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公開番号
2025022453
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127039
出願日
2023-08-03
発明の名称
水圧検査用バルブ
出願人
前澤給装工業株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
F16K
51/00 20060101AFI20250206BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】止水するときの締付力が小さく、止水性及び操作性を向上させることができる水圧検査用バルブを提供すること。
【解決手段】水圧検査用バルブ100は、水が流入される一次側配管接続口15aと、水が流出される二次側配管接続口17aと、圧力計が接続される圧力計接続口13aと、一次側配管接続口15aと二次側配管接続口17aとの間に配置された止水弁座10aと、が形成された胴1を有する。止水弁座10aは、栓棒2の先端部に設けられた弁体部2aが合致するように漏斗状に拡開して形成された座面10bを有する。弁体部2aには、止水部材D1が取り付けられている。止水部材D1は、栓棒2が止水弁座10a方向に変位して座面10bに当接した際に、座面10bに線接触から面接触に変化することで止水する形状を呈する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水が流入される一次側配管接続口と、
水が流出される二次側配管接続口と、
圧力計が接続される圧力計接続口と、
前記一次側配管接続口と前記二次側配管接続口との間に配置された止水弁座と、
が形成された胴を有する水圧検査用バルブであって、
前記止水弁座は、栓棒の先端部に設けられた弁体部が合致するように漏斗状に拡開して形成された座面を有し、
前記弁体部には、止水部材が取り付けられ、
前記止水部材は、前記栓棒が前記止水弁座方向に変位して前記座面に当接した際に、前記座面に線接触から面接触に変化することで止水する形状を呈する、
水圧検査用バルブ。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記止水部材は、Dリングから成る、
請求項1に記載の水圧検査用バルブ。
【請求項3】
前記栓棒には、前記止水部材を取り付けた箇所に、圧抜き孔が形成されている、
請求項1に記載の水圧検査用バルブ。
【請求項4】
前記弁体部の外周面には、前記止水部材が設置される止水部材設置溝が設けられ、
前記圧抜き孔は、前記弁体部の先端部から前記止水部材設置溝まで連通して形成され、
前記止水部材設置溝に形成された前記圧抜き孔の開口は、前記弁体部の先端部と反対側に寄って配置されている
請求項3に記載の水圧検査用バルブ。
【請求項5】
前記胴は、前記栓棒を軸方向に移動可能に挿設する栓棒設置側筒状部を有し、
前記栓棒は、前記栓棒設置側筒状部内のナット設置部に係合されたナットが螺合される雄ねじ部と、
前記栓棒設置側筒状部の上側外周部に取り付けられるキャップの中央部に形成された貫通孔に遊挿される棒状部と、
前記棒状部の先端部に形成されて、ハンドルが取り付けられるハンドル設置部と、を有し、
前記ハンドルは、前記キャップの外周部に軸方向に移動可能に配置されて、前記ハンドルを閉弁方向に操作した際に、前記キャップが当該ハンドル内に隠れると、前記止水部材が前記座面に当接して閉弁する操作が完了する、
請求項1に記載の水圧検査用バルブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内給水給湯配管の水圧検査に使用する水圧検査用バルブに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、屋内の給水給湯配管は、台所、風呂、トイレ等の末端の水栓器具までを樹脂管等を使用し、分岐用及び末端用の継手と接続して敷設されている。樹脂管と継手の接続方法としては、工具を用いる方式、工具不要のワンタッチ方式、継手に電気を通電して樹脂管と一体化させる電気融着式等の様々な方法がある。それらの接続方法は、作業者の熟練度等によって接続箇所の仕上がりにバラツキがあり、漏水の発生のおそれがある。そのため、配管敷設後には、継手及び樹脂管の接続部からの漏れの有無を検査する水圧検査を行う必要がある。
【0003】
水圧検査を行う場合は、テストポンプ、圧力計等を配管に接続し、水圧を加えて所定時間保持した後、水漏れの有無を確認している。マンション等の集合住宅の給水給湯配管の水圧検査を行う場合は、住戸数が多く、作業者が水圧検査に使用するテストポンプ等の器具の数が少ないため、検査時間と検査作業工数がかかるという問題点があった。
【0004】
このような問題点を解消すべく発明されたものとしては、例えば、特許文献1に記載されたリーク検査用バルブが知られている。そのリーク検査用バルブは、集合住宅で使用されるメータユニットの水道メーター取付部や、配管端末部等に接続される。
【0005】
リーク検査用バルブは、接続後、水圧検査で配管内にテストポンプによって水圧を負荷し、バルブを閉じると配管内に検査圧力を保持した状態でテストポンプ等が分離できる構造になっている。このため、リーク検査用バルブは、集合住宅棟の戸数が多い現場で検査時間と作業工数を削減することが期待できる。
【0006】
また、特許文献1に記載のリーク検査用バルブは、バルブを開く際に、内部の一次側及び二次側の水圧差によってパッキンが離脱することを予防するために、パッキンの厚みが大きいものを使用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-132297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載のリーク検査用バルブは、テーパが付いた肉厚のパッキンを胴のテーパ面に押し付け、面で止水する構造である。このため、大きな締付け力が必要で、かつ、回転による面接触によってパッキンが摩耗し易いという問題点があった。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決するために創作されたものであって、止水するときの締付力が小さく、止水性及び操作性を向上させることができる水圧検査用バルブを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決するため、本発明は、水が流入される一次側配管接続口と、水が流出される二次側配管接続口と、圧力計が接続される圧力計接続口と、前記一次側配管接続口と前記二次側配管接続口との間に配置された止水弁座と、が形成された胴を有する水圧検査用バルブであって、前記止水弁座は、栓棒の先端部に設けられた弁体部が合致するように漏斗状に拡開して形成された座面を有し、前記弁体部には、止水部材が取り付けられ、前記止水部材は、前記栓棒が前記止水弁座方向に変位して前記座面に当接した際に、前記座面に線接触から面接触に変化することで止水する形状を呈する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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