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公開番号
2025111116
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005310
出願日
2024-01-17
発明の名称
カバー部材および建築物
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04D
13/15 20060101AFI20250723BHJP(建築物)
要約
【課題】雨だれ汚れを抑制できる、カバー部材および建築物を提供する。
【解決手段】カバー部材21は、立ち上がり壁の上部またはキャノピーの端縁に設けられる。カバー部材21は、カバー本体と、カバー本体の端部に設けられるフランジ30と、を備える。カバー部材21の幅方向DXにおいて、フランジ30の外端30Aは、カバー本体の外端22Aよりも内方DAに位置する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
立ち上がり壁の上部またはキャノピーの端縁に設けられるカバー部材であって、
カバー本体と、前記カバー本体の端部に設けられるフランジと、を備え、
前記カバー部材の幅方向において、前記フランジの外端は、前記カバー本体の外端よりも内方に位置する、
カバー部材。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記カバー本体は、前記外端を有するカバー上面部と、前記カバー上面部の前記外端から折り返して内方に延びる第1カバー下面部と、前記第1カバー下面部の内端から下方に延びるカバー下垂部と、前記カバー上面部の内端から下方に延びるカバー内側部と、を有し、
前記フランジは、前記カバー上面部の端面に設けられる第1フランジ部と、前記第1フランジ部から下方に延びて前記カバー下垂部の端面に設けられる第2フランジ部と、前記第1フランジ部から下方に延びて前記カバー内側部の端面に設けられる第3フランジ部と、を有し、
前記第2フランジ部の外端は、前記フランジの前記外端として構成され、かつ、前記カバー本体の前記外端としての前記カバー上面部の外端よりも内方に位置する、
請求項1に記載のカバー部材。
【請求項3】
前記第1フランジ部は、前記カバー上面部の上面よりも上に延びる上側フランジ部と、前記カバー上面部の上面よりも下に延びる下側フランジ部とを有する、
請求項2に記載のカバー部材。
【請求項4】
前記第2フランジ部は、前記カバー下垂部の外面よりも外方に延びる外側フランジ部と、前記カバー下垂部の外面よりも内方に延びる内側フランジ部とを有する、
請求項2に記載のカバー部材。
【請求項5】
建築物本体と、前記建築物本体に設けられる立ち上がり壁と、前記立ち上がり壁の上部に設けられるカバーと、を備える建築物であって、
前記カバーにおいて前記建築物本体の外壁に繋がるカバー部材は、請求項1~4のいずれか一項に記載のカバー部材によって構成される、
建築物。
【請求項6】
前記外壁と前記立ち上がり壁の前記カバー部材の前記フランジとの間にはシーリング材が充填され、
前記外壁と前記カバー本体の端面において前記フランジが設けられていない外端部との間には、前記シーリング材が充填されない隙間が設けられる、
請求項5に記載の建築物。
【請求項7】
建築物本体と、前記建築物本体に設けられるキャノピー本体部と、前記キャノピー本体部の端縁に設けられるカバーと、を備える建築物であって、
前記カバーにおいて外壁に繋がるカバー部材は、請求項1~4のいずれか一項に記載のカバー部材によって構成される、
建築物。
【請求項8】
前記外壁と前記キャノピーの前記カバー部材の前記フランジとの間にはシーリング材が充填され、
前記外壁と前記カバー本体の端面において前記フランジが設けられていない外端部との間には、前記シーリング材が充填されない隙間が設けられる、
請求項7に記載の建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、カバー部材および建築物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
室外の壁の上部に配置されるカバー部材として、笠木が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、笠木は、バルコニーの立ち上がり壁に設けられる。さらに、同文献には、笠木のエンドキャップが開示されている。エンドキャップは、建築物の外壁に隣接するように配置される笠木において、その笠木の端面に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-50808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バルコニーの立ち上がり壁は、建築物本体の外壁に繋がるように構成される場合がある。この場合、笠木の端部は、外壁にシーリング材を介して接続される。笠木の端部にエンドキャップが設けられている場合には、エンドキャップと外壁との間にシーリング材が充填される。このように笠木が外壁に接続されている場合、雨水が笠木から外壁に向かって流れる。そうすると、笠木の外端と外壁とが交差する部分に雨水が集まることによって、笠木の外端と外壁とが交差する部分に雨だれ汚れが形成される虞がある。このようなことは、笠木にかぎらず、建築物本体の外壁から延びるキャノピーにおいても同様に生じる。具体的には、キャノピーの端縁に設けられる端縁部材は、外壁に接続される。このため、キャノピーの外端と外壁とが交差する部分に雨だれ汚れが形成される虞がある。このようなことから、笠木またはキャノピーの端縁部材のようなカバー部材および建築物に改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決するカバー部材は、立ち上がり壁の上部またはキャノピーの端縁に設けられるカバー部材であって、カバー本体と、前記カバー本体の端部に設けられるフランジと、を備え、前記カバー部材の幅方向において、前記フランジの外端は、前記カバー本体の外端よりも内方に位置する。
【0006】
この構成によれば、フランジの外端は、カバー本体の外端よりも内方に位置する。このため、カバー本体に流れる雨水および外壁に流れる雨水がフランジの外端に集中することが抑制される。これによって、フランジの外端付近における雨だれ汚れを抑制できる。すなわち、外壁とカバー部材とが交差する部分における雨だれ汚れを抑制できる。
【0007】
(2)上記(1)のカバー部材において、前記カバー本体は、前記外端を有するカバー上面部と、前記カバー上面部の前記外端から折り返して内方に延びる第1カバー下面部と、前記第1カバー下面部の内端から下方に延びるカバー下垂部と、前記カバー上面部の内端から下方に延びるカバー内側部と、を有し、前記フランジは、前記カバー上面部の端面に設けられる第1フランジ部と、前記第1フランジ部から下方に延びて前記カバー下垂部の端面に設けられる第2フランジ部と、前記第1フランジ部から下方に延びて前記カバー内側部の端面に設けられる第3フランジ部と、を有し、前記第2フランジ部の外端は、前記フランジの前記外端として構成され、かつ、前記カバー本体の前記外端としての前記カバー上面部の外端よりも内方に位置する。
【0008】
この構成によれば、第2フランジ部の外端は、カバー上面部の外端よりも内方に位置する。このため、カバー本体に流れる雨水および外壁に流れる雨水が第2フランジ部の外端に集中することが抑制される。これによって、フランジの外端付近における雨だれ汚れを抑制できる。
【0009】
(3)上記(2)のカバー部材において、前記第1フランジ部は、前記カバー上面部の上面よりも上に延びる上側フランジ部と、前記カバー上面部の上面よりも下に延びる下側フランジ部とを有する。この構成によれば、第1フランジ部の面積を大きくできる。このため、カバー部材と外壁との間に充填するシーリング材の量を増大できる。
【0010】
(4)上記(2)または(3)のカバー部材において、前記第2フランジ部は、前記カバー下垂部の外面よりも外方に延びる外側フランジ部と、前記カバー下垂部の外面よりも内方に延びる内側フランジ部とを有する。この構成によれば、第2フランジ部の面積を大きくできる。このため、カバー部材と外壁との間に充填するシーリング材の量を増大できる。
(【0011】以降は省略されています)
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