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公開番号
2025111133
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005340
出願日
2024-01-17
発明の名称
建物の止水構造、止水装置
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
弁理士法人三協国際特許事務所
主分類
E06B
5/00 20060101AFI20250723BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】建物の止水構造、止水装置を提供する。
【解決手段】止水構造は、一対の縦枠21と下枠22とを含み、開口部Hを囲むように外壁10に装着される枠体20と、下枠22に載置されることが可能な止水板30と、一対の縦枠21と止水板30との間に配設される一対の縦シール部42と、下枠22と止水板30との間に配設される下シール部41とを含む、シール部40と、止水板30に配置され、駆動入力ギア51と、駆動入力ギア51に入力される駆動力を受けて止水板30と一対の縦枠21との間で一対の縦シール部42を圧縮する一方、止水板30と下枠22との間で下シール部41を圧縮するように止水板30を室内方向および下方向にそれぞれ付勢する付勢機構とを有する取付機構50と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の壁部に開口された開口部から室内側に浸水することを防止する建物の止水構造であって、
上下方向に延びる一対の縦枠と左右方向に延び前記一対の縦枠同士を接続する下枠とを含み、前記開口部を囲むように前記壁部に装着される枠体と、
少なくとも前記開口部の下側部分を覆うことが可能な形状と前記建物の内外方向において前記一対の縦枠に重なるような左右寸法とを有し、前記下枠に載置されることが可能な止水板と、
前記一対の縦枠の室内側において前記一対の縦枠と前記止水板との間に上下方向に沿って配設される一対の縦シール部と、前記下枠と前記止水板との間に左右方向に沿って配設される下シール部とを含む、シール部と、
前記止水板に配置され、駆動入力部と、前記駆動入力部に入力される駆動力を受けて前記止水板と前記一対の縦枠との間で前記一対の縦シール部を圧縮する一方、前記止水板と前記下枠との間で前記下シール部を圧縮するように前記止水板を室内方向および下方向にそれぞれ付勢する付勢機構と、を有する止水板取付機構と、
を備える、建物の止水構造。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建物の止水構造であって、
前記止水板取付機構の前記駆動入力部は、前記止水板のうち前記建物の室内に対向する面に配置されている、建物の止水構造。
【請求項3】
請求項1または2に記載の建物の止水構造であって、
前記止水板取付機構の前記付勢機構は、
係合部と、
前記駆動力を受けて前記係合部を係合位置と係合解除位置との間で移動させることが可能な移動部であって、前記係合位置は、前記係合部が前記内外方向において前記止水板との間で前記縦枠および前記縦シール部を両側から挟む位置であり、前記係合解除位置は、前記係合部が前記縦枠から離間する位置である、移動部と、
を有する、建物の止水構造。
【請求項4】
請求項3に記載の建物の止水構造であって、
前記係合部は、中心軸回りに回動可能なように前記止水板に支持されており、
前記移動部は、前記駆動力を受けて前記係合部を前記係合位置と前記係合解除位置との間で回動させ、
前記係合部のうち前記縦枠に対向する面は、前記係合解除位置から前記係合位置に向かって先細状に傾斜している、建物の止水構造。
【請求項5】
請求項3に記載の建物の止水構造であって、
前記縦枠は、前記係合位置において前記係合部に当接する当接部であって、前記係合部の上方向の移動を阻止しながら前記駆動力によって前記止水板を下方に移動させることが可能な当接部を有する、建物の止水構造。
【請求項6】
請求項1に記載の建物の止水構造であって、
前記止水板取付機構は、前記止水板に回動可能に支持され、前記駆動入力部に回転駆動力を入力するための操作を受ける操作ハンドルを更に有する、建物の止水構造。
【請求項7】
請求項1に記載の建物の止水構造であって、
前記枠体は、
前記縦枠に対して開放状態と閉止状態との間で切換可能なように前記縦枠に支持された蓋部であって、前記開放状態は前記止水板が前記下枠に載置されることを可能とする状態であり、前記閉止状態は前記止水板が前記下枠に載置されることを阻止する状態である、蓋部と、
前記蓋部の閉止状態において前記下シール部を圧縮するように前記止水板をロックすることが可能なロック機構と、
を更に有する、建物の止水構造。
【請求項8】
上下方向に延びる一対の縦枠と左右方向に延び前記一対の縦枠同士を接続する下枠とを含む枠体と、
少なくとも前記一対の縦枠に重なるような左右寸法を有し、前記下枠に載置されることが可能な止水板と、
前記一対の縦枠と前記止水板との間に上下方向に沿って配設される一対の縦シール部と、前記下枠と前記止水板との間に左右方向に沿って配設される下シール部とを含む、シール部と、
前記止水板に配置され、駆動入力部と、前記駆動入力部に入力される駆動力を受けて前記止水板と前記一対の縦枠との間で前記一対の縦シール部を圧縮する一方、前記止水板と前記下枠との間で前記下シール部を圧縮するように前記止水板を付勢する付勢機構と、を有する止水板取付機構と、
を備える、止水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の止水構造、止水装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物の開口部を塞いで、水の浸入を阻止する止水構造が知られている。特許文献1には、大雨や洪水等の非常時に建物の出入口の通路において組み立てることができ、建物内への浸水防止機能を発揮する浸水防止装置が開示されている。
【0003】
当該技術では、浸水防止装置は、建物の通路の両側壁面に設けられた断面コ字状の縦溝を有する支柱材と、両側端部を支柱材の縦溝の内面に圧着させて建物の通路を閉鎖する止水パネルと、通路の床面上に設置されて止水パネルの下端面を受止するパネル受止桁部材と、止水パネルの下端面をパネル受止桁部材上に圧着させる第一圧着手段と、パネル受止桁部材を床面上に圧着、固定さる第二圧着手段と、止水パネルの両側端部を支柱材の縦溝の内面に圧着、固定させるパネル固定手段とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-096114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術では、作業者は、互いに異なる位置に配置された第一圧着手段、第二圧着手段およびパネル固定手段を順に操作して止水パネルを固定し、その止水機能を発現させる必要がある。この場合、大雨や洪水等の非常時に、容易かつ速やかに止水構造を設置することができず、設置作業性が悪いという問題がある。
【0006】
本発明は、大雨や洪水等の非常時に、容易かつ速やかに設置することが可能な建物の止水構造、止水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第一の発明によって提供されるのは、建物の壁部に開口された開口部から室内側に浸水することを防止する建物の止水構造であって、上下方向に延びる一対の縦枠と左右方向に延び前記一対の縦枠同士を接続する下枠とを含み、前記開口部を囲むように前記壁部に装着される枠体と、少なくとも前記開口部の下側部分を覆うことが可能な形状と前記建物の内外方向において前記一対の縦枠に重なるような左右寸法とを有し、前記下枠に載置されることが可能な止水板と、前記一対の縦枠の室内側において前記一対の縦枠と前記止水板との間に上下方向に沿って配設される一対の縦シール部と、前記下枠と前記止水板との間に左右方向に沿って配設される下シール部とを含む、シール部と、前記止水板に配置され、駆動入力部と、前記駆動入力部に入力される駆動力を受けて前記止水板と前記一対の縦枠との間で前記一対の縦シール部を圧縮する一方、前記止水板と前記下枠との間で前記下シール部を圧縮するように前記止水板を室内方向および下方向にそれぞれ付勢する付勢機構と、を有する止水板取付機構と、を備える。
【0008】
本構成によれば、開口部を囲むように壁部に装着された枠体の下枠に止水板を載置したのち、駆動入力部に駆動力を入力すると、付勢機構によって止水板と一対の縦枠との間で一対の縦シール部を圧縮する一方、止水板と下枠との間で下シール部を圧縮するように止水板を室内方向および下方向にそれぞれ付勢することができる。このため、大雨や洪水等の非常時に、容易かつ速やかに止水構造を設置することができる。
【0009】
第二の発明は、前記第一の発明において、前記止水板取付機構の前記駆動入力部は、前記止水板のうち前記建物の室内に対向する面に配置されている。
【0010】
本構成によれば、駆動入力部が止水板の内面に配置されているため、作業者は室内側から駆動入力部に駆動力を入力することが可能になり、止水板の設置のために雨水などに濡れることが抑止される。
(【0011】以降は省略されています)
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