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公開番号2025091117
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206169
出願日2023-12-06
発明の名称建材パネルの接合構造
出願人明正工業株式会社
代理人個人
主分類E04F 13/08 20060101AFI20250611BHJP(建築物)
要約【課題】建材パネルの接合部の効果的な防火対策が実現可能な建材パネルの接合構造を提供する。
【解決手段】2枚の面材11、12の間に芯材13を挟んだサンドイッチ構造を備え、凹凸嵌合により互いに接合される接合端部30、40どうしが接合される建材パネルの接合構造であって、接合端部30、40どうしが対向する接合部20の、パネル1の一面側に第1の耐火部材71が配置され、パネル1の他面側に第2の耐火部材72が配置され、第1の耐火部材71と第2の耐火部材72とは、パネル1の厚さ方向に離間している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
2枚の面材の間に芯材を挟んだサンドイッチ構造を備え、凹凸嵌合により互いに接合される接合端部どうしが接合される建材パネルの接合構造であって、
前記接合端部どうしが対向する接合部の、前記建材パネルの一面側に、前記接合部を塞ぐ第1の耐火部材が配置され、前記建材パネルの他面側に、前記接合部を塞ぐ第2の耐火部材が配置され、前記第1の耐火部材と前記第2の耐火部材とは、前記建材パネルの厚さ方向に離間していることを特徴とする建材パネルの接合構造。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記第1の耐火部材と、前記第2の耐火部材とは、前記建材パネルの面方向にずれていることを特徴とする請求項1に記載の建材パネルの接合構造。
【請求項3】
前記第1の耐火部材及び前記第2の耐火部材の、少なくとも一方はシール状部材であり、前記建材パネルに粘着されて配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の建材パネルの接合構造。
【請求項4】
前記第1の耐火部材及び前記第2の耐火部材の、少なくとも一方は塗料の状態であり、前記建材パネルに塗布されて配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の建材パネルの接合構造。
【請求項5】
前記芯材は、無機材料による無機系芯材、もしくは、有機材料による有機系芯材、のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の建材パネルの接合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の壁や屋根等を構成する建材パネルの接合構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
工場や倉庫等の外壁、間仕切り壁、屋根等を、複数のパネルを接合することによって簡易に施工する場合がある。例えば、2枚の薄い金属板からなる面材の間に耐火性、あるいは断熱性を有する芯材を挟んだ金属サンドイッチパネルは、密閉性や、耐火機能あるいは断熱機能に優れるとともに、施工性が良好である。
【0003】
このようなパネルを接合する構造としては、一端側の接合端部に形成した溝状の凹部に他端側の接合端部に形成した凸部を嵌合させる形態が知られている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-168820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、この種の建材パネルによる壁や屋根等には、火災発生時における防火機能を具備することが求められる場合がある。例えば、建材パネルどうしの接合部(目地)に耐火部材を配置することにより、接合部を通過する火炎や熱気を遮断して火災による被害を抑える対策が行われている。
【0006】
本発明は、建材パネルの接合部の効果的な防火対策が実現可能な建材パネルの接合構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の建材パネルの接合構造は、2枚の面材の間に芯材を挟んだサンドイッチ構造を備え、凹凸嵌合により互いに接合される接合端部どうしが接合される建材パネルの接合構造であって、前記接合端部どうしが対向する接合部の、前記建材パネルの一面側に、前記接合部を塞ぐ第1の耐火部材が配置され、前記建材パネルの他面側に、前記接合部を塞ぐ第2の耐火部材が配置され、前記第1の耐火部材と前記第2の耐火部材とは、前記建材パネルの厚さ方向に離間していることを特徴とする。
【0008】
(2)本発明の建材パネルの接合構造においては、前記第1の耐火部材と、前記第2の耐火部材とは、前記建材パネルの面方向にずれている形態を含む。
【0009】
(3)本発明の建材パネルの接合構造においては、前記第1の耐火部材及び前記第2の耐火部材の、少なくとも一方はシール状部材であり、前記建材パネルに粘着されて配置される形態を含む。
【0010】
(4)本発明の建材パネルの接合構造においては、前記第1の耐火部材及び前記第2の耐火部材の、少なくとも一方は塗料の状態であり、前記建材パネルに塗布されて配置される形態を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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