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公開番号
2025092241
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023208001
出願日
2023-12-08
発明の名称
絶縁スリーブ
出願人
前澤給装工業株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
F16L
41/06 20060101AFI20250612BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】 水道管に分水栓を取り付ける際の取付作業性を向上することが可能な絶縁スリーブを提供する。
【解決手段】 絶縁スリーブ上90Aは、下側のバンド及び上側のサドルで水道管を挟持してバンド及びサドルをボルト締結することによって、分水栓を水道管に取り付ける構造において、サドルの孔部22aと孔部22aに挿通されるボルト40との間に配置される絶縁スリーブであって、サドルの孔部22aに挿通される筒部91と、筒部91の内周面に形成されており、筒部91に挿通されたボルト40を保持する内側凸部92b2と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
下側のバンド及び上側のサドルで水道管を挟持して前記バンド及び前記サドルをボルト締結することによって、分水栓を前記水道管に取り付ける構造において、前記サドルの孔部と当該孔部に挿通されるボルトとの間に配置される絶縁スリーブであって、
前記サドルの孔部に挿通される筒部と、
前記筒部の内周面に形成されており、前記筒部に挿通された前記ボルトを保持する内側凸部と、
を備えることを特徴とする絶縁スリーブ。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記筒部は、
当該筒部の上部を構成する全周部と、
当該筒部の下部を構成しており、周方向において分割されている分割部と、
を備え、
前記内側凸部は、前記分割部に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁スリーブ。
【請求項3】
前記内側凸部は、前記分割部の下端部に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の絶縁スリーブ。
【請求項4】
前記分割部の外周面に形成される外側凸部を備え、
前記外側凸部は、前記孔部の下部を構成する大径部に収容される
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の絶縁スリーブ。
【請求項5】
複数の前記内側凸部が、前記筒部の周方向又は軸方向に配列されている
ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁スリーブ。
【請求項6】
前記内側凸部の軸方向寸法は、前記ボルトのネジピッチよりも大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁スリーブ。
【請求項7】
前記内側凸部の軸方向寸法は、前記ボルトのネジピッチ以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁スリーブ。
【請求項8】
前記筒部の上端部から径方向外方に延設されており、前記サドルの上面に載置されるフランジ部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁スリーブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水道管に分水栓を取り付けるための構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
水道管(水道本管、配水管)に分水栓を取り付けるための構造として、特許文献1には、サドル付分水栓のサドル及びバンドで水道管を挟み込み、上側のサドル及び下側のバンドをボルト締結する構造が記載されている。かかる構造において、サドル及びバンドにおいてボルトが挿通される孔部には、異種金属の接触による腐食発生を防止したり、サドル及びバンドの塗装を保護したりする観点から、絶縁スリーブが配置されている。
【0003】
かかる構造を用いて分水栓を水道管に取り付ける際には、作業者は、各絶縁スリーブに対して下方からボルトを挿通させ、当該ボルトに上方からナットを螺合させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-1031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の構造では、下側のバンドに配置された絶縁スリーブが下方から挿通されたボルトを保持することができるので、取付作業の途中で作業者がボルトを手指等で支える必要が無く、取付作業性が向上している。しかし、上側のサドルに配置された絶縁スリーブにボルトを挿通させた状態でナットをボルトに螺合させるまでは、作業者が下側のバンドを手指等で支えることによって水道管に当接させた状態を維持する必要があり、取付作業性のさらなる向上が望まれている。
【0006】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、水道管に分水栓を取り付ける際の取付作業性を向上することが可能な絶縁スリーブを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記した課題を解決するために、本発明の絶縁スリーブは、下側のバンド及び上側のサドルで水道管を挟持して前記バンド及び前記サドルをボルト締結することによって、分水栓を前記水道管に取り付ける構造において、前記サドルの孔部と当該孔部に挿通されるボルトとの間に配置される絶縁スリーブであって、前記サドルの孔部に挿通される筒部と、前記筒部の内周面に形成されており、前記筒部に挿通された前記ボルトを保持する内側凸部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、水道管に分水栓を取り付ける際の取付作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一の実施形態に係る分水栓取付構造を模式的に示す部分断面図である。
本発明の第一の実施形態に係る分水栓取付構造を模式的に示す図であり、図1のII矢視図である。
絶縁スリーブ下を模式的に示す断面図である。
絶縁スリーブ上を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のIVb-IVb線断面図、(c)は底面図である。
本発明の第一の実施形態に係る分水栓取付構造を用いた分水栓の水道管への取付方法を説明するための模式図である。
本発明の第一の実施形態に係る分水栓取付構造を用いた分水栓の水道管への取付方法を説明するための模式図である。
本発明の第一の実施形態に係る分水栓取付構造を用いた分水栓の水道管への取付方法を説明するための模式図である。
本発明の第二の実施形態に係る分水栓取付構造における絶縁スリーブ上を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のVIIIb-VIIIb線断面図である。
本発明の第三の実施形態に係る分水栓取付構造における絶縁スリーブ上を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のIXb-IXb線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照して説明する。同様の部分については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。以下の説明において、径方向、周方向及び軸方向は、各絶縁スリーブの筒形状を基準とする。
(【0011】以降は省略されています)
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