TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025093234
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208850
出願日
2023-12-11
発明の名称
搬送用具及び部品の交換方法
出願人
株式会社ディスコ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62B
3/16 20060101AFI20250616BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】機械の部品を交換する際の手間を低減することが可能な搬送用具を提供する。
【解決手段】搬送用具は、複数の第1車輪と、複数の第1車輪が設けられる第1シャーシと、第1シャーシが装着される第1フレームと、第1シャーシの逆側に位置するように第1フレームに装着される第1荷台と、を有する第1台車と、複数の第2車輪と、複数の第2車輪が設けられる第2シャーシと、第2シャーシが装着される第2フレームと、第2シャーシの逆側に位置するように第2フレームに装着される第2荷台と、を有する第2台車と、を備える。上下方向において対向する第1荷台及び第2荷台のうち下方に位置する方に被搬送物が積まれるとともに、複数の第1車輪又は複数の第2車輪のうち下方に位置する方が接地され、かつ、それらのうち上方に位置する方が第1荷台及び第2荷台の上方に位置するように、第1台車と第2台車とが連結された状態で被搬送物が搬送される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被搬送物の搬送に使用される搬送用具であって、
複数の第1車輪と、該複数の第1車輪が設けられる第1シャーシと、該第1シャーシが装着される第1フレームと、該第1シャーシの逆側に位置するように該第1フレームに装着される第1荷台と、を有する第1台車と、
複数の第2車輪と、該複数の第2車輪が設けられる第2シャーシと、該第2シャーシが装着される第2フレームと、該第2シャーシの逆側に位置するように該第2フレームに装着される第2荷台と、を有する第2台車と、を備え、
上下方向において対向する該第1荷台及び該第2荷台のうち下方に位置する方に該被搬送物が積まれるとともに、該複数の第1車輪又は該複数の第2車輪のうち下方に位置する方が接地され、かつ、それらのうち上方に位置する方が該第1荷台及び該第2荷台の上方に位置するように、該第1台車と該第2台車とが連結された状態で該被搬送物を搬送する搬送用具。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
該第1台車及び該第2台車は、該複数の第1車輪が該複数の第2車輪の下方に位置するように連結され、
該第1フレームには、接地された該複数の第1車輪を浮かせる不動自立位置と、浮いた該複数の第1車輪を再び接地させる搬送可能位置と、のいずれかに位置付けられるように移動可能な脚部が装着される請求項1に記載の搬送用具。
【請求項3】
該上下方向において該第1シャーシを該複数の該第1車輪と該第1荷台との間に位置付けるように該第1シャーシを該第1フレームに装着する第1利用可能状態から該複数の該第1車輪を該第1シャーシと該第1荷台との間に位置付けるように該第1シャーシを該第1フレームに装着する第1収容状態への変更と、
該第1収容状態から該第1利用可能状態への変更と、
該上下方向において該第2シャーシを該複数の該第2車輪と該第2荷台との間に位置付けるように該第2シャーシを該第2フレームに装着する第2利用可能状態から該複数の該第2車輪を該第2シャーシと該第2荷台との間に位置付けるように該第2シャーシを該第2フレームに装着する第2収容状態への変更と、
該第2収容状態から該第2利用可能状態への変更と、が可能である請求項1又は2に記載の搬送用具。
【請求項4】
該第1フレーム又は該第2フレームの少なくとも一方に装着され、かつ、該被搬送物を搬送する際に該被搬送物の側面の少なくとも一部を囲むカバーをさらに備える請求項1又は2に記載の搬送用具。
【請求項5】
該第1荷台及び該第2荷台のそれぞれは、交換可能である請求項1又は2に記載の搬送用具。
【請求項6】
複数の第1車輪と、該複数の第1車輪が設けられる第1シャーシと、該第1シャーシが装着される第1フレームと、該第1シャーシの逆側に位置するように該第1フレームに装着される第1荷台と、を有する第1台車と、
複数の第2車輪と、該複数の第2車輪が設けられる第2シャーシと、該第2シャーシが装着される第2フレームと、該第2シャーシの逆側に位置するように該第2フレームに装着される第2荷台と、を有する第2台車と、
を備える搬送用具を使用して、機械の部品を交換する部品の交換方法であって、
上下方向において対向する該第1荷台及び該第2荷台のうち下方に位置する該第1荷台に交換部品が積まれるとともに、該複数の第1車輪が接地され、かつ、該複数の第2車輪が該第1荷台及び該第2荷台の上方に位置するように、該第1台車と該第2台車とを連結することによって構成される該搬送用具を該機械に該交換部品を取り付け可能な位置まで搬送する第1搬送ステップと、
該第1搬送ステップの後に、該第1台車と該第2台車とを分離する分離ステップと、
該分離ステップの後に、該機械から被交換部品を取り外して該第2荷台に積載する取り外しステップと、
該取り外しステップの後に、該第1荷台に積まれた該交換部品を該機械に取り付ける取り付けステップと、
該取り付けステップの後に、該上下方向において対向する該第1荷台及び該第2荷台のうち下方に位置する該第2荷台に該被交換部品が積まれるとともに、該複数の第2車輪が接地され、かつ、該複数の第1車輪が該第1荷台及び該第2荷台の上方に位置するように、該第1台車と該第2台車とを連結することによって該搬送用具を構成する連結ステップと、
該連結ステップの後に、該搬送用具を該位置から搬送する第2搬送ステップと、
を備える部品の交換方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被搬送物の搬送に使用される搬送用具と、この搬送用具を使用して機械の部品を交換する部品の交換方法と、に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
IC(Integrated Circuit)等のデバイスのチップは、携帯電話及びパーソナルコンピュータ等の各種電子機器において不可欠の構成要素である。このようなチップは、例えば、その表面側に複数のデバイスが形成されているウェーハの裏面側を研削した後、複数のデバイスの境界に沿ってウェーハを分割することによって製造される。
【0003】
ウェーハの裏面側を研削するための研削装置は、一般的に、ウェーハの表面側を保持するためのチャックテーブルと、環状に離散して配置されている複数の研削砥石を含む研削ホイールが先端部に装着されているスピンドルと、を備える。そして、この研削装置におけるウェーハの裏面側の研削は、ウェーハの表面側を保持するチャックテーブルとスピンドルとの双方を高速回転させながら、複数の研削砥石をウェーハの裏面側に押し付けることによって行われる。
【0004】
このようにウェーハの裏面側を研削する際には、所望の位置からスピンドルを動かさないようにエアベアリングによってスピンドルを保持していることが多い。ただし、高速回転に伴ってスピンドルに作用する遠心力又はウェーハの裏面側の研削に伴ってスピンドルに作用する押圧力等が過大になると、スピンドルが所望の位置から動いて筐体等に接触することがある。
【0005】
そして、この接触に起因してスピンドルが損傷すると、高速回転するスピンドルの回転軸がぶれて、ウェーハの裏面側を所望の加工精度で研削することが困難になるおそれがある。そのため、このような場合には、研削装置のスピンドルを交換する必要がある。ただし、スピンドルは、一般的に、150kg~200kgの重量を有し、その交換の手間が大きい。
【0006】
例えば、研削装置のスピンドル(不良品)を別のスピンドル(良品)に交換するためには、(1)良品の梱包と、(2)梱包された良品の台車への積載と、(3)良品を積んだ台車の研削装置近傍への搬送と、(4)研削装置の近傍に搬送された良品の開梱と、(5)不良品の研削装置からの取り外しと、(6)台車に積まれた良品の研削装置への取り付けと、(7)研削装置から取り外された不良品の梱包と、(8)梱包された不良品の台車への積載と、(9)不良品を積んだ台車の研削装置の近傍からの搬送と、を行う必要がある。
【0007】
このような手間は、研削装置のスピンドルを交換する時のみならず、その他の機械の部品を交換する時にも生じることがある。そこで、機械の部品交換の手間を低減するために、梱包部材と梱包部材を搬送するための台車とが一体化されている搬送梱包装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、この搬送梱包装置を台車として使用することによって、上記の(1)及び(2)の2つのステップを1つにまとめ、かつ、上記の(7)及び(8)の2つのステップを1つにまとめることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平9-156641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記の(5)のステップの前に上記の(6)のステップを行うことはできない。すなわち、交換対象となる部品(被交換部品)が機械から取り外されていなければ、この部品と交換される部品(交換部品)を機械に取り付けることはできない。そのため、機械から取り外された被交換部品は、交換部品を積んだ台車に直接積載されることなく仮置きされるか、又は、この台車とは別の台車に積載されることが多い。
【0010】
ただし、被交換部品が仮置きされる場合には、機械に交換部品を取りつけた後に被交換部品を台車に積載するという手間が生じる。また、被交換部品が別の台車に積載される場合には、交換部品を搬送するための台車とともに別の台車を機械の近傍まで搬送する、又は、別の台車を機械の近傍に予め用意するという手間が生じる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
走行装置
14日前
個人
乗り物
1か月前
個人
電動走行車両
14日前
個人
発音装置
4か月前
個人
電動モビリティ
4か月前
個人
折り畳み自転車
7か月前
個人
閂式ハンドル錠
14日前
個人
自転車用傘捕捉具
8か月前
個人
体重掛けリフト台車
7か月前
個人
自由方向乗車自転車
4か月前
個人
アタッチメント
8か月前
個人
自転車用荷物台
7か月前
個人
キャンピングトライク
5か月前
個人
ステアリングの操向部材
10か月前
個人
ステアリングの操向部材
5か月前
株式会社CPM
駐輪機
8か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
7か月前
三甲株式会社
台車
10か月前
三甲株式会社
台車
10か月前
個人
フロントフットブレーキ。
21日前
株式会社豊田自動織機
産業車両
1か月前
個人
ホイールハブ駆動構造
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
9か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
ヤマハ発動機株式会社
自転車
25日前
コンビ株式会社
乳母車
2か月前
株式会社カインズ
台車
7か月前
個人
走行車両等の粉塵飛散防止装置
14日前
株式会社クボタ
作業車
3か月前
続きを見る
他の特許を見る