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公開番号
2025112657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007018
出願日
2024-01-19
発明の名称
情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理システム
出願人
任天堂株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
28/04 20090101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】比較的大きなデータを送受信することが可能な情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムは親機と子機とを含む。親機は、親機を特定する装置特定情報と親機から送信するデータを特定するためのデータ特定情報とを含むビーコンを送信する。子機は、ビーコンを受信した場合、データを要求するためのアクションリクエストフレームを親機に送信する。親機は、アクションリクエストフレームを受信した場合、データを複数に分割した部分データを含む複数のアクションレスポンスフレームを子機に送信する。子機は、受信しなかった部分データがある場合、受信しなかったデータの再送信を要求するアクションリクエストフレームを親機に送信する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第2情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
第1情報処理装置を特定する第1装置特定情報、および当該第1情報処理装置から送信するデータを特定するためのデータ特定情報を含む第1フレームを受信したと判定された場合に、前記第2情報処理装置を特定する第2装置特定情報、および当該データ特定情報に基づいて決定される前記データを要求するデータ要求情報を含む第2フレームを、前記第1装置特定情報により特定される前記第1情報処理装置を宛先として無線通信により送信するステップと、
前記第2フレームを受信した前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置を宛先として送信された、前記データを複数個に分割した部分データを含む複数の第3フレームを受信するステップと、
複数の前記部分データのうち、受信できなかった前記部分データが存在すると判定された場合に、前記第2装置特定情報、および当該受信できなかったデータの再送信を要求するデータ再要求情報を含む第4フレームを、前記第1装置特定情報により特定される前記第1情報処理装置を宛先として無線通信により送信するステップと、を含む、情報処理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1情報処理装置における、
前記第1フレームの送信、
および前記複数の第3フレームの送信、
ならびに前記第2情報処理装置における、
前記第2フレームの送信、
および前記第4フレームの送信は、
当該第1情報処理装置と当該第2情報処理装置との間の無線通信が確立していない状態で実行される、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記第3フレームには、前記部分データのオフセットと当該部分データのサイズとが含まれ、
前記第2情報処理装置は、前記部分データのオフセットと前記部分データのサイズとに基づいて、受信できなかった前記部分データを特定し、当該特定したデータの再送信を要求するための前記第4フレームを送信する、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記第2情報処理装置は、前記第2フレームに、当該第2情報処理装置が受信可能なフレームの最大受信可能サイズを含めて送信し、
前記第2情報処理装置は、前記第1情報処理装置によって前記最大受信可能サイズに基づいて前記データを複数個に分割された前記部分データを含む前記第3フレームを受信する、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記第2情報処理装置は、前記第2フレームに、前記データの要求を特定する要求特定情報を送信し、
前記第2情報処理装置は、前記要求特定情報を含む前記第3フレームを受信する、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第2情報処理装置は、前記第4フレームに、要求するデータの数を示す情報と、要求するそれぞれのデータを特定する情報とを含めて送信する、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記第2フレームの構造と前記第4フレームの構造は同じである、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記第2情報処理装置は、前記データの全てを受信するまで前記第4フレームを繰り返し送信する、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記第2情報処理装置は、前記第3フレームを受信した場合、残りデータに基づいてタイムアウト時間を設定し、当該設定したタイムアウト時間が経過するまで前記第3フレームの受信を試みる、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記第2情報処理装置は、前記第1情報処理装置によって前記第2フレームにエラーがあると判定された場合に送信されるエラーを示す情報を含む前記第3フレームを受信したとき、以後の前記第3フレームの受信を停止する、請求項1に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
先行技術として、無線接続を確立する前に、IDなどの情報をアクションフレームに含めて送信する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-148301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、1つのフレームに含められるデータのサイズには上限があり、比較的大きなデータを送信するには改善の余地があった。
【0005】
それ故、本発明の目的は、比較的大きなデータを送受信することが可能な情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決すべく、本発明は、以下の構成を採用した。
【0007】
(第1の構成)
第1の構成の情報処理方法は、第2情報処理装置において実行される情報処理方法であって、第1情報処理装置を特定する第1装置特定情報、および当該第1情報処理装置から送信するデータを特定するためのデータ特定情報を含む第1フレームを受信したと判定された場合に、前記第2情報処理装置を特定する第2装置特定情報、および当該データ特定情報に基づいて決定される前記データを要求するデータ要求情報を含む第2フレームを、前記第1装置特定情報により特定される前記第1情報処理装置を宛先として無線通信により送信するステップと、前記第2フレームを受信した前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置を宛先として送信された、前記データを複数個に分割した部分データを含む複数の第3フレームを受信するステップと、複数の前記部分データのうち、受信できなかった前記部分データが存在すると判定された場合に、前記第2装置特定情報、および当該受信できなかったデータの再送信を要求するデータ再要求情報を含む第4フレームを、前記第1装置特定情報により特定される前記第1情報処理装置を宛先として無線通信により送信するステップと、を含む。
【0008】
上記によれば、第2情報処理装置は、比較的大きなデータであっても、第1情報処理装置から当該データを分割して受信することができ、受信できなかった部分データがある場合には、当該部分データの送信を再要求することができる。
【0009】
(第2の構成)
第2の構成では、第1の構成において、前記第1情報処理装置における前記第1フレームの送信および前記複数の第3フレームの送信、前記第2情報処理装置における前記第2フレームの送信および前記第4フレームの送信は、当該第1情報処理装置と当該第2情報処理装置との間の無線通信が確立していない状態で実行されてもよい。
【0010】
上記によれば、第2情報処理装置は、第1情報処理装置と接続を確立せずに、比較的大きなデータを第1情報処理装置から取得することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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