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公開番号2025089052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023204006
出願日2023-12-01
発明の名称屋根架構構造、および建築物
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04B 7/02 20060101AFI20250605BHJP(建築物)
要約【課題】屋根隅部の直下に空間を設けることができる屋根架構構造および建築物を提供する。
【解決手段】屋根架構構造10は、屋根隅部4の骨組である。屋根隅部4は、第1屋根部と、第1屋根部に交差する第2屋根部を有する。屋根架構構造10は、第1屋根部の下端または上端に沿う第1横架材21と、第2屋根部の下端または上端に沿う第2横架材22と、第1横架材21に向かって傾斜し、かつ、平面視で第1横架材21に直交する第1勾配部材27と、第2横架材22に向かって傾斜し、かつ、平面視で第2横架材22に直交する第2勾配部材28と、第1横架材21と第1勾配部材27とを連結する第1連結部材31と、第2横架材22と第2勾配部材28とを連結する第2連結部材32と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
屋根隅部の骨組である屋根架構構造であって、
前記屋根隅部は、第1屋根部と、前記第1屋根部に交差する第2屋根部を有し、
前記第1屋根部の下端または上端に沿う第1横架材と、
前記第2屋根部の下端または上端に沿う第2横架材と、
前記第1横架材に向かって傾斜し、かつ、平面視で前記第1横架材に直交する第1勾配部材と、
前記第2横架材に向かって傾斜し、かつ、平面視で前記第2横架材に直交する第2勾配部材と、
前記第1横架材と前記第1勾配部材とを連結する第1連結部材と、
前記第2横架材と前記第2勾配部材とを連結する第2連結部材と、を備える、
屋根架構構造。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1勾配部材を支持する第1柱と、
前記第2勾配部材を支持する第2柱と、
前記第1屋根部と前記第2屋根部とが交差する交差線の端に配置される第3柱と、をさらに備え、
前記第1勾配部材は、前記第1柱と前記第3柱とに接続され、
前記第2勾配部材は、前記第2柱と前記第3柱とに接続される、
請求項1に記載の屋根架構構造。
【請求項3】
平面視で前記第1横架材と前記第2横架材とが直交する部分の付近に配置される第4柱と、前記第1横架材に平行に配置される第3横架材と、前記第2横架材に平行に配置される第4横架材と、をさらに備え、
前記第3横架材は、前記第1柱と前記第4柱との間に配置され、かつ、前記第1柱および前記第4柱に接続され、
前記第4横架材は、前記第2柱と前記第4柱との間に配置され、かつ、前記第2柱および前記第4柱に接続され、
前記第2横架材は、前記第2勾配部材と前記第3横架材との間に配置されるとともに前記第2勾配部材と前記第3横架材に接続され、または、
前記第1横架材は、前記第1勾配部材と前記第4横架材との間に配置されるとともに前記第1勾配部材と前記第4横架材とに接続される、
請求項2に記載の屋根架構構造。
【請求項4】
前記第1横架材と前記第2横架材とが直交する部分に配置される第4柱をさらに備え、
前記第1横架材は、前記第1柱と前記第4柱との間に配置され、かつ、前記第1柱および前記第4柱に接続され、
前記第2横架材は、前記第2柱と前記第4柱との間に配置され、かつ、前記第2柱および前記第4柱に接続される、
請求項2に記載の屋根架構構造。
【請求項5】
前記第1横架材と前記第2横架材とを連結する第3連結部材と、前記第1勾配部材と前記第2勾配部材とを連結する第4連結部材と、をさらに備える、
請求項1に記載の屋根架構構造。
【請求項6】
前記第1屋根部に沿う面と前記第2屋根部に沿う面とが交差する交差線に沿う第3勾配部材をさらに備える、
請求項5に記載の屋根架構構造。
【請求項7】
前記第3勾配部材は、前記第3連結部材と前記第4連結部材とに接続される、
請求項6に記載の屋根架構構造。
【請求項8】
前記第3勾配部材は、前記第3連結部材の第1面と、前記第4連結部材において前記第1面に向く第2面との間に配置され、
前記第3連結部材の前記第1面は、上を向くように傾斜し、
前記第4連結部材の前記第2面は、上を向くように傾斜する、
請求項7に記載の屋根架構構造。
【請求項9】
前記第1連結部材は、第1端部と、前記第1端部と反対側の第2端部を有し、
前記第2連結部材は、第3端部と、前記第3端部と反対側の第4端部を有し、
前記第1連結部材の前記第1端部は、第1金具を介して前記第1勾配部材に接続され、
前記第1連結部材の前記第2端部は、第2金具を介して前記第1横架材に接続され、
前記第2連結部材の前記第3端部は、第3金具を介して前記第2勾配部材に接続され、
前記第2連結部材の前記第4端部は、第4金具を介して前記第2横架材に接続される、
請求項1に記載の屋根架構構造。
【請求項10】
前記第1連結部材は、前記第1金具の第1金具面と、前記第2金具において前記第1金具面に向く第2金具面との間に配置され、
前記第1金具の前記第1金具面は、上を向くように傾斜し、
前記第2金具の前記第2金具面は、上を向くように傾斜する、
請求項9に記載の屋根架構構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、屋根架構構造、および建築物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建築物の屋根架構構造として小屋組構造が知られている。小屋組構造は、梁と、屋根を支持する屋根横架材(母屋とも呼ばれる)と、梁に垂直に立てられて屋根横架材を支持する束と、を備える。
【0003】
建築物の屋根架構構造について、様々な目的で、従来の小屋組構造に替わる構造が幾つか提案されている。例えば、特許文献1に記載の技術では、屋根架構構造は、複数のフレーム体で構成される。フレーム体は、互いに平行に配置される複数の母屋と、複数の母屋を受ける母屋受け梁と、母屋受け梁を支持する束と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平05-098723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来の小屋組構造または特許文献1に記載の構造の場合、屋根下空間に束が配置されるため、屋根まで延びる吹抜空間を設けることが難しい。特に、屋根隅部において、屋根隅部においてその直下の空間に空間を設けることが難しい。そこで、屋根隅部においてその直下に空間を設けることができる屋根架構構造を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記課題を解決する建築物の屋根架構構造は、屋根隅部の骨組である屋根架構構造であって、前記屋根隅部は、第1屋根部と、前記第1屋根部に交差する第2屋根部を有し、前記第1屋根部の下端または上端に沿う第1横架材と、前記第2屋根部の下端または上端に沿う第2横架材と、前記第1横架材に向かって傾斜し、かつ、平面視で前記第1横架材に直交する第1勾配部材と、前記第2横架材に向かって傾斜し、かつ、平面視で前記第2横架材に直交する第2勾配部材と、前記第1横架材と前記第1勾配部材とを連結する第1連結部材と、前記第2横架材と前記第2勾配部材とを連結する第2連結部材と、を備える。
【0007】
ここで、「直交する」は、2つの部材それぞれの軸心が互いに直交するように2つの部材が配置されることを含む。「2つの部材が直交する」という状態は、平面視で一方の部材が他方の部材に直角に突き当たるように接続される状態、および、柱を介して2つの部材が直角に接続される状態を含む。
【0008】
この構成によれば、第1横架材と第1勾配部材と第1連結部材とによって、トラス構造が構成される。第2横架材と第2勾配部材と第2連結部材とによって、トラス構造が構成される。この構造によって、小屋組を組まずとも屋根隅部を支持できる。このため、屋根隅部の直下に、骨組部材が少ない空間を設けることができる。
【0009】
(2)上記(1)に記載の屋根架構構造において、前記第1勾配部材を支持する第1柱と、前記第2勾配部材を支持する第2柱と、前記第1屋根部と前記第2屋根部とが交差する交差線の端に配置される第3柱と、をさらに備え、前記第1勾配部材は、前記第1柱と前記第3柱とに接続され、前記第2勾配部材は、前記第2柱と前記第3柱とに接続される。
【0010】
この構成によれば、第1勾配部材は第1柱と第3柱とで支持される。第2勾配部材は第2柱と第3柱とで支持される。このため、第1柱と第3柱との間において第1勾配部材の下に空間を構成できる。また、第2柱と第3柱との間において第2勾配部材の下に空間を構成できる。これによって、屋根隅部の第1屋根部の直下の空間と、第1屋根部に隣接する屋根部分の直下の空間との繋がり部分を広くできる。また、屋根隅部の第2屋根部の直下の空間と、第2屋根部に隣接する屋根部分の直下の空間との繋がり部分を広くできる。
(【0011】以降は省略されています)

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