくとも1つの第2ゲームを少なくとも1つの操作履歴情報に基づいて処理し、第1ゲームに基づく第1ゲーム画像と、第2ゲームに基づく少なくとも1つの第2ゲーム画像とを含む全体ゲーム画像を生成し、第1ゲームおよび第2ゲームのゲーム状態がそれぞれ第1の条件を満たした場合に、それぞれのゲームの処理を停止または終了する。
【選択図】図27
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備えるゲームシステムであって、
前記プロセッサは、
第1ゲームと、当該第1ゲームと同じゲームであって、操作入力の履歴である操作履歴情報に基づいて動作する少なくとも1つの第2ゲームとを同時に開始し、
前記第1ゲームをユーザの前記操作入力に基づいて処理し、
前記少なくとも1つの前記第2ゲームを少なくとも1つの前記操作履歴情報に基づいて処理し、
前記第1ゲームに基づく第1ゲーム画像と、前記第2ゲームに基づく少なくとも1つの第2ゲーム画像とを含む全体ゲーム画像を生成し、
前記第1ゲームおよび前記第2ゲームのゲーム状態がそれぞれ第1の条件を満たした場合に、それぞれのゲームの処理を停止または終了する、
ゲームシステム。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、前記第1ゲームおよび前記第2ゲームの開始から経過した時間を示す画像を更に含む前記全体ゲーム画像を生成する、請求項1に記載のゲームシステム。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記第1ゲームおよび前記第2ゲームの前記ゲーム状態がそれぞれ前記第1の条件を満たした後に、第1ゲームおよび前記第2ゲームのそれぞれの開始から前記第1の条件を満たすまでに経過した時間を示す画像を更に含む前記全体ゲーム画像を生成する、請求項1に記載のゲームシステム。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記第1ゲームにおける前記操作入力の履歴を前記操作履歴情報として記憶させる、請求項1に記載のゲームシステム。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記第2ゲームを、他の前記ゲームシステムによって記憶された前記操作履歴情報に基づき処理する、請求項1に記載のゲームシステム。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記第1ゲームと前記第2ゲームの少なくともいずれかにおける操作入力を示す画像を更に含む前記全体ゲーム画像を生成する、請求項1に記載のゲームシステム。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記第1ゲームおよび前記第2ゲームをそれぞれ個別のエミュレータによって動作させる、請求項1に記載のゲームシステム。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記エミュレータに、前記第1ゲームおよび前記第2ゲームを、所定のゲームの所定の場面から開始させる、請求項7に記載のゲームシステム。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記第1ゲームの開始から前記第1の条件を満たすまでに経過した時間が最も短い場合の前記操作履歴情報に基づいて、前記第2ゲームを処理する、請求項4に記載のゲームシステム
【請求項10】
前記プロセッサは、複数種類の前記第1ゲームおよび前記第2ゲームを所定の順番で連続して行う一連のゲームにおいて、第2の条件を満たした場合にのみ、次の順番の前記第1ゲームおよび前記第2ゲームを開始する、請求項5に記載のゲームシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ユーザの操作を記録したデータを用いるゲーム処理に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、対戦可能なレースゲームにおいて、ランキング上位のプレイヤのリプレイデータを再生すると同時にプレイヤによるゲームプレイを実行するゲームが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-326370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなゲームでは、リプレイデータと擬似的な対戦ができた。しかし、リプレイデータの再生による対戦相手オブジェクトと、プレイヤが操作するプレイヤオブジェクトとは同じプレイ画面(1画面)内に表示されるものであった。そのため、例えばレースゲームの場合、リプレイデータによる対戦相手オブジェクトだけコースの先に進んでしまい、ゲーム画面内にはプレイヤオブジェクトしか表示されていないという状況も発生していた。そのため、プレイヤのプレイ状態とリプレイデータによるプレイ状態とを比較する、例えば見比べる、ということが困難な場合もあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の点に鑑みて、例えば以下のような構成例を開示する。
【0006】
(構成1)
構成1は、プロセッサを備えるゲームシステムであって、プロセッサは、第1ゲームと、当該第1ゲームと同じゲームであって、操作入力の履歴である操作履歴情報に基づいて動作する少なくとも1つの第2ゲームとを同時に開始し、第1ゲームをユーザの操作入力に基づいて処理し、少なくとも1つの第2ゲームを少なくとも1つの操作履歴情報に基づいて処理し、第1ゲームに基づく第1ゲーム画像と、第2ゲームに基づく少なくとも1つの第2ゲーム画像とを含む全体ゲーム画像を生成し、第1ゲームおよび第2ゲームのゲーム状態がそれぞれ第1の条件を満たした場合に、それぞれのゲームの処理を停止または終了する。
【0007】
上記構成によれば、第2ゲームは操作履歴情報に基づき処理されるため、対戦相手の参加を待つことなく、対戦ゲーム等を開始できる。また、第1ゲーム画像と第2ゲーム画像を含む全体ゲーム画像によって、自身のプレイと他ユーザのプレイとを比較しながらプレイできる。また、第1ゲームと第2ゲームを同時に開始している。そのため、例えばプレイ開始からの経過時間を計測して用いるゲームにおいて、タイムラグが発生し得るオンライン対戦の場合よりも、正確な時間計測が行われる環境下でゲームを進行できる。
【0008】
(構成2)
構成2は、上記構成1において、プロセッサは、第1ゲームおよび第2ゲームの開始から経過した時間を示す画像を更に含む全体ゲーム画像を生成してもよい。
【0009】
上記構成によれば、経過した時間を把握しやすくなる。
【0010】
(構成3)
構成3は、上記構成1において、プロセッサは、第1ゲームおよび第2ゲームのゲーム状態がそれぞれ第1の条件を満たした後に、第1ゲームおよび第2ゲームのそれぞれの開始から第1の条件を満たすまでに経過した時間を示す画像を更に含む全体ゲーム画像を生成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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