特許ウォッチ

公開番号2025093499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209179
出願日2023-12-12
発明の名称情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法
出願人任天堂株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 13/5378 20140101AFI20250617BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】区画毎のプレイヤキャラクタのアクションに関連する活動量の確認が可能となる情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法を提供する。
【解決手段】複数の区画を含む仮想空間を生成し、仮想空間を示す仮想空間画像を生成し、ユーザの第1の操作入力に応じて、仮想空間内において当該ユーザによって操作されるプレイヤキャラクタを移動させ、ユーザの第2の操作入力に応じて、仮想空間内において、他のユーザに対応付けられたオブジェクトまたは他のプレイヤキャラクタに対する第1のアクションをプレイヤキャラクタに実行させ、区画毎に第1のアクションが所定期間内に実行された回数に少なくとも基づく活動量情報を記憶し、ユーザの第3の操作入力に応じて、記憶された活動量情報に基づいて、複数の区画のうち少なくとも一部の区画毎に活動量情報を示す区画情報画像を生成する。
【選択図】図26

特許請求の範囲【請求項１】
記憶部を備えたサーバと、当該サーバと接続可能な複数の情報処理装置とを含み、当該情報処理装置に対するユーザの操作入力に基づいて情報処理を実行する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記サーバから受信したデータに基づいて、複数の区画を含む仮想空間を生成し、
前記仮想空間を示す仮想空間画像を生成し、
前記ユーザの第１の操作入力に応じて、前記仮想空間内において当該ユーザによって操作されるプレイヤキャラクタを移動させ、
前記ユーザの第２の操作入力に応じて、前記仮想空間内において、他のユーザに対応付けられたオブジェクトに対する第１のアクションを前記プレイヤキャラクタに実行させ、
前記区画毎に前記第１のアクションが所定期間内に実行された回数に少なくとも基づく活動量情報を、前記記憶部に記憶し、
前記ユーザの第３の操作入力に応じて、前記記憶部に記憶された前記活動量情報に基づいて、前記複数の区画のうち少なくとも一部の区画毎に前記活動量情報を示す区画情報画像を生成する、情報処理システム。
続きを表示（約 1,700 文字）【請求項２】
前記区画は、第１の状態および第２の状態の何れかに対応付けられる複数の単位領域を含み、
前記情報処理装置は、前記ユーザの第４の操作入力に基づいて、少なくとも１つの前記単位領域を特定する、前記第１のアクションとは異なる第２のアクションを前記プレイヤキャラクタに実行させ、
前記サーバは、
前記第２のアクションによって特定される前記単位領域の状態を前記第２の状態に変更し、前記第２の状態となった単位領域の数に基づく単位領域情報を前記区画毎に前記記憶部に記憶し、
前記区画毎の前記単位領域情報をさらに示す前記区画情報画像を生成する、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記区画情報画像において示される前記活動量情報は、前記区画毎に当該区画の高さ方向に伸縮するアニメーションを用いて表現される、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記情報処理装置は、水平方向に前記複数の区画を配置することによって前記区画情報画像を生成し、
前記区画情報画像における区画毎に、
前記単位領域情報が示す前記第２の状態の前記単位領域の数が多い前記区画ほど水平方向に拡大する単位領域数オブジェクトと、
前記活動量情報が示す前記第１のアクションが実行された回数が多い前記区画ほど垂直方向に伸長する活動量オブジェクトとが配置される、請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記情報処理装置は、水平方向に前記複数の区画を配置することによって前記区画情報画像を生成し、
前記区画情報画像における区画毎に、
前記単位領域情報が示す前記第２の状態の前記単位領域の数が多い前記区画ほど水平方向に拡大する単位領域数オブジェクトと、
前記活動量情報が示す前記第１のアクションが実行された回数が多い前記区画ほど移動速度が速くなる活動量オブジェクトとが配置される、請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記情報処理装置は、水平方向に前記複数の区画を配置することによって前記区画情報画像を生成し、
前記区画情報画像における区画毎に、
前記単位領域情報が示す前記第２の状態の前記単位領域の数が多い前記区画ほど水平方向に拡大する単位領域数オブジェクトと、
前記活動量情報が示す前記第１のアクションが実行された回数が多い前記区画ほど回転速度が速くなる活動量オブジェクトとが配置される、請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記活動量情報は、前記区画毎に前記プレイヤキャラクタおよび他のユーザによって操作される他のプレイヤキャラクタが所定期間内で移動した距離に基づく情報をさらに含む、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項８】
前記活動量情報は、前記区画毎に、他のユーザによって前記仮想空間内に配置されたオブジェクト上を前記プレイヤキャラクタが所定期間内で移動した距離および時間の少なくとも一方に基づく情報と、前記ユーザによって前記仮想空間内に配置されたオブジェクト上を当該他のユーザによって操作される他のプレイヤキャラクタが当該所定期間内で移動した距離および時間の少なくとも一方に基づく情報とをさらに含む、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項９】
前記サーバは、前記区画ごとに存在する前記プレイヤキャラクタの人数を、さらに前記記憶部に記憶し、
前記活動量情報は、所定時点または所定期間中において、前記区画毎に存在する前記プレイヤキャラクタの人数に基づく情報をさらに含む、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項１０】
前記第１のアクションは、前記他のユーザの操作に基づいて前記仮想空間内において生成または編集されることによって当該他のユーザに対応付けられたオブジェクトに対する前記プレイヤキャラクタのアクションである、請求項１に記載の情報処理システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法等に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、他のプレイヤキャラクタの現在地も表示されるマップ画像を表示する情報処理システムがある（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－６４７５３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記特許文献１で開示された情報処理システムは、マップ画像を見るだけではプレイヤキャラクタ間の交流が頻繁に行われている場所までは分からなかった。
【０００５】
それ故に、本発明の目的は、区画毎のプレイヤキャラクタのアクションに関する活動量の確認が可能となる情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明は例えば以下の（１）～（１３）のような構成を採用し得る。
【０００７】
（１）
本発明の情報処理システムの一構成例は、記憶部を備えたサーバと、当該サーバと接続可能な複数の情報処理装置とを含み、当該情報処理装置に対するユーザの操作入力に基づいて情報処理を実行する。情報処理装置は、サーバから受信したデータに基づいて、複数の区画を含む仮想空間を生成し、仮想空間を示す仮想空間画像を生成し、ユーザの第１の操作入力に応じて、仮想空間内において当該ユーザによって操作されるプレイヤキャラクタを移動させ、ユーザの第２の操作入力に応じて、仮想空間内において、他のユーザに対応付けられたオブジェクトに対する第１のアクションをプレイヤキャラクタに実行させ、区画毎に第１のアクションが所定期間内に実行された回数に少なくとも基づく活動量情報を、記憶部に記憶し、ユーザの第３の操作入力に応じて、記憶部に記憶された活動量情報に基づいて、複数の区画のうち少なくとも一部の区画毎に活動量情報を示す区画情報画像を生成する。
【０００８】
上記（１）の構成によれば、他のユーザに対応付けられたオブジェクトに対するプレイヤキャラクタのアクションに基づく区画毎の活動量の確認が可能となる。
【０００９】
（２）
上記（１）の構成において、上記区画は、第１の状態および第２の状態の何れかに対応付けられる複数の単位領域を含んでもよい。上記情報処理装置は、ユーザの第４の操作入力に基づいて、少なくとも１つの単位領域を特定する、第１のアクションとは異なる第２のアクションをプレイヤキャラクタに実行させてもよい。上記サーバは、第２のアクションによって特定される単位領域の状態を第２の状態に変更し、第２の状態となった単位領域の数に基づく単位領域情報を区画毎に記憶部に記憶し、区画毎の単位領域情報をさらに示す区画情報画像を生成してもよい。
【００１０】
上記（２）の構成によれば、区画の状態に基づく単位領域情報も、区画毎に確認することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許